アリアンロッドリプレイ第3話「黒き魔の尖兵」 

プリプレイ
Scene1〜今回予告とハンドアウト〜

GM:さて、アリアンロッドの第3話だな。

リュート:気のせいか前回から一年くらい経ってる気がするんだが?

GM:一年も経ってるわけないだろ!まだ10ヶ月だ!

エフレイン:殆ど一年と変わらないだろ。

セレン:第2話よーやくあがったよね。

GM:お、俺が悪いんじゃないぞ。全部社会が悪いんだ!

リュート:お前が悪い。

エフレイン:なあGM、実はキャラシー(キャラクターシートの略)を見て分からない事が
      あるんだが?

GM:なんだ、結構予習したから割と答える自信があるぞ。

エフレイン:これが森の魔女の名前で、こっちが前回登場したNPCの名前って事は分かるんだよ。

GM:ふむふむ。

エフレイン:ただ、この『怪鳥ゴラドー』だけは何のことだか思い出せないんだ(一同爆笑)。

GM:ご、ゴラドー!?

セレン:(シートを覗き込む)ほんとだ、書いてる。

GM:……ごめん、マジで分からん。たぶんラスボスの名前だよ。

エフレイン:いや、それだけはありえんだろう。

GM:(無視)さて、まずは今回予告だな。


 今回予告
 美しき森の木々を侵食していく瘴気。
 魔族や妖魔たちに支配され恐怖に怯える人々。
 もはや森林の街バルトに以前の面影は無かった。
 アリアンロッドRPG第3話『黒き魔の尖兵』
 彼らの前に立ちはだかるのは二つの輝石

エフレイン:GM、シリアスに聞こえるぞ。

GM:安心しろ、どーせギャグになるから。

セレン:言い切ったよ。

リットン:姉さん……。

GM:今回予告の中に姉さんの『ね』の字も入ってないと思うんだが。

エフレイン:関係ないんだろ?しかし、ほんとに久しぶりすぎてよく覚えてないな。

GM:だろうな。俺はリプレイを起こしてたから大丈夫だが。
   まあ、こんなこともあろうかと(プリントアウトした紙を出す)。

リュート:なんだ?

GM:今回はハンドアウトを用意してみました。
 ハンドアウト
 主にオープニングでキャラクターが置かれる状況と関係のある
 NPCが記載された紙。
 

GM:じゃあ、リットンから。

 リットンベルク  コネクション 姉に似た人 関係 不明
 姉さんを探して君はついにここまで来た、周りの人たちの難しい話は
 良くわからないが姉さんはこの近くに居るらしい。
 そんなとき、君は姉さんにとてもよく似た人を見た。

リットン:(即答)走ります!(笑)

GM:まだ、ゲームは始まってないぞ。

セレン:それにしても、難しい話はよく分からないって……(笑)。

エフレイン:あの様子を見てるとほんとにそう思うけどな。

   セレン      コネクション 友人(好きに名前を決定) 関係 友情
 バルトの町に関する記憶は多くはない、子供の頃両親と一緒に母の家や
 神殿に行ったが見知らぬ街に不安感を抱いたことだけは覚えている。
 彼女は、不安を抱いていた自分と最初に友達になってくれた人だった。

セレン:友達か。

GM:まあ、こんな感じの友達です。名前考えて置いてください。

セレン:え〜〜っと、じゃあアミィで。

GM:なんかすぐに死にそうな名前ですね。

 リュート     コネクション 輝石  関係 渇望
 ミーティアほどの大都市の結界を張るのに使用されていた輝石
 思った以上に強力なアイテムらしい。
 ミーティアでは奪うことができなかったが、今度こそは。

エフレイン:悪党じゃねえか(笑)。

GM:大丈夫、きっとリュートは納得してくれる。

リュート:(小声で)クックックック。

セレン:ああ、怪しげな声が聞こえる。

 エフレイン    コネクション セレンが決定する 関係 既視感
 バルトに行く途中何故か仲間とはぐれてしまった、セレン(ボタン)と
 合流しようととにかくバルトに向かった君は。

 悪漢に囲まれている女の子を発見した(笑)。

エフレイン:オーケイ、いいだろう、行くとこまで行ってやる!(笑)

リットン:なんで一人だけハンドアウトに(笑)って書いてあるの?

GM:それはね、こいつがそういうキャラだからだよ。

エフレイン:コネクションの名前をセレンが決定するって事はセレンの友人なのか。



Scene2〜魔性面〜

GM:後は成長とキャラのレベルアップの申告をすれば終わりだな。

リットン:GM、魔性面が欲しいんですけど買っていいですか?

GM:魔性面って[武器攻撃]のダメージが上がる代わりに【精神】が下がるアレか?
   別にかまわんけど。

リットン:じゃあ、買います。街を歩いていると怪しげなアイテムを売っている
     店を見つけました。

店主:おにいさん、おにいさん、ちょっといいものあるよ。

リットン:なに?

店主:魔性面って言ってね。ちょっと呪われてるけど強力なアイテムさ。

リットン:もしかすると、このアイテムを被れば僕の呪いと対消滅を起こすかもしれない。

エフレイン:そこに登場、面を手にとって見てみよう。

リットン:エフレインさんも欲しいの?1000Gだよ。

エフレイン:俺は別のアイテムを買うからいい。

店主:お客さん、これはいい商品ですよ。装備すれば防御力も攻撃力も上がるんですから。

リットン:すごいや、じゃあ一つちょうだい。

エフレイン:(無言で店主の顔にお面をつける)。

店主:!$%&$#@!!(声にならない叫び)。

エフレイン:リットン、これは買わないほうがいい(笑)。

リットン:何言っているのエフレインさん。ボクだって錬金術師だよ
     このお面をつければどうなるかぐらい分かっていたさ。

エフレイン:そうなのか?

リットン:でも、ボクの呪いを解くためにはこれぐらいの荒療治が必要なんだ。
     これも全て姉さんを助けるためなんだ。

エフレイン:そうか。ちなみに心の中では万が一こいつの呪いが解けたら
      俺も買おうかな?とか思ってる(爆笑)。

リットン:ひどいよ、エフレインさん。



Scene3〜成長申告〜

各人の成長申告です。

リットン 筋力、器用度、精神を上昇。新たに《フライト》と《マジックキャンドル》を取得。
     マジックアイテム、魔性面を購入。

エフレイン 敏捷、知力、感知を上昇。《サモン・リヴァイアサン》のレベルを3に上昇 
      《ハイサモナー》を取得。赤き斜陽の剣を購入。

セレン 敏捷、感知、精神を上昇。新たに《ペネトレイトブロウ》《レイズ》を取得。
    特に新しいアイテムの購入は無し。

リュート サポートクラスをニンジャにクラスチェンジ。器用、筋力、知力を上昇。
     新たに《トラブルセンス》《リムーブトラップ》を取得。
     マジックアイテム俊足のブーツと一般アイテムシーブスツールを購入。



オープニングフェイズ
Scene4〜バルド幻想物語〜

GM:最初はエフレインのシーンからだ。

エフレイン:一応聞くんだが、どうやってはぐれたんだ?

GM:もうすぐバルドってところで水を汲みに行って帰ってくると皆いなかった(笑)。

エフレイン:奴ら……絶対いつか殺してやる!!(笑)

GM:ちなみに空から見てもよく分からん、そろそろ木が多くなってるしな。

エフレイン:まあ、なんとなくそんな予感はしてたから問題ない。
      ちっ、とりあえず俺もバルドに行くか。セレン(ボタン)が心配だ(笑)。

GM:じゃあ、君がバルドに向かって歩いていると。

エフレイン:不意打ちさえなければ多分なんとかなるか、最悪飛んで逃げれるし。

女の子:何するんですか!やめてください!!

エフレイン:はあぁ〜〜。

GM:おい、正義の味方呼んでるぞ。

エフレイン:(←ライフパスが[正義])分かってる、行くぞ。

GM:すぐに声のしたところには行ける。

エフレイン:どんな状況だ?いや、分かるんだけどな(笑)。

GM:状況としては襲われてるのがセレンぐらいの年の女の子、ちなみにヴァーナの猫族。
   襲ってるのは、なんていうか『北斗○拳』に出てきそうな二人組(笑)。

エフレイン:オーケー。まあ、相手がどんな奴らだろうとやることは変わらん。

GM:ただ、君はあることに気づくぞ。

エフレイン:なんだ?

