まえがきのようなもの

さて、事の始まりは昨年の定例会でした。


某先輩「来年の準キャン、やってみいへん?」


ゴースト「ソードワールドならネタがありますけど。」


某先輩「じゃ、それでよろしく。」

 というわけでゴーストが新しい準キャンをやることになったのですが、同時に不安もありました。
ゴーストは未熟ゆえに2回もセッションを崩壊させたことがありますし、リプレイを書くのも初めてだからです。

 ですが愚痴を言っても始まらない。ゴーストの頭には二つのキャンペーンネタがありました。
ひとつは都市を中心として小さな冒険を積み重ねるもの。
だけどせっかくリプレイにするんだから、どうせならもっと派手なほうがいい。
というわけで、もうひとつのオリジナル舞台のほうに決定しました。

 さて、オリジナルの場所でやるにはPCたちがそこにいたほうが良い。
でも最初からPCがそこにいると言うのもなんかしっくりこないな。
じゃあ、第1話はオリジナル舞台への移動ということで・・・(シナリオを書き始める)

 

キャラクター紹介

(注:コーデルさん以外は練習用のセッション0に参加しており、マジックアイテムをいくつか持ってます)

 

セブン・スィンズ 人間 男 16歳

プレイヤー名 7

技能:マーチャント3、ソーサラー3、セージ1

オーファン出身の魔術師で、今は旅で見聞を広めてる途中。使い魔としてフクロウのロッキー君を連れています。

生まれで何にするかが決められず、いろいろと文句を言いながらこうなりました。
能力だけを見るなら万能型。リウイと知り合いという設定もあり。

アイテム:魔晶石9点・2点

能力値は上から16・14・12・16・17・19

 

メルティー・ファレスト エルフ 女 外見20歳

プレイヤー名 HATACHI

技能:シャーマン3、バード2

出身地不詳のエルフで、バードの楽器はハープを持っている。
技能がないのにダーツを持っているのは、趣味だかららしい。
ピュリフィケーション至上主義で、魔法の水晶にはウンディーネが封印されている。
コントロール・スピリットはノーム。
今セッションには出てこないが、ハーフエルフのアリシアさんと義姉妹疑惑?あり。

アイテム:水晶の首飾り(ウンディーネ)

能力値は上から18・17・20・8・9・16

 

アキュート・エイゼル 人間 男 20歳

プレイヤー名 万華鏡

技能:バード1、ファイター3、プリースト(ファリス)2

アノスの旅人出身の神官戦士。頭の固い上層部と仲悪く、話のわかるファリス信者を目指している。
インプ語を覚えているあたり、クリストファー・フォウリーを目指しているのでは?とGMは思っている。
ちなみに楽器は鈴。 片手利きなのに、なぜかバスタードソードとファルシオンの二刀流。
メルティーに借金してプレートメイルを買うも、お古のハードレザーも持ち続けている。
能力が平均以上であり、シャーマン・シーフにするかちょっと迷ったが、バランスを考えてこうなった。

アイテム:魔力+1のバスタードソード(必要筋力17)

能力値は上から20・15・16・19・19・15

 

コーデルポタン・グレッシェンバッハ・ポタル エルフ 男 128歳

プレイヤー名 彷徨い人

技能:シャーマン3

通称コーデル。ラムリアースの森で暮らしていたが、妖魔との戦いでアキュートに助けられたことがあり。
部族を出たメルティーを追ってきたらしいが、それは口実で、自分も少し人間を知ろうかと思っている。
コントロール・スピリットでシルフを耳飾りに封じている。
シャーマンを一本伸ばしにして、バルキリー・ジャベリンを使うのが目標らしい。

能力値は上から20・21・21・7・10・17

 

〜伝説は始まっ・・・ていなかった〜

 

GM:それではこれより、ソードワールドの準キャンをはじめます。くれぐれもセッションを崩壊させないようお願いします。

一同:(笑)

GM:それではもう仲間になっているという設定で行きます。 場所はベルダインの港です。
    あなた達はかなり名の売れた冒険者となりました。

コーデル:剣とかで?

アキュート:いや、デーモンスレイヤーですよ。

GM:デーモンスレイヤーになったかどうか知りませんけど。

アキュート:いや、魔神ってこの前言った。(セッション0の時のガス・ストーカーの事のようです)

GM:こないだ言った魔人は「人」です。「神」ではありません。それにあれは魔法生物です。

コーデル:どっちもデモンスレイヤーです。

アキュート:やっぱりデーモンスレイヤーですよ。魔を倒すんです。

コーデル:でも、名が売れるとしたら、そんな理由でもなかったら。まだ3レベルだもん。徐々に名前の売れ初めじゃないかな。

GM:まあいいです。こないだ冒険をした時、たいした敵には会わなかったんですけど、偶然大金を手に入れました。 で、その大金を使って、新しい場所に行こうという話になりました。

コーデル:なるほど。

GM:もうかなりレベルが高くなったんで、こんな片田舎じゃ自分達は活躍できないだろうという考えで。他の理由があれば、それにしますけど。

アキュート:じゃあ、こういうのを思いつきました。ここの土地も見たし、他の地を見て見聞を広めたいと思います。

GM:では、そうしてください。

セブン:基本的にうちもそれです。

メルティー:基本的にこっちも似たようなものです。

コーデル:人間社会を見るというのが目的ですから。

GM:じゃあ、みんなで見聞を広めるという事になりました。船に乗って移動する事になります。

メルティー:船に乗るのも初めてです。

GM:ちなみにその船の代金で、こないだ手に入れたお金もパーになりましたから。そこんとこよろしく。

セブン:なに、じゃあ他の所持金は!?

GM:違います。こないだ手に入れたお金っていうのは、セッション0とは別のです。 あの後、偶然であったゴブリンが大金を持ってたと。それを使って船のチケットを買ったんです。

セブン:了解しました。屠りましたか。

GM:皆さんは現在、ベルダインの港にいます。目の前に船がありますね。中型の帆船で、結構きれいですね。

アキュート:どこ行きの船に乗ろうとしてるの?

GM:とりあえず東のほうに向かっていますけど、どこか降りたいところあります?

セブン:いや、特にない。見聞広めながら行きたいんで、そこここで降りたいって気はするけれど。

GM:えーと、ロマール行って、エレミア行って、最終的にオランに行きます。

アキュート:ま、海路付近は通ってなかったし、そっちの道筋は知らないし、ちょうどいい旅になるだろう。

GM:じゃ、とりあえずロマール行きってことにします。あ、ちなみに船の名前は『海原の英雄号』って書いてあります。

アキュート:かっこいー

セブン:かっこいいか?

コーデル:この船って、貨客船? 客船? それとも貨物船?

GM:貨客船ですね。

アキュート:久しぶりにあったコーデルたちと話をしておこう。

コーデル:うむ。

アキュート:昔話をしつつも、他のお客さんたちと少し世間話をしてるかな。

コーデル:いやー、あの時あなたが鮮やかにゴブリンシャーマンを切り捨てた。今でも脳裏に焼きついてますよ。

アキュート:そんな事もありましたね。

GM:(いつあったんだろ・・・)

アキュート:あの頃は本当に若かったよ。今でもそう年を食ってるわけではないんだが。飛び出してきたばかりで半分八つ当たりだから。いやあ、お恥ずかしい話です。

コーデル:あの頃は僕もまだかけだしでした。 そして、ほら、アリシアさんがゴブリンロードにさらわれたとき。

一同:ああ〜(笑)

コーデル:アキュートさんが助けてくださったじゃありませんか。

アキュート:ああ、あの時ですか。

コーデル:後ろのほうで適当に魔法使ってサポートしていましたが。

セブン:いつの話だろう?

コーデル:知らない。

アキュート:セブンさんが仲間になったあとでしょう。

セブン:いや、勝手に話しに入っているだけだけど(笑)

GM:えー、皆さんがいつの事だかわからない話をしていると、太ったおじさんが近づいてきました。

セブン:おや、こんにちは。

GM:『こんにちは。あんたら冒険者ですかいのう?』

コーデル:まあ、そのようなものを生業としておりますが。

GM:『冒険に出るならいろいろと必要なものがあるでしょう。ここで何か買っていくものはありませんかな?』と言って袋の中身を見せる。 えっと、リュックサックの中から、鍋とか包丁とか小物とか、鏡に宝飾品に髪飾りなどいろんな物を出してくる。他にもごちゃごちゃごちゃごちゃと。

セブン:じゃあ、何かめぼしいものがないか、ちょっと見てみましょう。

GM:普通にルールブックに載ってるものといっしょですね。

メルティー:ごめんなさい。もう町である程度準備はしてきてしまったの。

アキュート:俺達も大変だが、そっちも行商だろ?

GM:『ええ、わしはエンビー・エンデと言いましてのう。いつもは十字の街道を渡っとるんですけど、こないだちょっと大儲けしましてのう、それで船に乗ったんですわ。』

アキュート:俺達も似た様なものです。しかし、船旅と言うものはいいものですね。俺は船に乗ったのはほとんど初めてですね。

コーデル:僕も初めてです。以外に揺れないもんですねえ。

GM:『わしもですわ。いやあ、実を言うと泳げんのですがねえ。これやったら、楽で安心ですわ。』

アキュート:ま、こんな船そうそう沈まんでしょう。

GM:げほげほ(←本当にせきをする)

コーデル:大儲けしたにも関わらず、ここでもまた商売か。ご熱心ですねえ。

GM:『はっはっは、人間死ぬまで商売ですがな。』

コーデル:ははは。仕事熱心でおられるようで。

セブン:残念ながら、このマーチャントの目は見逃せませんねえ。これなら普通の店でも買えますねえ。

アキュート:まあ、行商のメリットは町ならどこでも買える物を、町でない場所で売る事にあるんですから。そう間違っちゃいないでしょう。

GM:『交流はチャザの司るものですからね。』と言って、首に提げた聖印を触っている。

アキュート:まあ、商人がチャザの聖印を掲げるのは、ちゃんとした証明にもなるし。

GM:うんうん、そのとおり。 さて、そういう話をしていると、強面でかなり体格のいいおじさんが来ますね。2mくらいの体格の、日焼けした肌で。

コーデル: とりあえず挨拶をしておこう。

GM:『お客さんたちー。そろそろ船が出ますんで、隅のほうに寄っててください。邪魔になりますんで。』

アキュート:ああ〜。すいませんねえ。

セブン:あれ、まだ出てなかったのか。

GM:(そう言えばそうだ。つい出航していたようにロールしていたけど)ええ、出ていません。

セブン:もう航海しているものだと思っていた。

GM:ちなみにこの人は、船の船長さんで、クリストファー・マゼランという人。ガルガライス人です。

コーデル:クリストファーでマゼラン。ふぉふぉふぉ、まるでコロンブスとマゼランの合いの子みたいな感じですね。(笑)

GM:(実はそのとおり)

アキュート:じゃあ、まあ出航まではゆっくりしておくよ。

GM:じゃあ、一時間もすれば、帆を張って船が出て行きますね。その間何かやる事あります?

アキュート:やる事はあったけど、さっきやったような気がする。

コーデル:てっきり船はもう出てるものだと思ったけど、まあいいや。じゃないとすごく間抜けだ。出発前の船で「揺れませんねえ」「そうですねえ」(笑) どんな馬鹿だ俺らって。

一同:(笑)

GM:まあ、他にもいろいろお客さんがいるみたいですね。神官さんもいるし、商人さんもいる。こっちの商人さんは隊商みたいですね。

コーデル:はい、GM、質問です。

GM:はいはいなんでしょう。

コーデル:え〜と、どのくらい豪華な船でしょう?安っぽい船か、豪華な船か。

GM:中の下ってとこですかね。

コーデル:いえ、個室があるのか、集団なのかを教えてください。

GM:集団ですね。4人で一部屋。

コーデル:そういう意味では個室があるんだな。そっち行って少し休んでましょう。

メルティー:アキュート、これが海なのね。

アキュート:海だよメルティ。

メルティー:わー、海って初めて見た。

アキュート:ベルダインってそれは少し珍しいんじゃないか?

GM:後ろのほうからも『なんだ、海も見た事がないのか』という声が聞こえますね。

メルティー:うん、海はないの。

GM:痩せたおじさんって言うか初老の人ですね。なんていうか目つきが鋭くて、性格がちょっと悪そうな人。
    『なんだ、エルフは海も見た事がないのか。』

アキュート:人それぞれだろ。人間にだって見た事ないやついるしな。
       逆に世の中には、本当に高い山を見た事ないやつもいる。

GM:『ふん、それもそうだな。まあ、海を見たところで何がわかるというわけでもないが。』

アキュート:景色が楽しめればそれで良いじゃないか。

GM:『景色ね。ふん。』 そう言いながらそのおじさんは船室に戻っていきますね。あ、ちなみにラーダの神官さんでした。

セブン:ラーダか。

GM:で、そばにいた若いラーダの神官さんが謝りますね。『すいません、失礼な事を。』

メルティー:いや、そんな気にする事は。

GM:『サラミス様は普段は書庫に閉じこもっているタイプで、こういう会話には慣れていなくて。』

アキュート:ということは連れの方かい?

GM:『ええ、私、サラミス様の弟子なんです。』

コーデル:へー、男?

GM:サラミスさんは男、この人は女の人。 『サラミス様はオランのラーダ神殿に招かれたんですけれど・・・』

アキュート:それは優秀な方だ。

GM:『いえ、優秀なんですけれど、人間性がちょっと悪くて。』

アキュート:ま、どこの神殿も似たようなものさ。本当に徳があって能力が高い方となると、
       ごく一握りだ。すくなくとも、能力が高いのは事実なんだろ。

GM:『ええ。まあ、性格もそんなに悪くもなくはないんですけど。』

アキュート:まあしかし、君も大変だな。あの性格では他の司祭の方々といっしょにやっていくのも大変だろ。

GM:『いえ、他の人たちも似たようなものですし。うちの神殿は個人主義ですからね。
    めったに話をしないんですよ。ですから逆にスムーズにいってるようにも思えますが。』

アキュート:それはすごい。

セブン:内的なんですか。それはあまりよろしくありませんね。

アキュート:あれ、セブンさん、上がってきたんですか。

セブン:ええ、使い魔のロッキーを外で遊ばせようかと

メルティー:ねえねえアキュート、神殿に招かれるってそんなにすごい事なの?