GM:その女の子、ちょっと君とペアルックだ。

リュート:……あたま?

GM:(無言で頷く)。

エフレイン:マジか(驚)。

悪漢A:ハッ、舐めた口きいてるんじゃねえぞ『リング付き』が!
    『リング付き』は人間じゃねえんだよ!(笑)

エフレイン:(笑いながら)ちょっとまてお前ら!
      お前らは犯してはならない罪を三つほど犯したぞ。

一同:(笑)。

悪漢A:なんだお前、こいつは『リング付き』の上に猫耳なんだぜ。

リュート:猫耳は関係ないだろう。

エフレイン:(怒り心頭中)。

悪漢A:よくみりゃお前も『リング付き』か、ハッ(蔑)。

エフレイン:(チャージ完了)。まず一つ、か弱い女性を襲ったこと。
      二つ目、リングのことで俺のプライドを傷つけた。

悪漢B:アニキ、こいつ『リング付き』のクセして舐めたこと言ってますぜ。

悪漢A:ったく、これだから上下関係って物を分かってない奴は。

エフレイン:そして三つ目!それはお前らが存在していることだ!!(爆笑)

一同:え〜〜(笑)。

GM:ひでえ、存在まで否定するか?

エフレイン:うるせえ!てめえらも俺の存在を否定したんだよ!!(笑)

悪漢B:くそっ!お前こんな事してただで済むと思ってるのか!
    アニキはこの街の名士の息子なんだぞ!!

セレン:第一話でも聞いたなあ、その台詞。

エフレイン:あの時は手加減した、思えば手加減などするべきでは無かったかもしれないが。

悪漢A:あの時?何のことだぁ?

悪漢B:アニキ、こいつ『リング付き』のクセに生意気ですぜ。

エフレイン:お嬢さん、少し離れて耳をふさいで目を閉じていてください。

悪漢A:ったく、『リング付き』の分際でほんとに俺様に勝てると思ってるのか?

GM:そう言うと奴は黒い宝石の付いたアミュレットを取り出した。

エフレイン:なんだ?ボタンか?

GM:少なくとも君の知ってる形状ではない、で男がそのアミュレットに手をかざすと。

エフレイン:待て!

GM:いきなり「きゃ〜〜!!」って叫んで女の子が倒れる。ただし君には何の効果もない。

悪漢A:な、なぜだ!なんで痛がらねえんだ!!

エフレイン:それがお前達の最後の言葉か……、もうこの世に未練は無いな?

悪漢B:アニキ、なんかこいつやばいですぜ!

GM:悪漢たちは尻尾巻いて逃げようとするが。

エフレイン:逃がすわけ無いだろ!《サモン・リヴァイアサン》!!

GM:吹っ飛んでった。

エフレイン:よし、じゃあ女の子に駆け寄るぞ。

GM:まあ、そんなところで一旦シーンを切ろうか。



Scene5〜思い出の街〜

GM:じゃあ、次のオープニングはセレン。

セレン:えっと、過去話?

GM:はい、セレンが6歳ぐらいの時です。

セレン父:セレン、ここが母さんの実家だよ。

セレン:興味深そうに街を見てる。ところで、私の両親ってどんな人?

GM:父は髭を蓄えた人の良さそうな猫耳、母は優しそうな笑みを浮かべた猫耳(笑)。

セレン:そっか(笑)。じゃあ、母親の家に行こう。……そう言えば、なんで
    この街に来たの?ただの帰省?

GM:少なくとも君はそう聞いてる。ちなみにメンバーは君と君の両親、
それから護衛が一人。

セレン:まあ、冒険者ってわけでもないし護衛くらいつけるか。

GM:もっとも、その護衛は君の顔見知りだけどな。

セレン:顔見知り? 誰?

GM:君の家の近くにすんでるオジさん、名前はラットンベルク(笑)。

セレン:すごい、名前を聞いただけで誰か分かった(笑)。

リュート:リットンの息子の名前も決まったなルットンベルクだ(笑)。

セレン:でも、なんでリットンの父親が?

GM:ラットン自身この街に来る用事があったらしい。

セレン:どんな用事かは気になるけど、流石にセレンは知らないよね?

GM:勿論、ただ道中バルドの街の奥の森に行くっていう話はしてた。

セレン:とはいえ、6歳のセレンには関係ない話か。

GM:ああ、君は街に着くと遊んでなさいとか言われるぞ。

セレン:遊べといわれても……、この街に友達っているんですか?

GM:今のところ0。

セレン:じゃあ一人で遊んでる子供達の側に行って。ぽつーん。

子供(リットン):お嬢ちゃんこんなところで何してるんだい?
         ここは僕達のシマなんだぜ(笑)。

子供(エフ):ボクのお父さんは街のめいしなんだぞ(爆笑)。

セレン:さっきのやつらの子供時代?

子供(GM):大体お前ら猫族はずるいんだよ、鬼ごっこしても
       【敏捷】判定にボーナスがあるしよお(笑)。

リュート:なんてゲーム的な子供だ。

セレン:耳引っ張らないでよ!

子供(リットン):悔しかったらビームでも出してみろよ(笑)。

セレン:出るわけないでしょ!リットンの姉じゃあるまいし。

GM:まあ、そんな感じで仲間はずれにされてるセレンのところに
   一人の女の子がやってくる。ちなみに猫耳。

女の子:大丈夫?あなたがさっきこの街にきた子?

セレン:うん。

アミィ:私はアミィ、貴女は?

セレン:セレン。

アミィ:セレンちゃんか、この街に来たばっかりで友達もいないんでしょう?
    一緒に遊ぼうよ。

セレン:うん。

アミィ:じゃあ何して遊ぼうか?

セレン:鬼ごっことか?

アミィ:うーん、鬼ごっこじゃなくて【ヒューリン狩りごっこ】しない?

セレン:え?

リュート(のPL):やれー!ヒューリンを殺せー!!

アミィ:大丈夫、【敏捷】判定は私達のほうが有利だから負けっこないわ。

セレン:GM、この子変です。

GM:分かってる、おかしいな最初はこんな変なキャラにするつもりは無かったんだが。

セレン:まあいいや、やってることは鬼ごっこだよね?

GM:ええ。

セレン:なら遊ぶ。

GM:まあ、そんな感じの楽しい記憶を貴女は思い出していました。

セレン:……、まあ印象的ではあるよね。ヒューリン狩りごっこ楽しかったな〜。

GM:あなたのモンクとしての基礎もここで培われたと言えるでしょう。

セレン:え〜。

GM:いや、アミィもアコライト/モンクなんで一緒に修行したってだけの話ですが。

セレン:なるほど、なつかしいな〜アミィ元気かな〜。

GM:そんな感じで村に向かっているあなたは何か邪悪な気配を山のように感じます。

セレン:念のために聞くけど昔っからそんな街だったってことは?

GM:ないです。昔はマイナスイオン全開だったのに今は瘴気が一杯って感じですかね。

セレン:こんなところに放置されて、エフレインさんは大丈夫かな?

リュート:だめですよリットン、貴方が蝶々を追いかけたりするから。

リットン:ボクのせいじゃないよー。

GM:さて、そんなところでバルドの街が見えてくるわけだが。


Scene6〜現在の街〜

GM:瘴気の漂う森を抜け、君達が目にした街は。

リュート:まあ、邪悪化が進んでそうなイメージはあるんですが。

GM:北斗の○っぽかった。

リュート:なんてこった!!

セレン:いや〜〜〜、バルドの街が〜〜!!

リュート:時はまさに世紀末って感じですね。

GM:遠目で見た印象では街の中心に向かって石材を運んでいる人たちと
   それに鞭を打ってる人たちがいる。
   そして街の中心には建造中のピラミッドが(爆笑)。

セレン:なに!この街!

リュート:ここまで上と下がはっきりしてると心地よさすら覚えますね。

GM:リュートの言うとおり上と下ははっきり分かるぞ、具体的に言うと下の人間は
   きっちり孫悟空だ。

リュート:エフレインさんは捕まってしまったんですかねえ。
     そうだセレンさん、ちゃんとボタンは持ってます?