アキュート:そうだねえ、かなりすごい事だと思うんだが。うーん、人間社会での地位をどうしても
       それなりに保証されることになるしな。 まあ神殿といっても、こう、
       招かれる場所によって、栄転か左遷か、だいぶ違うがな。

メルティー:そうなんだ。

アキュート:俺の場合は自分から飛び出してきたから、そんなのとは無縁だったがな。

セブン:こっちはロッキーを飛ばして、少し外の空気を吸わせよう。海の風がいいのかどうかは知らないが(笑)

GM:『ちょっとベタ付きますねー』パタパタ

コーデル:船室にいてもヒマだし、こっちも甲板に上がろう。

メルティー:コーデル、これが海よ。

コーデル:広い水溜りですねえ。

GM:水溜り・・・

アキュート:コーデル、これが海だと、知識くらいでは知っていなかったのか?

コーデル:ええ、聞いた事はありましたけど、湖よりも大きいとは。

アキュート:ま、確かに実感としてはわからなかったものだな。俺も初めて見たときはなんと言うか・・・

メルティー:じゃあ、ここでハープを弾こう。 何を弾こうかな。こう、ルララ、ルララ、ルララーという音楽を弾こう。

セブン:ララバイ。バタバタバタ(笑)

アキュート:呪歌はさすがにやばいぞ。

セブン:片隅にローレライがいるとは

GM:えーと、船が難破するんですけど。

メルティー:さすがにそこまでやる気はないよ。

GM:歌を歌っているんなら、船客の商人さん達も結構来ますね。それで歌を歌い終わるとパチパチパチと。

メルティー:誰かあの、缶を持って(笑)

セブン:しょうがないな、行けロッキー!フクロウが缶を持って登場。

GM:じゃあ商人さんの一番偉い人らしいのが、1ガメル銀貨をチャリーン。

セブン:あんまり受けてねえ。あんなに拍手があったのに。

アキュート:あの人たちは商人として非常にしっかりとしているんだね。そうゆうのは人としてどうかと思わんでもないが(笑)

メルティー:1ガメルもありがとうございます。

GM:まともに稼ぎたいんだったら、振ってくださいね。 メルティー:稼ぐ気はないから(笑)

GM:さいですか。じゃあ、5ガメルくらい稼ぎましたね。

メルティー:じゃあGM、舳先のほうに立ってこういうポーズをとります。(両手を横に広げる)

アキュート:いやな予感が・・・(笑)

コーデル:じゃあ、それを見た私は走り出してポーズをとります。

メルティー:昔絵で見たんです、こんなの。

セブン:やめろー、2人とも!

メルティー:人間世界ではいつもこういうことをやっていると

アキュート:コーデルもメルティーも違うっ。

コーデル:違うのですか?

セブン:あれは沈み行く船のものです。縁起でもない。

コーデル:私にはどのような意味かわからなかったのですが、同じポーズをとってみたら何かわかるかなと思って。

セブン:その前に人に聞くというのもひとつの手だと思うが。

コーデル:すいません。

 

〜嵐の中を越えて〜

 

GM:皆さんが遊んでいるあいだに、船はどんどん移動していきますね。3日ほど経ちました。

コーデル:そろそろ森が恋しいです。

セブン:その前にちょっと質問です。最初の目的地まで何日の予定なの?

GM:まあ、最初の目的地まで5日くらいですかね。 コーデル:そろそろ大地を踏みしめたい。

GM:船が出て三日たちましたね。クリストファー船長が、『後2日もすれば陸につけますから』だそうです。

メルティー:後二日〜?

セブン:ロッキー、目からまだ野生は消えないなあ。

GM:さてと、レンジャー技能かセイラー技能持ってる人、手を上げてください。

一同:しーん・・・

コーデル:大丈夫です。僕には2D6という素敵アイテムがあります。

セブン:私にも2D6という素敵アイテムが。

メルティ:素敵アイテムが。 各自、ヒラ目で振り出す

セブン:(ころころ)12〜♪

GM:でた!?

セブン:12〜♪

GM:ちょっと待ってくださいよ。

   (達成値18で嵐を感知できるけど、ヒラ目か。まず船長のほうを済ませてから考えよう)

   クリストファー船長がセイラー技能5に知力ボーナス+2だから・・・ころころ15か。
    じゃあ、セブンさんとクリストファー船長が気付きました。今晩になると、たぶん雨が降るようです。

セブン:これはどうやら雨が降るようですね。今晩あたり・・・でしょうか?

アキュート:それまでは、外の景色でも眺めておくかな。

GM:あ、それからシャーマンの人も、シャーマン技能+知力で振ってみてください。

メルティー:(ころころ)6ゾロ

GM:(マジッ!? 2回続くとは・・・)

コーデル:えーと、6の9だから、15だ。

GM:まずコーデルさんが、水と風の精霊がなんか騒がしい気がしましたね。

コーデル:これは確かに一雨来るかもしれませんねえ。

GM:そして、メルティーさん。あなたはなぜか、精霊王が来るのを感じました。

メルティー:え、なぜか精霊王の気配が。 どうしてでしょう? こんなところで感じるはずはないのに。

コーデル:どの精霊王ですか? GM:先ほど言った、水と風の精霊王です。

コーデル:ジンとクラーケン! 話には氏族のものから聞いた事はあるけど

メルティー:私は話だけで見た事はないのですが

コーデル:いや、ジンは見たことがあるかもしれないけど、クラーケンはないです。

メルティー:ないです。なんか感じました。

コーデル:嵐が来るかもしれません。

アキュート:信じないわけではないが・・・本当に来るの?

メルティー:ええ、一応船長に教えておいてあげたほうが

GM:『うーむ、嵐ねえ。まあ、雨が降るのは確か見たいだが。』

アキュート:対策しておいて損することはないでしょう。

GM:『ま、そうだね。念のため対策をしとくよ。ま、信じてないわけでもないしね、はっはっは』といいながら行っちゃいます。

コーデル:絶対信じてないですよ、クリストファー船長。

メルティー:せっかく教えてあげたのに。

セブン:でも、精霊王が来るといわれても・・・

アキュート:船長に聞きたいんですけど、もし嵐が着たらどういう風に行動したらいいんでしょう?

GM:『そりゃお客さんたちは、船室にこもってる。以上。そんだけだね。』

アキュート:ああ〜、違う。もっと危険な状況だ。

GM:もっと危険なというと?

アキュート:はっきり言ってしまうと、ぶっちゃけこの時代、船が沈む確率は十分じゃないか。
        その場合、手段がないということもないだろう。

GM:『あれです』といって指差したのは、救命用のボートです。

アキュート:どのへんを指したの?

GM:端っこのほうに乗ってますね。

コーデル:お客さんの数と合いそうですか? ここから見て。

GM:まあ、ギリギリ合いそうですね。荷物を全部棄てたら。

コーデル:これが実は伏線になっているといわれたら、俺はこう…笑うな。

一同:(笑)

コーデル:えー、お客さんの半分の数しかボートがない!?(笑)

GM:タイタニックじゃないんですから。

コーデル:GMに伏線拾われた。

セブン:んー、じゃあ船室に戻る?

コーデル:まだ雨が降ってないんだったら、もうしばらく上のほうで観覧でもしていましょうかね。

アキュート:えーと、部屋にこもって楽器の手入れを。

GM:皆さんは全員、部屋にこもっていますか?