セレン:持ってる、よね?

GM:ありますよ、きちんと。

リュート:じゃあセレンさん、あっちの人たちに向かってボタンを押してくれませんか(笑)。

セレン:えっと(悩)。

リットン:確かに試してみたほうがいいかも。

エフレイン:なんでだ!!(笑)

セレン:ぽち。

エフレイン:があああ!!!

GM:目の前の人たちには変化は見られない。

リュート:なるほど、エフレインさん以外には効果が無いわけですね。

リットン:よかったね、周りの人に被害が出なくて。

エフレイン:よくねえよ!

GM:あと上の人間にヴァーナはいない。

リュート:確かこの街ってヴァーナが多いんでしたっけ?

セレン:そのはず。

リットン:早くエフレインさんを探しに行こうよ。

セレン:そうね、もし何かあったら大変だし。

GM:突然ボタンを押されたりするからな(笑)。ところでリットン。

リットン:何?

GM:あのピラミッドのところにいるのは……。

リットン:(GMを遮って)ダッシュします!

GM:まあ、想像してる通りなんだが。たった一人だけリングをつけてないヴァーナがいる。

リットン:姉さん!!



ミドルフェイズ

Scene7〜奴隷たちの現状〜

GM:さて、次はエフレインのシーン。

エフレイン:俺はさっきの突然のボタンで気絶してる。

GM:オーケー、じゃあ君が目を覚ますとそこにはさっきの少女がいるぞ。

エフレイン:ここは?

少女:ここは私達の……『リング付き』と呼ばれている者たちの家です。
   貴方が作業中に気絶したって言ったらすんなり運び込めました。

エフレイン:なんとなく納得した。ところで、君達はどうしてこんなもの(リング)を?

少女:私達は支配されているんです、あの邪悪なものに。

エフレイン:そうか。神殿め!!(笑)

少女:なんでそこで神殿が出るんですか!

エフレイン:違うのか?てっきりこの街の神殿が君達を支配しているものだとばかり(笑)。

少女:違います、申し遅れましたが私の名前はアミィ、少し前までこの街の神殿で
   侍祭(アコライト)をしていました。

エフレイン:なんだって!そうか、それは失礼なことを言ったな。

アミィ:昔、友達と一緒に遊んでいたときが懐かしいですけどね。もっとも、今では
    その友達も犯罪者として指名手配されてるんですけどね。

エフレイン:一体この街に何があったんだ?GM、基本的なバルドの情報は知ってていいよな?

GM:ああ、セレンから聞いて知ってる。ついでに言うとこの家の窓からも
   ピラミッドは見えるぞ(笑)。

エフレイン:……、本当に何があったんだ?こう言ってはなんだが君達は奴隷階級にしか
      見えないし。

GM:一番の理由は『セレンの友人達を襲うことでセレンのPLに敵と戦うモチベーションを
   持ってもらいたいという』。

エフレイン:誰がGMに聞いた!俺はアミィに聞いたんだ。

アミィ:原因は分かりません、ただ急に森から瘴気があふれ出して妖魔たちが
    襲ってきたんです。
    抵抗した人たちもいましたけど、あの二つの輝石を持つ妖魔には勝てなかった。

エフレイン:二つの輝石か。

アミィ:その妖魔はこう言ったんです、自分達に協力すれば殺しはしないと。

エフレイン:そして逆らうものにはその仕打ちか。協力って言うのはあのピラミッドの事か?

アミィ:違います、協力というのは妖魔たちが探しているラットンベルクという男を
    探すことです。

エフレイン:ラットンベルク?

GM:想像ついていいぞ(笑)。

エフレイン:まあ、すごくわかりやすい名前だからな。

アミィ:そしてそのラットンベルクをこの街に引き入れる手助けをしたのが
    私の友達の両親でした。
    その両親がたまたまヴァーナだったという理由で私達ヴァーナ特に猫族が
    迫害を受けているんです。

エフレイン:しかしヴァーナ以外にも居るみたいだが、彼らはどこから?

アミィ:ヴァーナだけがリングを付けられたわけではないんです。
    基本的に街の人全てにリングは付けられました、ただその中で実力と忠誠を
    認められた人は輝石の力を使ってリングを外して貰って支配階級になっているんです。

エフレイン:気に食わんな。

アミィ:えっ?

エフレイン:気に食わないと言っている。

リュート:どーせリングを付けているのが嫌なだけでしょう?(笑)

エフレイン:悪いか!ヴァーナ差別とかリットンの親父を探しているとかはどうでもいいんだよ!
      俺はこのリングを使っている奴を許せない!(笑)

アミィ:でも、私たちはあなたを助けることはできないんですよ。

エフレイン:構わないさ、黙っていてくれるだけでいい。どうせその輝石を持っている奴に
      用があるんだ。
      君たちはあの黒いペンダントが壊されれば死んでしまうんだろ?
      それなのに無理やり手伝わせるなんてことは……。

アミィ:何のことですか?

エフレイン:え?だからあのペンダントが壊れれば君たちは緑色のドロドロに。

アミィ:そんな馬鹿な話あるわけないじゃないですか(一同爆笑)。
    確かにあれの中枢をコントロールすればそうなるって聞きましたけど
    いくらなんでもあんな遠隔操作ボタンみたいな端末が壊れたくらいで
    死にはしませんよ。

エフレイン:……。まあいい、ところで奴隷同士のネットワークのようなものは無いのか?

アミィ:一応ありますけど。

GM:どうでもいいがその奴隷って呼び方なんとかならんか?
   せめて『リング付き』って呼んでやれよ。

エフレイン:いや、俺の中では『リング付き』と『奴隷』なら『奴隷』の方が高等なんだ(笑)。

GM:そうか、わかった。

アミィ:接触するだけならいつでもできると思いますけど。

エフレイン:部外者が紛れ込んで気づかれないか?

アミィ:大丈夫、リングの付いていない人たちは『リング付き』のことなんて気にしませんから。

エフレイン:そうかもしれんが、元は同じ街の住人だろう?
      流石に顔を知っている奴も多いんじゃないのか。

アミィ:街の住人で支配階級になっている者はそこまで多くは無いですから。
    基本的には何も知らずにこの街にやってきた冒険者たちです。

エフレイン:冒険者が?

アミィ:ええ大抵の人は、輝石の力を見た後に支配かリングを選べと言われると
    支配を選ぶんです。

エフレイン:まあ、当然といえば当然か。

アミィ:昔は人が人を思いやるいい街だったのに。

リュート:今は人が人を監視し支配する街ですか、いやぁ実にいい街です。

アミィ:もっとも今一番私たちを迫害しているのは元街の住人の男なんですけど。

エフレイン:どんな男だ?

アミィ:チジュっていう男です。

エフレイン:チジュ?……駄目だ由来が思いつかない。

GM:お前、俺の出すNPCはみんな簡単な名前だと思ってるだろ。

セレン:違うの?

GM:まあ、チジュってのもアミィの知り合い→チジン→チジュって事なんだが。

エフレイン:そうか、まあ普段の奴よりましだな。

GM:というわけで、この後アミィが仲間のところに連れて行ってくれる
   というところで一旦シーンを切るぞ。


Scene8〜支配者たちの現状〜

GM:じゃあ次はセレンとリュートのシーンだ。

リットン:僕は?

GM:姉を追ったまま合流できてないので登場不可、勿論エフレインもだが。

エフレイン:まあ、それはわかってるさ。

リュート:どんな感じです?

GM:リングを付けてる人たちは君たちが側を通ると「ひっ」って言って脇に退く。
   セレンのことを不審そうに見る奴もいるけど何も言わない。

セレン:リングの無い人たちは?

GM:割と絶対数が少ないのであまり見かけません、ただたまにセレンの方を見ては
   ニヤニヤ笑ってる。

セレン:いやな感じだ。

リュート:私の場合中の人(PL)は高揚感で一杯なのですがねえ。フフフフフ。

GM:君たちが大通りを歩くと周りの連中はみんな脇に退くぞ。

リュート(のPL):ヒャハハハハ、最高じゃないですか。

エフレイン:《サモンリヴァイアサン》で吹き飛ばしてえ。

リュート:それはさておき、リングの有る無しでだいぶ違うみたいですねえ。

セレン:ですね。

リュート:ちなみにここで待っていてエフレインは来ると思いますか?

セレン:多分こないんじゃないですかねえ、もしかすると既にリングを付けた人たちの
    仲間になっているのかも知れませんけど。

リュート:まあ、彼は正義の味方ですからね。

GM:どっちかっていうとリング付きの味方って感じだがな。

リュート:流石に情報を集めないと始まりませんね。どこかに話を聞けそうな場所はありませんか?

GM:『リング付き』でよければ道の隅っこでドラム缶の焚き火にあたってるが。

リュート:『リング付き』なんかどうでもいいです、支配階級に話を聞かないと。

セレン:まあ、あっちの情報はエフレインの方が調べやすそうだし。

GM:そっちはちょっと酒場っぽいところで飲んでる。

セレン:イメージとしてはまんま北○の拳の酒場って感じ?

GM:ええ。

セレン:でも、もしかすると支配階級はきちっと管理されてて潜り込みづらいかも。

リュート:ここは外から来たでいいでしょう、下手な嘘をついてばれると厄介です。
     まずは輝石の情報を集めるのが先決でしょう。どーせ輝石を持ってるのは
     親玉なんですから芋づる式に情報も手に入りますって。

セレン:それはそうなんだけど街の人には悪い気がする。

リュート:とはいえここで奴隷になったところで何かが変わるわけではないでしょう?

セレン:そうなんだよね、まあ行くしかないか。ヴァーナにリング無しがいないのが
    気になるんだけど。

リュート:その場合は別に酒場に行かなくても捕まりますし、運がよければエフレインさんとも
     合流できます。


 その後酒場に入ったリュート達は自分たちの実力を見せつけることに成功したのだが。

リュート:毒消しも持たずに私に喧嘩を売ったことを後悔しなさい。

酒場の男:強えじゃねえか。

リュート:確か強いものは支配か奴隷かを選べるんでしたよね。

酒場の男:ああ、そのとおりだ。お前たちはどっちを選ぶ?

リュート:勿論、支配階級です。

セレン:まあ仕方ないか。

酒場の男:そうだな、新入りに分りやすく俺たちの仕事を説明してやるか。
     とりあえず日がな一日酒を飲んで『リング付き』をいびってればいいんだ。

セレン:駄目な仕事だ(笑)。

酒場の男:後はラットンベルクっていう男とそいつの息子、それにセレンとかいう
     ヴァーナの小娘を捕まえればいいんだ(笑)。

リュート:ハッハッハッハ!!(狂ったように笑い出す)

エフレイン:壊れたぞ。

セレン:ドックンドックンドックン(心臓の音)。な、名乗らなくてよかった。

リュート:いやあ、私も実はそいつらを探しているんですよ。親の仇でして。

酒場の男:リットンベルクは極悪人って話だからな。ところでそっちの姉ちゃんは
     なんて名前なんだ?

リュート:(さらっと)ああ、彼女はセリスといいます。

セレン:どーも、セリスです。人相は思いっきりセレンだからびびりまくってるけど。

GM:男は全然気にしてません、IQ低いから(笑)。



Scene9〜姉?の足跡〜

GM:次はリットンのシーンだが。……こら!起きろリットン!!

エフレイン:リットン!しっかりするんだ!

リットン:ん〜。

GM:とりあえずお前はベットから出ろ、自分ちだからってくつろぎすぎだ。

リットン:寝てないよ〜。

GM:ほう、ならさっきのシーンで何があったのか言って見ろ。

リットン:えっとね、高笑い(一同爆笑)。

セレン:間違っちゃいないけど。

GM:まあいい、とにかくリットンだ。

リットン:姉さんはどこですか?

GM:姉らしき人の影を追ってピラミッドの近くまで来たんだがそこには姉の姿は無かった。
   ただし周りに人はいっぱいいる。

リットン:おかしいな〜、そういえば気づいたらセレンさんとリュートさんもいない。
     参ったな、あの年で迷子になるなんて。

セレン:それはこっちの科白だ。

エフレイン:順調にパーティがバラバラだな(笑)。

リュート:ここで私がセレンを突き出せば完璧だ(笑)。

リットン:とにかく、ボクが皆を探さないと。そこら辺の人に聞きます。
     ねえおじさん、姉さん見なかった?

GM:(ダイスを振る)えっと、お前が話しかけたのは『リング付き』だな。

男性:(びびりながら)。お、おねえさんですか?

リットン:そう。こんな感じの人って姉さんの人相を言います。

GM:猫耳のことは言う?

リットン:言わない。

GM:じゃあ、流石にわからんな。

リットン:ボクと姉さんって似てたりしない?

GM:男と女だし、大体いくつ離れてると思ってるんだ?エレーナは17ぐらいだぞ。

リットン:ボク15歳だよ。2つしか違わないけど。

GM:え!?15歳!

セレン:普段子供科白しか言わないから忘れがちだけどリットン君って割りと大人だよ。

GM:ん〜、なら。

男性:えっと、その方は頭にリングは付いていませんよね?

リットン:付いてるわけ無いじゃん。

男性:ああ、すみません(怯)。

エフレイン:彼らが可哀想だ、というか今日はPCがみんなむかつく(笑)。

男性:確かにさっきリングの付いていない女性は通りましたけど。

リットン:なんか、言葉の歯切れが悪いなあ。そういえば、知らない人との話し方を
     姉さんから教わった気がする。えっと、そのリングお似合いですね(笑)。

男性:そ、そうですか。ははは(虚ろ)。

リットン:やったこれで和やかに会話できる。

リュート:彼の心には恐怖心が植えつけられたに違いない(笑)。

リットン:でも、相手と和やかに会話したいときは着てるものを褒めろって
     このおじさんリングが一番きれいだし(笑)

男性:でも、さっき通った方が君のお姉さんのはずがないんだよ。

リットン:どうして?

男性:さっき通った人はね、とても偉い人なんだ。我々を管理している集団の幹部だと
   聞いたことがある。

リットン:この街って支配されてるの?

男性:当たり前じゃないですか!ってもしかして君は旅人かい?

リットン:そうだよ、ついさっきこの街に来たの。

男性:な、なんだ旅の人か。

リットン:どうしたのおじさん?

男性:君、悪いことは言わないからすぐにこの街から出るんだ。そしてこの現状を
   他の街の神殿に伝えてほしい。

リットン:なんで?ボクまだこの街でしなきゃいけないことがあるんだ。

男性:駄目だ!これ以上ここにいると君は頭にリングを付けられてしまう!
   リングを付けられるというのは人間じゃなくなるって意味なんだよ!(笑)

リットン:ボクの知り合いもそんなリングを付けてるよ?

男性:……そうか、可哀想に。いいかい僕、その人のことは諦めるんだ(笑)。

リットン:そんな、エフレインさんが!って、まあそんなことはどうでもいいから
     姉さん知らない?

エフレイン:おまえ、後で覚えとけよ。

男性:姉さんかどうかはともかく、さっきの人はこの奥の森に向かったけど。

リットン:森?

GM:まあ、基本的に森に囲まれてる街だが、この場合は北の森を指してるみたいだ。
   ちなみに君たちが来たのは南側。

リットン:……リットン思考チェ〜〜ック!1.一人で行く、2.皆で行く。
     よし!目立つように一人で行こう!そうすればきっと気づいてくれるはず。

男性:ちょっと待って!

リットン:どうしたの?

男性:目立つのはまずいよ、奴らは君みたいな子供相手でも容赦しない。
   一緒に来た人が居るんなら酒場に行ってみたらどうだい、この街に来た旅人なら
   大抵酒場に行ってるはずだから。

リットン:わかった、じゃあそっちに行ってみるね。

GM:そういって君が歩き出すと、後ろから「なんだ手前、サボってんじゃねえよ!」
   とかいう声が。

リットン:くるり。おじさん!

GM:君がそう言おうとした瞬間。

男性:(心の声)来ちゃ駄目だ、少年。

リットン:(心の声)おじさん!

リュート:(爆笑中)

GM:男性はずりずり引きづられていく。

リットン:周りの人は?

GM:支配階級の奴らは一人だけ。

リットン:タキューン!!(撃った)

男性:な、なんてことを。早くここから離れるんだ!

リットン:なんで?