コーデル:いや、まだ他に甲板にお客さんがいるなら、話でもしてるよ。トンチンカンなやつ。

GM:だんだん夕方になってきましたね。そうしていると、ロッキー君が騒ぎ出しました。 『ご主人様ご主人様―』

セブン:おお、ロッキー。どうした。

GM:『あっちから何か、黒い雲が来ますよ。』 そう言って海の果てを指すと、確かに黒い雲が見えますね。ちょっと見えにくいですけど。

コーデル:ふーむ。どうやらあれが、さっき感じた原因なのかな。

GM:そうゆう話をしていると、ぽつぽつと雨が降ってきます。

コーデル:お、そろそろどうやら来るみたいだなあ。じゃ、船内に戻ろうか。

メルティー:こっちも船室に戻りますか。

GM:あ、ロッキー君どうします。

セブン:ロッキー君、船内へー。とりあえず塩気を取ってあげないと。

GM:ま、そうこうしていると、グラっと船が揺れました。

メルティー:ベッドにつかまります。

セブン:普通にベッドに座っています。こうガプっと

GM:んでつぎまたグラっ。今度は逆の方向に。

メルティー:ひゅーーー

セブン:ロッキー、危ないからどっか捕まってなさい。

コーデル:ずいぶん波が強くなってきましたね。

メルティー:吐き気がしてきましたわ。

GM:じゃあちょっと、冒険者レベル+生命力ボーナスで振ってみてください。 一同が振ってみた結果、全員目標値以上を出したので、気分が悪くなったが吐くことは無かった。

メルティー:うう、気持ち悪いですわ。

セブン:そういう時は寝てるのが一番だよ。

GM:ちなみにこの状態が一晩続きます。

セブン:だったら酔い止めでももらってこようか?

メルティー:うう〜、お願いします。

コーデル:もう1レベルあればあなた自身がレストアヘルスをかけてあげるのに。

セブン:酔い止めありませんか?

GM:船員さんいませんよ。みんな外に出てますから。

セブン:じゃあ船医さん船医さん〜

GM:そんな人いませんよ。

セブン:船医いないの?

GM:小さな貨客船ですからね、そういうのはちょっと。 いるとしても船員が兼ねているので、今は外でみんなと作業中。

セブン:お医者様お医者様、お医者様の中にお客様はいらっしゃいませんか?

一同:(笑)

メルティー:じゃあ仕方が無いので、しばらく寝ていますわ

コーデル:じゃあ横にいましょう。大丈夫かい、メルティー。

メルティー:うーん、ちょっとやばいですわ。

コーデル:じゃあこのエルフの焼き菓子を、カッコ保存食。これを食べればきっと森のにおいを思い出すよ

GM:この状況で寝るのは難しいですよ。目標値15くらい。

メルティー:はっはっは、それはクリティカルというんだ。

GM:では全然眠れなかった。

メルティー:えーん、こんなゆれでは眠れませんわ。

 

〜人生嵐あり、魔海域あり〜

 

GM:一日後、何とか揺れは収まりました。

メルティー:ああ、まだ揺れていますわ。

セブン:結構揺れましたね。

コーデル:センス・オーラ。精霊王はもう去りましたか?

GM:精霊王はとっくにいません。センスオーラしなくてもわかりますね、これは。

コーデル:船が沈まなくて良かった。

メルティー:少々休ませてもらいますわ。

GM:えーと、甲板に出た人は誰ですか?

コーデル&セブン:は〜い

GM:じゃあ、コーデル君とセブン君が出てきたと。

セブン:ロッキーをずっと室内に閉じ込めパナシでしたから。

コーデル:ふぁー。やっと久しぶりの外の空気です。

GM:ロッキー君はマストの上に止まりましたけど、2本会ったマストのうちの1本が折れてますね。

セブン:あれ、マストが折れてなくなってる。

GM:折れていますね。もう使えないでしょうね、これ。

コーデル:船員さんはまだ甲板にいますか? 適当に誰か捕まえて聞きます。

GM:『なんだい?』

コーデル:これはひどいですねー、と指差しながら。

GM:『ああ、何とか動けるくらいだからねえ。』

コーデル:どうですか? 普通につけそうですか?

GM:『うーん、時間はかかるけど何とかなると思うよ。船はぼろぼろだけど、まあ帆は代わりがあるし、マストも一本は無事だからね。とりあえず今、みんなで応急処置をしてるんだ。良かったら手伝ってくれるかい。』

コーデル:僕で手伝える事があれば。

GM:『じゃあ、そのロープを上に持って着て。』

コーデル:はい・・・・・上?

GM:ええ、マストの上。

一同:・・・・・・・・・・・

GM:『まあ、無理そうだね。じゃあ代わりに行ってこよう。』

セブン:ああ、じゃあ、ロッキーに行かせましょうか?

GM:出来るなら頼むよ。

セブン:じゃあ、ロッキー、がんばって。行ってこいロッキー!

GM:『はーい。』ばさ、ばさ、ばさ。

 セブン:ファイトだロッキー!

GM:ばさばさばさばさばさばさ!(マスト用のロープは大きいのです)

メルティー:最初は細いのから行かない?徐々に太くなっていって

コーデル:鳥が持ち運ぶ事は想定されて無いでしょう。

GM:まあ何とか持っていく事が出来ました。

セブン:じゃあロッキーが上に持ち運ぶから、下から持ち上げてください。

GM:はいはーい セブン:ふう、やれやれ

GM:まあ、なんとか船は動けるようになりましたね。ただ、どっちの方向に向かっているのかわかっていない。

コーデル:なに!?

アキュート:錨を下ろして星が見えるまで待て。

GM:錨はもう下ろしてます、ちゃんと。

コーデル:その間に海路を確かめてるんじゃないのか。

セブン:羅針盤は、この世界無いのか?

GM:ありません。まだ日が出ている間に応急処置をしてるんです。

コーデル:後は太陽の位置である程度把握できるでしょう。

GM:そうですね。『どこに流されたかわかりにくいからねえ、星が出るまでわからないんだよ。』

セブン:じゃあまあ、1日ロスぐらいかあ。

メルティー:まだ着けないんですの

GM:えっと、船員の一人が酔い止めのお茶を持ってきてくれました。はい、どうぞ。

メルティー:ありがとう。

セブン:これはどうやら、このまま天気が悪い事が続けば遭難しますね。

GM:えー、では真夜中になりました。

コーデル:真夜中になる前に上に出てたい。

GM:えっ?

コーデル:日が沈む方向で星を見なくても方角がわかるはずだ。

GM:日が沈む方向はわかりますけど、必ずしも真西とは限りませんよ。

コーデル:でもほぼ西というのはわかる。多少ずれようとも東に太陽が沈んでたまるか。

GM:じゃあ太陽が沈むのを見てから、星が出てきました。月も出てきました。外に出てる人で、セージ技能+知力ボーナスで振ってみてください。(このパーティ、レンジャーもセイラーもいないからなぁ)

コーデル:セージ技能なんてありませーん。

GM:ヒラ目でも良いですよ。

コーデル:ヒラ目でチャレンジします。(ころころ)9だ。

セブン:こっちは13。

GM:じゃあセブンさんはわかりましたね。この船は南西に流されました。 んで、船長はちょっと苦い顔をしています。 『南西ねぇ、やばいとこに流されたなこりゃ。』

セブン:おや船長さん。星を見る限り、南西にだいぶ流されてるみたいですけど。そんなにやばいと所なんですか?