男性:さっきの銃声を聞きつけて他の奴らが来るかもしれないんだ!

エフレイン:登場していいか?

GM:オーケー。

エフレイン:なら登場する。さっきの銃声はなんだ?

アミィ:わかりません、ただこっちの方には私たちのリーダー格の人が。あっ、リーダさん!

エフレイン:リーダーだったのか!

男性→

リーダ:アミィじゃないか、ん?そちらの方は?

エフレイン:こいつ(リットン)の仲間のエフレインだ。

リーダ:そうか、君が(憐)。

エフレイン:とにかくここから離れた方がいいな、撃たれた奴はどうなってる?

GM:即死だ。なんせエキストラ(データを持たないNPC)だし。

エフレイン:近くに川はあるか?

GM:あるけど。

エフレイン:そこに死体を叩き込む、あとこの辺り一帯を《サモンリヴァイアサン》で洗い流す。

GM:それは割とすぐにできるが、そうこうしてると「さっきの銃声はなんでしょうかねえ」とか。

リーダ:とにかく一旦隠れましょう、隠れ家があるんです。

エフレイン:どこだ?

リーダ:建設中のピラミッドの中です!(笑)

一同:そこかよ!


Scene10〜悪意のサブマスター〜

GM:さて次の……。

リュート:(GMを遮って)さっきの銃声はなんでしょうかねえ(笑)。

GM:というわけでリュートとセレンのシーンだ。

セレン:正体がばれやしないかとびくびくしてます。

リュート:大丈夫、あなたぐらいの年頃のヴァーナのアコライトがこの世界に何人いると
     思ってるんです?
     そんなことよりさっきの銃声、あれは奴に違いありません。

酒場の男:やつ?まさか!

リュート:そう、そのまさかです。

酒場の男:……リットンベルク。畜生!探せ!見つけた奴には報酬は思うがままだぞ!

リュート:これで効率よく人探しができます。

セレン:探し方がひどいと思うけど。

エフレイン:というかこいつら別にリットンを生け捕りにしようとか考えてない気がするんだが。

リュート:大丈夫です、私の知っているリットンはエキストラにやられるような
     キャラクターじゃありません(笑)。

リットン:狙撃してやろうか?

リュート:いやあ、久しぶりに悪役やってますね。ところで私今日のサブマスターでしたっけ?

GM:頼んだ覚えは無いな。


Scene11〜ピラミッドパワー〜

GM:さて、ちょっと早いがリットンたちだ。ピラミッドの中の一室に『リング付き』が
   集まってる。

エフレイン:じゃあ、俺たちの状況を説明するか。簡単に言ってしまえば俺たちはこの街を
      支配している連中の黒幕に用があるんだ。

リットン:姉さんが!?

エフレイン:リットン、少し黙ってろ(笑)。つまり具体的に言うとこのリングを外せる
      人間を探している。ところで奴らは一体何者なんだ?

リーダ:奴らは自らを『新世界統一教団』と名乗っています(笑)。

リュート:おい。

セレン:なにその新興宗教みたいな名前。

GM:なんとなく頑張ってそんな名前を考えてみた。

リュート:そんな名前を考えるくらいならリーダーの名前くらいちゃんと考えろよ。

エフレイン:まあこのGMだからな、気にしても仕方ないさ。ところでリーダさん。
      俺はその組織の親玉に用がある、というかぶっちゃけ潰す気だ。

リーダ:そういうことなら確かに私たちにとっても大歓迎ですが……。

エフレイン:安心しろ、反抗を起こしてほしいとは言わない。そのリングがある限り
      歯向かうことはできないだろうからな。

リーダ:ええ、せめてリットンベルクかセレンという人間を差し出せれば
    リングを外してもらうこともできるのですが。

リットン:呼んだ?

リーダ:別に君の事は呼んでないよ。

リットン:でもさっき。

エフレイン:チョップをかます。だから別にお前の事は呼んでいないぞ、ベルク。

アミィ:大丈夫ですか?その子ちょっと頭が悪いみたいですけど。

エフレイン:大丈夫、こいつはいつもこうだから。

リットン:そんなことより、セレンさんも探されてるの?

エフレイン:こら!

アミィ:もしかして貴方達、セレンの事を知ってるんですか?

リットン:(神殿の人だし)悪い人だよ。

アミィ:悪人……、やっぱり間違いありません!いや、間違いです!(笑)

セレン:さっき一瞬変なこと口走ったような?

リュート:あまり深く気にしない方がいいですよ。

アミィ:セレンは私の友達なんです!一緒に覇道を極めようと誓った仲(笑)。

リュート:悪人だ!(笑)

アミィ:私とセレンは仲のいい友人でした。彼女と一緒に修行した日々は忘れもしません、
    彼女が私の放った《アンデットベイン》に耐え、私が彼女の拳に耐えるといった
    修行をしていた仲です。

リュート:それは一方的にセレンが不利じゃないか?(笑)

GM:深くは気にするな。

エフレイン:そういえば、ずっと気になってたんだが。このピラミッドが何のために
      造られているのか知らないか?

リーダ:このピラミッドですか?

エフレイン:ああ。正直、詳しい情報は期待してないんだが。

リーダ:これは妖魔たちが支配の象徴として造ったもの。具体的に言うとGMが
    ノリと勢いで造ったものなのでゲーム的な意味はありません(爆笑)。

エフレイン:無いのか!滅茶苦茶気にしてたのに!(笑)

リットン:そんなことは無いよ、このピラミッドからは確かに魔力を感じる。
     と言って《センスマジック》をします。

GM:なら、このピラミッドの魔力が分かるな。

エフレイン:魔力?さっきゲーム的な効果は無いとかなんとか。

GM:このピラミッドが完成すると中に入れている食べ物が腐りにくくなることが分かるぞ(笑)。

セレン:ピラミッドパワー?

リュート:確かに便利ですけど。

リットン:ここには輝石の力が感じられる!

GM:まあ、黒の輝石の力、つまり<闇>属性の力はある程度感じられる。

エフレイン:なんだと?

アミィ:まあ、私たちは黒の輝石の力でリングを管理されていますから。

エフレイン:なるほど。ところで俺は作業に紛れ込んだりはできるのか?
      自分で言うのはなんだが結構目立つぞ?

アミィ:それは心配ありません、前にも言ったとおりリングの無い人たちは
    『リング付き』の顔はもちろん、羽の有る無しすら気にしません。

エフレイン:そ、そうか。ちなみにリングが有るとどのくらい行動が制限されるんだ?

アミィ:街の外に出ることと、娯楽施設に入ることを除けば労働している振りをすれば
    大丈夫だと思います。

リットン:姉さんのところにはいけるの?

エフレイン:姉さん?

リットン:エフレインさんに姉さんに似た人を見たことを伝えます。
     というわけで姉さんは北の森にいるの。

アミィ:でも、北の森はこの街の周辺でも最も瘴気の濃い場所。
    普通の人間が入れば一時間と持たずに動けなくなるでしょう。

エフレイン:詳しいな。

アミィ:一度、北の森の中にある奴等の拠点まで荷運びをしたことがあるんです。

エフレイン:そんなことをして大丈夫なのか?

アミィ:私たちにとってのスイッチになっているあのアミュレット、あれを持っていると
    黒の輝石の力で瘴気の影響を防ぐことができるんです。

エフレイン:それは一個で一パーティ分いけるのか?

アミィ:一人一つは必要です。持っている人から奪うか保管庫を襲うかすれば手に入ると
    思いますけど。

エフレイン:保管庫はどこなんだ?

アミィ:チジュという男の家です、あいつはうまく妖魔に取り入って権力を得ていますから。

エフレイン:嫌な街だ。

セレン:うん。

GM:まあ、そんなことを話してると外の声が聞こえてくる。

『リング付き』A:おい、聞いたか?この街にリットンベルクが入り込んだらしいぜ。

『リング付き』B:聞いた聞いた、捕まえれば報酬は思うがままだってよ。

『リング付き』A:リングも外して貰えるんだよな、よし!探せ!リットンベルクを探せー!!

リットン:なんか呼ばれてるような。

エフレイン:リットンの口を押さえる。ここで正直に名乗ると姉さんに会えなくなるぞ
      なにか適当な偽名を使うんだ。

リットン:分かった、ボクラットン(笑)。

エフレイン:それもまずい!