GM:『潮の流れが悪くてね、ここに入ったら誰も帰ってこれないって言われてるんだよ。ま、必ずしもそうとは限らないんだけど。』

セブン:えっ、いま、なんとおっしゃいましたか?

GM:『だからここに入ってきたら、誰も帰ってこれないといわれている。』

セブン:はあ、言ってる意味がよくわからないんですが!

アキュート:ようは、脱出が極めて困難な場所なんだな。

GM:『まあ、90%くらいの確率で船が沈むといわれているね。実際帰ってきたやつらもいるから安心しろ。』

セブン:それはなぜ沈むんですか?

GM:『ひとつは潮の流れがかなり複雑なんだよ。その流れが悪くて船が沈むといわれているね。まあ、船が沈むのか餓死するのか知らんが。 で、もうひとつが、この辺はなぜか巨大な怪物が多いんだよ。』

セブン:ははあ、巨大な怪物ですか。

GM:『うん。前に帰ってきたやつらの話だと、又聞きの又聞きなんだが、シードラゴンに襲われたらしい。』

セブン:シードラゴンですかぁ。(ころころ)13。知ってます。

アキュート:そりゃあ沈むよ。

コーデル:こっちはシルフと会話してます。シルフシルフシルシルフ〜♪

GM:なに歌ってるんですか?

コーデル:シルフとの会話です。

GM:・・・えー、シードラゴン。海の怪物。ドラゴンが水中に適応したものだといわれている。どっちかというとかなり長〜い蛇って感じですね。

セブン:うは〜。そんなものが出る床に迷い込んだんですか。

GM:まあそういわれているね。 コーデル:ウンディーネ〜ウンディーネ〜ウンディーネ〜。

GM:あ、ウンディーネならかなり感じますよ。海の真ん中ですから。

セブン:その話はコーデルさんもいっしょに聞いてる?

コーデル:うん、困っちゃいましたね。

アキュート:シードラゴンですか。

コーデル:ああ、シードラゴンなら私知ってますよ。あのーこれくらいの大きさの、逆子を生むといわれているあの生物ですね。

アキュート:ああー、タツノオトシゴ!

セブン:全く違いますね。

アキュート:確かにシードラゴンと呼ばれてますが

セブン:それは俗名ですよ。正式名称がちょっと違いますね。 (注;タツノオトシゴの仲間のヨウジウオ科をシードラゴンと言うそうです。タツノオトシゴの英名はシーホースですね) で、脱出の見込みは?

GM:『明日の朝になったら、すぐにもとの方向に戻ろうと思っている。』

セブン:なるほど。

コーデル:この船はちなみに、ガレーオールはついてますか。

GM:ついてない。新しいやつだから。 つまりマストが折れてしまったら完璧に動けなくなるタイプです

一同沈黙

GM:どうしました?

コーデル:いやまあ、突っ込みどころが多いなあって思ったんだけど。

セブン:あー、まあじゃあこのことは黙っておいたほうがよいのでしょう。

GM:『うんそうだね。出来れば言わないで欲しいね。パニックになったら、それが一番怖いからね。』

セブン:それじゃあまずとりあえず、じゃあがんばってください。

GM:『はい。』

セブン:ちなみにこ・こ・に・は、船員さんしかおられないんですか?だれか戦闘の出来る護衛のような方は居られないのですか?

GM:『ああ、俺が出来るよ。おれは3レベルのファイターなんだ。』 ついでに言っときますけど、クリストファーさんはガルガライス人です。武器は持っていても鎧は持っていません。持っているのはクロースです。必要筋力0の。

セブン:えー、という事はここの船員さんはほとんどの人が、ぶっちゃけ戦えないと。

GM:一応ファイターレベル1ですけれど、山賊の手下と同じと思ってください。

コーデル:船にいっぱい乗ってたじゃないか。

セブン:記憶をたどると確か、神官様がいたなあ。

GM:神官さん? はい、いますね。

コーデル:食料の余裕は?

GM:『食料かい? ま、二週間分はあるね。節約すれば倍は持つだろう。水に関しては、確かあんたらがそういうのを使えなかったか?』

メルティー:計算に入れられている。まあ非常事態ですし、ピュリファイケーションを使えば。

コーデル:後は魚を釣るという選択肢もなきにあらずか。

セブン:ということは私達は軽く戦闘準備くらいを行っていたほうがよろしいのでしょうかねー。

コーデル:昼間は釣竿を借りられますか?

GM:はいはい。漁船じゃないから釣竿は無いけど、戦闘兼用の銛がある。

メルティー:わかりました。後でロープの千切れたやつを貸してください。

セブン:とりあえず船室に戻ろうか。トコトコトコ、ガチャ。で、起きてる人は?

メルティー:はい。

セブン:2人ともおきてますか?

メルティー:あの、唸ってます。みゅー

セブン:はいはい。おきてないならほっとくよ。 港に着くのはまだもうちょっと先になりそうですね。

メルティー:あー、陸はまだー?

セブン:ちょっと大切なお話があるので、起きたときにでもしましょうか?

コーデル:とりあえず寝かしておきましょうよ。

セブン:いまは寝て体力を回復させたほうがよろしそうなので。

GM:まあ寝る事はみんな可能ですね。揺れてませんから。

セブン:ロッキー。そろそろ君の活動時間だね。何かあった場合起こしてくれやー。

 

〜GMの脳内リプレイ〜

 

実はここからちょっと、GMのミスでテープの録音がされていませんでした。 そのためしばらくGMの(あやふやな)記憶を頼りに書かせてもらいます。

GMメモ・その1『テープが動いてるかちゃんと確認する』

GM:夜になって、ロッキー君が騒ぎ出しますね。 『ご主人様、海の中からなんか来ます! 危険です!』

セブン:すぐに上に行きます。何が出たんですか。

GM:えー、海から何か大きな触手が出てきて、船に巻きついてますね。 出てきた人全員、知名度ロールしてください。 一同振り出すが、残念ながら成功者ゼロ。このパーティって、レンジャーやセージが少ないんだよなあ。 このモンスターの正体はジャイアント・オクトパス弱体化(1レベル低い)でした。足が全部攻撃してくるわけではないし、船底にへばりついてPCたちが見えないからバランスは大丈夫だと考えていました。 しかし、ここでGMはさらに失敗を犯します。

GM:クリストファー船長はセイラー技能で成功しましたね。『あれはジャイアント・オクトパスだ。』 能力値なんかも教えてくれます。

コーデル:どれどれ(ルールブックを読む)。なんだ、精神力低いじゃん。 シェイド!

メルティー:シェイド!

 こうして大ダコはあっさりと気絶して沈みました。・・・・・いいんだ、いいんだ。どうせただのイベント用モンスターだったんだから(いじいじ)

GMメモ・その2『失敗したPCに名は教えても、能力教えるな。』

さて、大ダコは退けたものの、船のマストが折れて完全に立ち往生となってしまいました。 ですがそこに、この海に住むマーマンたちが現れました。残念ながらマーマン語を話せる人がいなかったので、マーメイド・シャーマンとエルフ2人が通訳をします。

GM:ここのマーマンたちは人間社会との接点はありませんね。でも、死に行く人間を見捨てるほど非常でもありません。最寄の人里まで連れて行ってくれるそうです。

セブン:それはすばらしい。

GM:マストが折れた船はザラスタ(鯨の幻獣)が引っ張っていってくれますね。 ですが、1日くらい経ったところでマーマンから相談があります。

コーデル:なんでしょう。

GM:『この先の岩場に最近、魔獣が住み着いてしまったんだ。』

アキュート:どんな魔獣ですか?

GM:名前はデビルキャンサー。(オリジナルモンスターです) 筋骨たくましい人間の上半身に、巨大な蟹の下半身。全身が赤黒い甲羅に覆われていて、槍を持っている。 時おりマーマンたちを襲いにきて、ピンチになると虹色の煙幕をはいて逃げる。この煙幕は目に入ると一時的に盲目になる毒でもあります。 その間に岩場の洞窟にまで逃げるんです。なお、水陸両用なので、陸に逃げられるとマーマンは戦いようがありません。

アキュート:ふむふむ。 やつの岩場のそばを通るなら3日で着くが、迂回するとなると7日はかかるだろう。そのあいだ、おまえ達の中に衰弱死するものが出るかもしれない。』 ゲーム的にはレンジャーかセイラー技能で難易度3の生存判定してください。1回失敗すると難易度が1上がり、それが三回で衰弱、さらに三回で死亡です。 ここでPCたちは、直進するか迂回するか議論を始めました。が、マーマンの社会に干渉するかどうかで、なかなか決着はつきませんでした。これに決着をつけたのは・・・

コーデル:マーマンさんらにとってはどんな状況なんです?

GM:人間で言うと、村のそばに人食い熊が現れたってとこですね。

一同:それを先に言え! マーマンに助けられた恩から、魔獣退治に向かう事に決定しました。 情報によると、その岩場は小さく、洞窟もそんなに深くないはずだそうです。 PCたちは乗客の神官も連れて行くことにしましたが、

GM:泳げないエンビーさんは船室でがたがた震えてますね。『沈む〜、沈む〜』って。 サラミスさんは大丈夫ですけど、この人は生命力9・精神力10ですよ。

コーデル:セージ5、プリースト2か。十分だ。付いて来てください。

GM:(あれ? へぼな能力見せてNPC使うのあきらめさせようと思ってたのに) そしてパーティは敵の住む岩場まで着ました。そしてその洞窟の前でテープが復活!

 

〜テープ再開、ボスキャラ(?)との戦い〜

 

メルティー:じゃあ中にもぐりましょう

セブン:じゃあ作りますか?

コーデル:作りますか。ストーンサーバント

セブン:うん。(ころころ) ではストーンサーバント誕生!ズモモモモ。さあどこへ行かせましょう。

コーデル:先頭を誰が取るか。あ、ちなみに横幅はどの程度?

GM:横幅?まあストーンサーバントが1体いるんだったら、横に並ぶのは無理です。

コーデル:つまりストーンサーバントサイズは横には並べないと。並ぶ必要もあんまり無いけど。 ならばストーンサーバントは前にいたほうが良いな。

GM:じゃあストーンサーバントが一番前。次は?

 アキュート:ちょっと待て。ストーンサーバントが並んでいて、最後尾の俺が前衛に駆け寄る事は可能か? 味方をすり抜けて。

GM:1ターンはかかりますね。移動するだけで終わりで、行動できない。

アキュート:つまりそれは一行動ではないか。 GM:あ、はいはい。

アキュート:ならば問題ない。

コーデル:さすがにこう、実はサラミスさんにすごく立って欲しいけど。こう、彼を危険にさらすわけにもいきませんし、僕が行きましょう。 生命力はなんと10もある。

セブン:だったらこっちが立ったほうが良いかな? 10なら。

メルティー:生命力? 9もあるー。

コーデル:何せ合わせてエルフですから。

メルティー:ですから。

セブン:おそらく敵は前面にだが、指示を出しておいて、左を軽く開けておく。いざとなったらそこを走りぬく。

GM:正面まで移動するんですね。

コーデル:後ろも明かりいりますか。

アキュート:欲しいですね。

コーデル:ランタンとたいまつ、どっちが良いですか?

アキュート:たいまつのほうが良いですね。

コーデル:はい。

GM:じゃあ奥に向かいますね。・・・ストーンサーバントか。

 ここでGMはストーンサーバントがいても特に問題ないと思っていましたが、あとで対策してなかった事に後悔します。

セブン:ズシーンズシーンズシーン。盾にはなる

GM:えっと、モンスター同士の不意打ちってどうするんでしたっけ?

アキュート:モンスター同士の対決ってさいころを振らねえか? 純粋にこう能力値の高いほうが勝つんだよ。

GM:能力が高いほうか。ちょっとストーンサーバントのマスター、2D振ってみてください。

セブン:(ころころ)・・・9。

GM:こっちは11。

コーデル:あちらが気づいたかな、もしかしたら。

GM:いえ、こっちは人間並みなんで、2点の差だったらどっちも気付きません。 執筆中に気付いたけど、そもそもストーンサーバントじゃ、足音が聞こえてもリアクション出来ませんね。

GM:じゃあ奥のほうからガシャガシャガシャという音が聞こえてきた。

アキュート:音が聞こえた時点で前のほうに出る。姿が見えなくても。ガシャガシャガシャ。

GM:えーと、じゃあ、蟹の下半身を持った赤黒い甲羅に覆われた男が現れました。目は血走っていてかなり好戦的そうです。

アキュート:うーん、なるほど

GM:『なんじゃおまえら、どっから来たんじゃあ!』

コーデル:・・・何語?

GM:下位古代語です。

コーデル:知らない。

セブン:わかる?

GM:わかります

セブン:おまえがデビルキャンサーか?(PCで唯一、意思疎通できる)

GM:『おお、ワシの名前を知っとるんけんのう。何者じゃい!?わしゃ食事しとったんじゃ。』といって手に持っていたマーマンの腕を投げ捨てる。

GM:お食事中だったようです。

アキュート:じゃあ、九割がた邪悪と認定する。しかも俺から見れば喋ってないようにも見えるから

セブン:一応会話は可能なようですが、下位古代語での。

アキュート:一応通訳を頼みますね。

セブン:言いたい事があるならどうぞ。

コーデル:すごく、何も言わずにこう、シェイドを当てたいんですが。と、ぼそっとこう、共通語でつぶやきましょう。

アキュート:問題ないな。あいつが今から説得に応じてくれるとはさすがに・・・

コーデル:あんな見苦しいものは見たくありません。

セブン:わかりました。じゃあ話をしてるので、となりでやっててください。

アキュート:悲しい事だが、切らせてもらおう。

セブン:えーと、そうですね。あなたここにいつから住んでいるんですか?

GM:『こないだから住んどるが、それがどうかしたか?』

セブン:いえ、マーマンたちが非常にお困りなのです。

コーデル:マスター、シェイドを出します。ストーンサーバントの背後から出して、くわわーん。(シェイドをぶつけた音らしい)

GM:シェイドを出した時点でもう戦闘に入ります。コーデルさんが最初ですね。

コーデル:はいはい。(ころころ)低いな。11。

GM:(ころころ)抵抗成功。

コーデル:0レーティング・・・7点のダメージ。

GM:7点と(ちょっと削られたな)・・・次どうぞ。

メルティー:えい。(ころころ)13。

GM:13? あ、抵抗した。よかったー、ギリギリだよ。

メルティー:6点のダメージ。

GM:6点と。(あまり効いてないな、よしよし)

アキュート:すぐに接近できるのかな。

GM:はい。

アキュート:じゃあ接敵にかかる。スタイル(二刀流の事)の変更はなし。

GM:はいはい。 アキュート:(ころころのころころ)13と8.。ややファンブルした。

GM:1回目があたって、2回目がよけた。 アキュート:ダメージは11点。

GM:11点と・・・ちょっとザクっときたな。お次どうぞ。

セブン:フィジカルエンチャント。そこ〜(アキュートを指す)

GM:なに上げるんです?