リーダ:さっき一瞬ラットンとか言いませんでしたか?

リットン:えっと、さっきそこをネズミが。

リーダ:ああ、ラットですか。紛らわしい。

GM:そこに『リング付き』が一人入ってくるぞ。

『リング付き』A:聞かねえ声だと思ったら、リーダさんそこのガキは誰なんだ?

リットン:ボクはベルク!

リーダ:旅の人らしいんだが……。

『リング付き』A:おいおい、リーダさんよお、駄目じゃねえかよそ者が来た場合は
         ちゃんと報告するって決まりだろ?

リュート:こいつ、ポイント稼ぎだ(笑)。

『リング付き』A:ベルクとか言ったな、ついて来い、この街には最初に行かなきゃいけない
         場所があるのさ。

リットン:うん。ありがとう親切なおじさん。

エフレイン:これは俺がついていかないとまずいな。

『リング付き』A:リーダ、この事は後でちゃんとチジュさんに行っておくからな?

リーダ:くっ。

リュート:(小さな声で笑い続けている)

GM:どーでもいいんだが、リュート……というか緋月楽しそうだな。

エフレイン:多分、こんな世界が大好きなんだろう。そんなことより。

 エフレインはアミィにセレンのことを伝えると男の首筋に一撃を叩き込み眠らせる。

エフレイン:こいつがサボっていても気にする奴なんていないよな?

リーダ:心配する奴はいません。ただすぐにサボったことを見つかって密告されると
    思いますけど。この街では殆どの事が減点対象ですから。

リュート:同時に殆どの事が加点対象でもあるわけか。

GM:実にいい街だな。

リュート:まったくだ。クックックック。

リットン:ピキーン。リフレインさんリフレインさん!(笑)

GM:誰だ!それは!(笑)

リットン:ごめん間違えた。エフレインさん。ボクはベルクウッドだよ。

エフレイン:分かった、分かったから黙ってろ。しかし、この調子なら隠れ続けるのは
      難しそうだな。

GM:まあ、そんなことを考えてる間にも3人ぐらいやってきて同じ会話を(笑)。

エフレイン:駄目だ、本気できりが無い。しかもノリだけで気絶させたが流石にこの数は。

アミィ:大丈夫、私はアコライトですから神殿のマジックアイテムが使えます。

エフレイン:何かいいアイテムがあるのか?

アミィ:ええ、このヘッドホンを付けてしばらくすれば別人になってます(笑)。

リュート:し、神殿こえー。

エフレイン:まあいい、とにかく早くセレンと合流してアミュレットを確保しないと。
      そのチジュの家は分かるのか?

アミィ:はい、知り合いですから。彼も昔は普通だったのにこの制度が出来てから
    豹変してしまって(笑)。

エフレイン:じゃあ、外に行くぞ。


Scene12〜よーやく合流〜

 ピラミッドの外には何人かの人間が集まっていた、そこで合流を果たした
 PC達の前にチジュが現れる。
 ちなみにエフレインはリュート達付きの奴隷ということになった(笑)。

チジュ:リットンベルクが入り込んだって聞いたんだがな。

リュート:すいません、私も銃声だけを聞いて早とちりしてしまったようで。

チジュ:そこのガキは年恰好が似てるんだけどなあ。

リットン:ボク、ベルクウッド!

チジュ:そういえばリットンベルクを判別する方法を教えてもらってたっけな。
    確か「お前の姉は俺が預かっている」って言えばいいんだったか。

エフレイン:リットンの口を押さえる。どうしたリットン、気分が悪いのか?

リットン:ん〜〜!!

チジュ:おい、大丈夫か?そのガキ顔が紫色だぜ(笑)。

エフレイン:ど、どこか休める場所を!

リットン:抵抗が弱くなっていきます。

セレン:とりあえず宿の二階にでも。


Scene13〜チジュ……散る(笑)〜

 宿の二階でPCたちは今まで手に入れた情報を交換し、今後の行動方針を練る。
 色々な意見が出たが結局は。

 チジュ邸を強襲しアミュレットを確保、その後アミィに道案内をしてもらい
 親玉のところを強襲するという作戦だった。

エフレイン:アミィを信用し切れるのかとか色々疑問はあるんだが。

セレン:(リットンを見ながら)でも。

リットン:姉サーン!!ウホー、ウホー。キェーーーー!!

リュート:これ以上時間をかけるわけにはいきませんね。

 魔性面を付けたリットンからは理性の灯火さえ見ることは出来なかった(笑)。

GM:というわけでチジュ邸前だ。

リットン:チジュ、行ク、狩ル、狩ル!!

リュート:ついでにチジュの持っている大きなアミュレットとやらも貰ってしまえばいいでしょう。

リットン:カットカットカットカット!!!!

リュート:なんか、このリットンを放置しておけばこれ以上無い陽動になるような気がします。

セレン:まあ、流石にそれはまずいからさっさと行こうか。

エフレイン:チジュの家の扉をノックするぞ。

チジュ:誰だ?

リュート:部屋に入ります、すいませんアミュレットを貰いに来たんですけど。

チジュ:ああ、ちょっと待ってろ。

GM:といってチジュは金庫を開ける。その中にはアミュレットが大量に入ってるぞ。

リットン:狩ッテイイカ?狩ッテイイカ?

セレン:リットン君はしゃべらない方がいいよ。

リットン:キェーーー!

GM:なんていうかロールプレイ楽そうだな、キャラとか考えなくていいし。

リットン:カットカットカットカット!!!!

リュート:これはもう難しいことを考える必要がないかな。

リットン:モウ我慢デキナーーイ!!(爆笑)

セレン:リッ……ベルク君!

エフレイン:駄目だ、完全に暴走してる!(笑)

リットン:オ前ノ血ガ見タイーー!!(笑)銃を撃ちます。

チジュ:なっ!

リュート:まったく。少し早いですよ。

チジュ:手前、どういうつもりだ?

リュート:分からないんですか?思ったとおり頭が悪いですねえ。

エフレイン:お前はここで倒されるって事だよ。

チジュ:はっ!粋がるなよ雑魚が!闇の輝石の恩恵で力を増している俺に勝てるわけねえだろ!

GM:そう言うとチジュの上半身が膨れ上がりシャツが破ける。

セレン:ほんとに今日は北○の拳のノリだね。

リットン:死ネエエエエエエエエエエ!!

 ここからは戦闘ラウンドで解決していったのですが、正直チジュのデータは
 基本ルールブックに載っている4レベルモンスターのオウガのデータ。
 いくらなんでも3レベル4人に勝てるわけがありません。

GM:マイナーアクションで《スマッシュ》、メジャーアクションでパンチ!

リュート:そんなもの……出目だけで回避してますよ。

チジュ:くっ、この俺の一撃より早いだと!

リュート:なかなかいいパンチですがこの辺りじゃあ2番目です(笑)。

チジュ:なにぃ!じゃあ一番は誰だっていうんだ!

リュート:さあ、スピードだけなら私ですけどね。

セレン:チッチッチとか言わないの?

リュート:言いません。

 と、年齢を疑われるようなネタは置いといて。

エフレイン:お前はやってはいけない事をやりすぎた!……くそ、外したか。

セレン:《ペネトレイトブロウ》を使うまでもないか、普通にパンチ……命中!!

リットン:ボクノ番ダナ、裂ケロ潰レロ弾ケロ爆ゼロ!!……ダメージは15点。

GM:くっ、たったの1ラウンドでHPが半減か。

エフレイン:楽勝だな。

GM:馬鹿いうな、この時点でイベントだ!チジュの手元のアミュレットが怪しく光る。

チジュ:こ、こんなはずじゃ!俺の力が!俺のチカッ……ぐお!!

エフレイン:なんだ?

リットン:弾ケロー!!(笑)

GM:アミュレットの輝きが最高点に達したとき、アミュレットは砕け散る。
   そしてその欠片はそのままチジュの体の中に吸い込まれる。
   吸い込まれた部分から黒く染まっていくチジュの体。

セレン:まさか、邪悪化!?

エフレイン:まあ、体に悪そうなアイテムだったからな。

GM:一気にデータがパワーアップだ!まあ、HPは変わらんけどな。

チジュ:なんだ、この体は。

セレン:それが今まであなたがしてきたことの報いよ!