セブン:器用度。(ころころ)お〜良かった。成功。

セブン:そしてストーンサーバント〜。1回殴ってみるので〜

GM:はいはい。なんぼですか?

セブン:えーと、これはすでに書いてあるのを言えば良いのかい?

GM:どっちでも良いですよ。好きなほうで。

セブン:じゃあ、(ころころ)・・・あ、低い。10。

GM:(そのくらいなら・・・ころころ)あ、当たっちまった。片っぽが1が出た。

セブン:やった〜。13点のダメージ。

GM:13点か。ちょっとガスってきたな。ふらついてきた。

セブン:どうやら効いているようだ。

GM:えーと、前にいるのがアキュートさんとストーンサーバントですね。

セブン:完全な壁になっています。

コーデル:仕掛けてみるかね。

GM:隊列ってどのぐらいの長さでしょうか? 先に聞きますけど。

アキュート:呪文が届けばそれで良い。

セブン:うん。

メルティー:こっちはシェイド飛ばしますから

コーデル:だったら10mだな。

GM:10mも間合いがあるとは思えへんけどな。狭い洞窟だから。

セブン:それならそれで問題はないが、意外と入り組んでて視界が悪いとか?

GM:大体そうですね。まあいい。報復しましょう。 デビルキャンサーは口をガパッと開けると、虹色の泡を吐いてきました。

アキュート:わあ、たのしい。

GM:ころころ、全員目標値13で回避してください。

セブン:目標値13・・・で回避!?

コーデル:回避できるわけがない。

アキュート:メルティーさん、それは。

メルティー:これはクリティカルというんだよ。

アキュート:9以上か。

セブン:1ゾロしました。

コーデル:回避できるわけがない。

GM:6ゾロ出したら出来ますよ。

GM:じゃあ全員、打撃力10、追加ダメージ4でダメージを出してください。面倒くさいんでそっちでお願いします。

 この攻撃はほとんど全員に当たりましたが、残念ながらダメージはほとんどありませんでした。

アキュート:毒の抵抗値いくつだっけ?

GM:あ、陸上では大丈夫です。実いうと、目が見えなくなるのは水の中だけですから。

コーデル:3点効いた。

GM:えーと(ころころ)、ストーンサーバントとサラミスさんにも7点ずつダメージが来ます。

セブン:あ、ストーンサーバントの計算忘れてた。

メルティー:サラミスさん、もともと生命力9あったな。自分を優先的にヒールしてください。

コーデル:あ、冒険者レベル減らせるんだった。忘れてた。

メルティー:忘れるな。

コーデル:ならば止まってるや。カキーン。

GM:サラミスさんは1点くらいました。

メルティー:こっち次、ホールドかけに行きますわ。あんなのそうそう命中させられたらイヤなので。攻撃と防御にペナを与えます。

GM:はいはい。ではどうぞ。

アキュート:片方はホールドして、片方は攻撃するってのもあり。

コーデル:シェイドよりも、ウィルオーウィスプなりストーンブラストなりを使ったほうがいい。

セブン:じゃあ行こうかそれで。

コーデル:3倍拡大のホールド行きます。達成地+2で。(ころころ)8の10の16。

GM:(ころころ)・・・・・3が出た。

コーデル:ん?

GM:3。

コーデル:なるほど。じゃあホールドしますか。攻撃と回避に−2です。

GM:地面から腕が出てきて、デビルキャンサーの足を掴みましたね。

コーデル:ちなみに18ラウンド。

GM:死ぬなこりゃ。

コーデル:で、こっちは残り精神力7だ。

GM:次の方どうぞ。

メルティー:ストーンブラスト。

アキュート:ストーンブラストが、おそらくベストでしょう。

コーデル:精神力に余裕があるならば、こっちのほうが強い。

メルティー:ころころ・・・11。 GM:抵抗しました。

アキュート:10レーティングいきますよ。これがストーンブラストの強いところ。

GM:10レーティング・・・いややなぁ。

メルティー:低っ!6だから、えーと、9点の攻撃。

GM:9点だから(ダメージを計算して)、かなりふらついています。 次の方どうぞ。

アキュート:攻撃力上がってるから。

GM:こっちは下がってる。

アキュート:初撃は13で、次が11。

GM:両方とも当たってます。

アキュート:初撃が12点で・・・

GM:あ、それだけで首がバシュッて飛びました。 『ぐああああ、てめえらぁぁぁ、バタッ』 倒れました。

セブン:ふぅぅ、手ごわかった。前情報があったから何とかなったようなもんだ。 いや、真面目にこれと普通にやってたら、結果は逆だったかもなあ。

GM:けっこう防護点低かったかな、こいつ。3回攻撃できなかった。

コーデル:されてたまるか。

こうしてGMが苦心して造ったオリジナルモンスターは、2ターンももたずに消え去りました。・・・・・・レベルが1高いプロトタイプのほうが良かったかな・・・

セブン:ストーンサーバントご苦労様

コーデル:ちなみにこの洞窟の中には、特に変わった様子はありませんか?

GM:天然の洞窟ですからね。まあ、奥のほうに行くとマーマンの骨がごっそりとありますよ。持っていきます?

コーデル: 持っていかない。他に何もない?

GM:ありません。来たばっかりだったみたいですね。

コーデル:確かについ最近ここに来たとか言ってたな。

メルティー:じゃあ外に出ましょうか。

アキュート:一応マーマンたちの冥福を軽く祈っておくか。ファリス流に葬儀されても、多分喜ばないだろうし。

セブン:ま、これで無事終わったのかな?

GM:じゃあ上がってきたらマーマンさんたちが手を振ってきます。『お帰り。無事だったのか。』

メルティー:ええ、なんとか

アキュート:いや、礼を言われることをしたわけではないが、むしろこちらを助けていただいたから恩返したというとこかな。ということを伝えてください。

メルティー:ペラペーラ、ペラペーラ(笑)

GM:じゃあ同時通訳で伝えます。『では船に乗ってください。最寄の人里までお送りしますので。』

メルティー:なるほど、ご苦労様。

セブン:ストーンサーバントご苦労様。君はここで朽ちてくれ。後数分で魔法が解けるから。

セブン:誰か回復をお願いしたい。

GM:あ、じゃあエンビーさんが治してくれます。

セブン:してくれるなら任せよう。

GM:『まあ何もやれませんでしたから、これくらいは』といって回復してくれる。

セブン:ああー、どうもー

GM:全員回復して良いですよ

コーデル:うんダメージは食らってないな。精神力は減ってるけど。さっさと寝ます。

GM:ではザラスタ君が船を引っ張って行きます。
    生存判定はもういいか、どうせあと少しだし。じゃあ何人か衰弱した人が出ましたが
    誰も死なずにすみました。ラーダの神官さんたちなんかが少し倒れてますが。