リットン:キャーーーーー!!

セレン:ごめん、隣の人のほうが怖い(笑)。

チジュ:報い?馬鹿なこと言うんじゃねえよ。すげえぜ、力がみなぎってくる。
    このスピード!このパワー!これで負けたら……馬鹿だぜぇ!!(笑)

セレン:フレイ○ードだ!

リュート:馬鹿ですね、その科白を言ったら負けますよ(笑)。

エフレイン:一番早いのが向こうとはいえ全員ノーダメージ、余程のことがないとこっちの
      負けは無いだろ。

GM:……、あれ?

リュート:どうしました。

GM:ごめん、こいつ【行動値】下がってる、しかも【回避】も下がってるし!(爆笑)

エフレイン:何が強くなったんだ?

GM:ダメージが15(4D)に増えたぞ。

 15(4D)、15+4D6という意味。ちなみにさっきまで8(2D)だったので
 攻撃力だけは倍近い。

リュート:命中17でダメージは18点!

GM:《ハードマッスル》使用、これで食らうダメージを……5点しか減らない。
   し、しかも防御力下がってるし(笑)。

 その後攻撃が空振りし。

エフレイン:せめて派手に散らせてやる!フェイトは使わんが最大火力……32点!

GM:の、のこりHP6点だったのに……、やられた。

リュート:本当にパワーアップしてたんですか?

GM:多分、だんだん自信なくなってきたけどな(笑)。

 ちなみに戦闘後ドロップ品チジュの筋肉(300G)をゲット。

セレン:このアイテム凄い嫌だ。

エフレイン:本来はマッスルームの菌糸なんだよな。

リュート:さて、じゃあ騒ぎが大きくなる前に親玉のところに行きましょうか。



クライマックスフェイズ
Scene14〜rosa ferben……桜色……〜

 瘴気に犯された森を一向は足早に進んでいく、街の方ではチジュ邸の騒ぎが
 知れ渡っているだろう。
 もう、引き返すわけにはいかなかった。
「みなさん」
 先頭を歩いていたアミィが前方を指差した、そこにあったのはこの黒く毒された
 森には不似合いなほど白い建造物。
「あれが、あの妖魔の住処です」

セレン:なんでこんな森の中に白い小さな家が(笑)。

GM:いや、多分ボスの趣味だよ。

リュート:まあいい、とにかく中に入りましょう。

GM:中に入るとそこには大きなカプセルのようなものが置いてある。

エフレイン:なんだ?

GM:あふれるほどの<闇>の魔力、あれは間違いなく黒の輝石だ。

リュート:そういえばもう一つの輝石の属性とかってアミィは知ってるんですか?

GM:知ってる。黒の輝石と<風>属性の……。

エフレイン:どうした?

GM:風って何色だ?

リットン:緑とか青とか水色とか。

GM:青は<水>の輝石だし、緑は<地>なんだよな。

セレン:マジレンジャーはピンクだよ。

GM:ピンク……桃色か。

エフレイン:果てしなく微妙だぞ。

GM:いや、それで行こう。<風>属性の桃の輝石だ。

一同:え〜〜(爆笑)。

セレン:なんで<地>を黄色にしなかったの?

GM:いや、単純に『緑の輝石』っていう語呂が気に入りまして。
   その時は他の輝石のことなんて考えてなかったし。

リュート:でもピンクでも桜を連想すれば綺麗ですよ。

GM:ああ、そうだな桜の輝石にするか。さて、そうすると君達に禍々しい瘴気が吹き付けてくる。

エフレイン:これは。

リュート:お出ましですかね。

妖魔:これはこれは、誰かが来たと思ったら。報告書にあった人間達じゃないですか。

エフレイン:おまえ!このリングを使って何を企んでいる!

妖魔:なに、私達が世界を支配するときの実験をしているだけさ。見ただろう、あの
   人が人を管理する素晴らしい世界を。

エフレイン:神殿が……世界を征服する気か!(笑)

GM:なわけねえだろ!同じマジックアイテムを使ってたってだけだ、こいつらは神殿とは
   関係ない。

エフレイン:そ、そうなのか。

妖魔:それに街の住人に付けているリングは特別製だ、輝石の力を使って調節し
   街の住人達を徐々に邪悪化することができる。もちろんそのアミュレットを持っていてもね。

セレン:そうか、だったら早くあなたを倒さないとね。

リットン:それに姉さんを取り戻さないといけないし。

妖魔:そうそうリットンベルク君、君の姉だが彼女は僕らの本拠地にいるよ。
   なにせ彼女は貴重な鍵なんだから。

リットン:本拠地?どこなの!?

妖魔:この施設の地下のテレポーターからいける、地下約99階からなる大ダンジョンさ。
   まあ、そろそろ無駄なお喋りはやめておこうか。ねえ。

エフレイン:誰に話しかけてるんだ?

GM:全員【感知】で判定しろ。(全員の達成値を聞いて)、ならリットンとセレンは気づいたな。
   後ろからアミィが短刀を持って「往生せいや〜〜!!」って叫びながらリットンに(笑)。

リットン:うわっ!

セレン:《プロテクション》!!

GM:セレンの放った光の防護壁がリットンを包む、短刀はそれに弾かれてとんだ。

セレン:何するの、アミィ。

アミィ:(クスクス)何って、分からないの?セレン。
    誰だってね、緑色のドロドロになって死にたくなんか無いの。

エフレイン:いや、ものすごく分かるぞ(爆笑)。

セレン:分かるけど、でも。

アミィ:だって、ここでリットンベルクを突き出してしまえばリングを外してもらえるのよ?
    あのまま街にいたら誰かに捕まるって思ったから、だからここまで連れてきたの。

リュート:確かにそうですね。

リットン:ど、どうしよう、彼女を撃つのは凄い嫌なんだけど、でもここで捕まったら
     姉さんに会えなくなるかもしれない。

セレン:じゃあ、リットンとアミィの間に入ろう。

リットン:そうだ!仮面を被れば何も考えなくてすむ(笑)。

セレン:それは駄目!

アミィ:考えてみてよ!勝てるわけ無いじゃない、あいつには皆やられたんだから!

セレン:勝てる!絶対に。

妖魔:たいした余裕だな、君達が今まで戦った相手は輝石すら持っていなかった
   それに比べて僕はどうだ?<闇>と<風>の輝石を持っているんだ。

リットン:この先に姉さんがいるのなら、ボクは絶対に負けない!!

妖魔:なら試してみるかい、この二つの輝石を持つ僕……。

GM:ごめん、名前考えてなかった。

一同:ちょっとまて!!

リュート:それはないだろ!

GM:えっと、何にしよう?

エフレイン:あっ!俺がいい名前をつけてやる!

GM:なんだ?

エフレイン:『怪鳥ゴラドー』だ(爆笑)。

GM:おお、思わぬところで伏線回収だ。じゃあ、気を取り直して。

ゴラドー:この怪鳥ゴラドーが君達を葬ってやる!!

 さて、クライマックスの戦闘開始です。
 先の二戦が戦闘がぬるかったので今回はちょっと強め。
 とはいえゴラドーは単純に戦って勝てる敵ではありません。
 敵はゴラドーと護衛のモンスターのワイト2体とライトニングスネーク1体。

第1ラウンド

GM:まず最初はゴラドーから、セレンとリュートに対して《ポイゾネスミスト》!
   ……クリティカル!!

セレン:げ。これって確か当たると[毒]だっけ。

リュート:無理です、よけれません。

セレン:《プロテクション》……ごめん、殆ど軽減できてない。

リュート:残りHP27点ですよ。


 残りの雑魚たちの攻撃は大した被害を与えることが出来ません。

リュート:フェイトを3点使って、自分のいるエンゲージに《バーストブレイク》!!28点


 リュートの攻撃を皮切りにPCたちが猛攻を仕掛けますが、なぜかGMの出目よく
 攻撃をひょいひょいよけます。

エフレイン:あのワイトさっきから10とか11しか振ってねえ!!

リュート:とはいえ、一応ライトニングスネークは潰しました。

セレン:この調子で行けばなんとかなる?

リュート:相手の魔法しだいですね。2Dしか振れないみたいですけどさっきは
     クリティカルしたんで固定値が分かりませんでしたから。



第2ラウンド

GM:さてまたゴラドーだが。

ゴラドー:そうだな、少し余興を見せてあげようか。

エフレイン:余興?

GM:ゴラドーは桜色の石を取り出すと壁に向かってつぶやく、「《バイオレントウインド》」。
   その瞬間吹き出した嵐は壁を破壊し森に一条の線を刻んだ。

セレン:森が!

ゴラドー:しかも黒の輝石の力で僕の【HP】と【MP】は毎ターン全快する。
     僕の【HP】100点を一撃で削ることが出来ない限り君達に勝ち目は無いんだよ!

リュート:それは……黒の輝石をどうにかするしかありませんね。

セレン:でも、輝石なんてどうすれば。

GM:リュート【知性】で判定してみろ。

リュート:……高い、15だ。

GM:なら、あれだけ魔力垂れ流し状態ならこの場にいる全員が<闇>属性魔法強化に
   使えるだろう。ってことが分かる。

エフレイン:とはいえ<闇>の魔法なんて誰が?

セレン:アミィ……あなた使えたよね。

アミィ:えっ、確かに使えるけど

エフレイン:今、その魔法を使えば奴を倒すことが出来ます。

アミィ:でも、あいつは……。

エフレイン:ここで恐れていても何も変わりはしない、どうせ君達の行き着く先は
      邪悪化だ、死ぬのと大して変わりはしないんだぞ!
      ならここで命がけで抵抗してみたらどうだ。

セレン:アミィ。

アミィ:ごめんセレン、私少し弱気になってたみたい。一緒に覇道を歩もうって誓ったのにね。

セレン:ごめん、その科白凄く微妙(笑)。

アミィ:私はもう逃げない!



Scene15〜ユウキノハドウニメザメタアミィ〜

ゴラドー:君のリングを僕が好きなように操れるということが分かっていると
     思っていたんだけど。どうやら思った以上に頭が悪かったようだね。

GM:そう言ってゴラドーはカプセルに手を伸ばそうとするが。

リットン:銃を撃って止める。

リュート:おっと、それは少し野暮ってものでしょう?

ゴラドー:私に逆らえばどうなるか分からないわけでもないでしょうに。

エフレイン:ふん、従えば邪悪化、逆らえば緑のドロドロ、どっちに行っても希望は無いさ。

アミィ:なら、私は逆らう方を選びます。

GM:アミィの手に黒い光が灯る。

リュート:個人的には黒の輝石の力を使い切ってしまいそうなのが心残りなんですけどね

アミィ:私はもう従わない!ノリだけでピラミッドを建設するような人には!(笑)

セレン:ほんとに従っちゃ駄目だ(笑)。

アミィ:《アンデットベイン》!!

GM:アミィの手のから通常の数十倍のエネルギーが解き放たれゴラドーを包む!

エフレイン:やったか?

GM:だが、その術が解けたときゴラドーは血を流しながらも変わらず立ち続けている。

リュート:あれを食らって立っている?

GM:ゴラドーの手の中の桜色の輝石は大分輝きを失ってるぞ。

エフレイン:輝石の力を使って耐えたか、とはいえ無傷じゃない。

GM:ちなみに《アンデットベイン》に巻き込まれたワイト達は全滅。

セレン:アミィは?

GM:術の反動で気絶してます、まあこの戦闘中に巻き込まれることは無いので安心してください。

セレン:オッケー

ゴラドー:くそっ!人間の分際で!!……殺してやる、殺してやる!殺シテヤル!!

エフレイン:本性を現したな三下。

リュート:さあ、心置きなく決着をつけましょうか。リットン。

リットン:(仮面を手にしながら)この先は僕たちが……死ヌノハオ前ダ!!

GM:行くぞ!


 最後の力とばかりに攻撃を仕掛けるゴラドー、1対4というハンデを背負っても
 腐っても10レベルモンスターのゴラドーは一歩も引かず。

エフレイン:何でだ!さっきから攻撃をちょこまかと!ていうかGM今回出目良すぎだ!

セレン:毎ターン2d6自動回復なのは分かるけど、なんで毎ターン10とか11とか。


 とはいえそんな驚異的な出目もそうそう続かず、流石にゴラドーも万事休す。

エフレイン:《サモンリヴァイアサン》!!いい加減に倒れろ!

GM:残念、それは《インタラプト》で打ち消しだ。リヴァイアサンの牙が
   ゴラドーを捉えようとした瞬間……、気合でリヴァイアサンを打ち消すゴラドー(笑)。

エフレイン:せめて魔力とか言えよ!

リュート:ならば私です!マイナーアクション《インベナム》!斬ります……22。

GM:クリティカルしろ……1ゾロ。

リュート:しかしダメージが低いな、4点しか通らない。

GM:ここで再びゴラドーか。せめて一矢報いてやる!マイナーで《インベナム》、
   メジャーで《バッシュ》!……って、出目低っ!

リュート:そんなのあっさり回避です。

ゴラドー:そ、そんな、この俺が遅い?俺がスローリィ!?

リュート:はい、非常に遅い。

ゴラドー:くっ!

セレン:スク○イド?

GM:ああ、この科白が言えたからにはもう思い残すことは無い(悦)。

リュート:無○矜二もできたしな。


 こんな事を口走ったのが悪かったのかもしれませんが。

エフレイン:いつものようにリヴァイアサン……今度こそ命中だ!

GM:ぐ、[転倒]した。

リュート:流石にもう《インベナム》は要りませんね。普通に命中。

GM:既に[毒]だしな。

セレン:《ペネトレイトブロウ》!装甲値無視でダメージは14点。

GM:じ、地味に痛え。

リットン:普通に撃つけど、死なないか。

GM:ああ。


Scene16〜たった一つの冴えたやり方……失敗〜

最終ラウンド

 さて、どう考えてもダメージ量が回復量を上回っていて、その上もうゴラドーには
 MPが殆ど残されていない。……となると。

GM:……ここまでか。

リュート:まさか今更降参する気じゃないですよね?

ゴラドー:当たり前だ!くっ、おめおめ逃げ帰ってあの方に殺されるくらいなら!
     《ブロウアップ》!!

リュート:しまった!ニンジャの自爆スキル!

セレン:巻き込まれるのは私たち2人か、ダメージは。

リュート:その前に命中判定です、このスキルは命中しないと意味が無い。

ゴラドー:食らえ、命懸けの大技を!!……低いって15。

セレン:15。

リュート:18。

GM:……。自爆(笑)。

リットン:哀れな。

エフレイン:何やってるんだ?

リュート:犬死にですね。

GM:ハハハ、戦闘終了です(泣)。



エンディングフェイズ

GM:さて、一旦街に帰った君たちは英雄扱いを受けるぞ。

エフレイン:なんというか、気恥ずかしいな。 住人A:あのピラミッドを潰して代わりに貴方達の銅像を建てますよ(笑)。

リュート:却下。

セレン:それだけはやめて、晒し者だから。

GM:アミィは黒の輝石を使って住人のリングを外して回ってるぞ。

エフレイン:複雑な表情で眺めてる。

GM:そして、君たちのところに最後のリングを外したアミィがやってくる。

アミィ:ありがとうございます、皆さんのお陰で街は救われました。
    出来ればゆっくりしていってもらいたいんですけど。

セレン:ごめんね。それはまだできないんだ。

エフレイン:ああ、敵の親玉の所に行かないといけない。

リットン:そこに姉さんがいるんだよ。

アミィ:私はついて行くことが出来ませんけど頑張ってくださいね。

セレン:うん、じゃあ行ってくるね。

GM:まあ、こんなところで今回のセッションは終了です。



なーはぼると

 ……やはり一年という期間は長かった。
 GMですらシナリオを忘れかけてるんだからプレイヤーが覚えているはずが無いと
 いう理由でハンドアウトを作るなどの小細工をしてみましたが、やっぱり
 キャンペーンを10ヶ月も空けちゃいけません、伏線とか綺麗さっぱり忘れます。
 でも、『怪鳥ゴラドー』って何度考えても思い出せないんですよね。
 とりあえずここはこれまでということで、引き続き(多分)同時にアップされている
 第4話を見ていただけると幸いです。
deal