コーデル:衰弱してるのは食料が足りんからかな。

アキュート:それもあるだろうし、水も。

GM:太陽も暑いでしょうしね。

アキュート:まあそういう人たちを介抱しよう。ラーダの神官しかり、
        他の一般客しかり、商人の人たちしかり。
        衰弱している人を見たら介抱してる、こっちは。

GM:まあ衰弱した人が(ころころ)・・2人ですね。

アキュート:その二人を介抱してます。

セブン:ロッキー、危険になったらすぐ逃げろよ(笑)

GM:食事だったらマーマンさんが届けてくれますよ。生魚ですけど。

アキュート:好意だけ受け取っておこう。 〜ついたその先は?〜

GM:三日後になりました。皆さんは港が見える沖の近くまで着ましたね。

コーデル:おおー、港だ。

GM:『我々はここで帰ることにする。あまり人間にかかわりを持ちたくないのでな。』

メルティー:はい、感謝します。

アキュート:確かに、種族レベルでの交流はまだまだだろうな。残念な事ではあるが。

セブン:ではお礼の言葉を載せてあげてください。

メルティー:(しおらしい声で)神に感謝します。

アキュート:神!?(笑)

メルティー:世界樹に感謝します。

GM:ところでクリストファー船長がさっきから不安そうな顔をしてるんですけど。

セブン:なんでなんでしょうか?

GM:いや、それが実はだな。昨日ちょっと星とか調べたんだが、どうもわしらはどんどん南西にむかっとったという気がする。

アキュート:南西に流れていったと聞いた気がするんだが?

GM:はい。 セブン:さらに南西のほうに進んでいったと。

コーデル:噂によれば南西に大陸があると聞きましたね。

GM:ここで全員セージ技能かバード技能で知力チェックしてください。目標値12です。

コーデル:ヒラ目だ!

メルティー:バードある!

セブン:8の10の・・・13!

メルティー:12だ

GM:じゃあ港のほうを見てわかったんですけど、この港、アレクラスト大陸じゃありません。はっきりと断言できます。

コーデル:え、違うの?

メルティー:違うよ〜、あれは違うよ〜

GM:気候とか造りなどでわかりますが、どう見てもアレクラスト大陸にこんなところがあるとは思えません。

コーデル:風の噂に聞く呪われた島でしょうか。

セブン:しかし、方角が。

コーデル:確かあれは南東のほうでしたね。いや南のほうか。

アキュート:しかしそこである事を願いつつ。あそこならぎりぎり交流があるはずだ。

GM:そういうことをいってると、港のほうから船が近づいてきましたね。
えーと、セージ技能かな?それでちょっと振ってください。目標値は7。

一同:(ころころ)

GM:全員わかりましたね。近づいてくる船なんですけど、かなり古いタイプです。100年ぐらい前のものですかね。

コーデル:紋章とかついてない?

GM:ついてます。7つの星が図案化されてますけど、あなた達は見た事はありませんね。 どっかの国だと思いますけど。

コーデル:うーん、あの紋章は知りませんね

アキュート:俺も見た事無いなあ。どこのものだろ

セブン:私も見た事ないです。どんな船ですか?

GM:ガレー船。かなり古いタイプですけど、使われてる材料は新しそうです。

コーデル:ぱっと見、どんな用途の船かわかりますか?

GM:軍船のようですね。

アキュート:ま、話し合える事は話し合えるんじゃないんですか?

コーデル:まあ、精霊語かエルフ語が通じれば。

セブン:下位古代語かドワーフ語が。

メルティー:フェアリー語かハーピィ語か精霊語が

アキュート:あと、ファリスへの信仰があるんだが。

GM:普通、神聖語は使えないですよ、会話には。

アキュート:ちがう。俺が言ってるのは神意。

GM:はいはい。じゃあ向こうから声が聞こえてきますね。共通語で。

セブン:それはそれで一応びっくりした。

GM:『そこの船、どこの所属だ? 答えよ。』

セブン:船長さんがどうぞ。

コーデル:われわれ言うべき事ではない。

GM:『えーあー、わしらガルガライスのものなんじゃが・・・』 それで向こう側の船から
    『ガルガライスなんて聞いたことがない。』と聞こえてきます。

セブン:船長、詳しく敬意を話したほうが良い。 おそらくは察しているだろうが、ここは『ファーランド』だ。

 

そのとおり! 此処こそはソードワールドでもベスト3に入る異郷、『ファーランド』なのです!!

 

セブン:経緯を説明するよう、船長に言います。

GM:では向こうから人がボートに乗って来ますね。 『これからそちらの船に乗り移る。攻撃はするな。』

セブン:まず事情を説明して、上陸許可をもらおう。

コーデル:こっちは人影とかからそれを見てましょう。どんな人が出てくるかな。

GM:縄梯子を伝って、上がってきましたね。

アキュート:一応は警戒しておきましょう

コーデル:相手の人、喋ってる姿見せてる。

GM:見せてます。

コーデル:どんな姿? 人間?

GM:普通の人間に見えますね。

コーデル:こっちは相手の方が気になってる。どんな格好とかね。服装によってなんかわかるかもしれない。

セブン:こっちはロッキーを一番上に待機させといて、町のほうを見といてもらいましょう。なんか目立った様子がないか。

GM:目立つところならありますよ。港の端に人が集まってこっちを見てる。

セブン:どうやらあっちのほうでもかなり注意を引いてるようですね。

アキュート:いたしかたなし。

コーデル:ちなみに船長との会話のほうはどうなってるのでしょうか。

GM:自分達の事情がどうなったのかを話しているんですけど、上がってきた人、海上警備隊の隊長さんですけど、半信半疑みたいですね。

コーデル:じゃあ聞きましょう。申し訳ありませんが、ここはどこでしょう?

GM:『ヘリオス王国の首都ハーガンだが。』

コーデル:知らなーい

セブン:われわれも信じられないが、事実なのだと思う。だが、われわれが嵐にあって漂流してきたという事実だけは、船を見てもらえばわかると思う。

コーデル:その辺ぼろぼろになってる。

セブン:とにかく、上陸許可だけでももらえないだろうか?みんなの顔つきを見てわかるとおり、長い船旅というか漂流で、漂流と言うのは長くないが疲れている。休む場だけでも貸してもらえないだろうか?

GM:『あー。ちょっと待ってろ、とりあえず上の人と話してくる。』といって伝書鳩を離します。 あと、食事を運んできてくれますね。

メルティー:私がエルフでなければ、このあとがんばってがんばってマーファ様を信仰するのに。 リターンホームあるから。(一方通行の瞬間移動です)

一同:(笑)

 セブン:マーファ信者がNPCにいないかなあってちょっと思ったが

コーデル:大事なのは一人しか帰れないから

GM:ソーサラーなら帰れますけどね。 ま、そういう話をしているうちに、伝書鳩が戻ってきました。その手紙によると、王国専用の港に入って良いそうです。

セブン:それはありがとうございます。

GM:ちなみに船は絶対に持って帰ってくるようにだそうです。

セブン:確かにそうしてくれたほうが俺達は入港しやすいと言う判断はある。

コーデル:じゃあ行きましょうか。

GM:皆さんは町のそばにある、王城シャイニングセブンに連れて行かれます。

コーデル:シャイニングなに? セブン?

GM:シャイニングセブン。

コーデル:いかめしい名前だ。

セブン:いい名前のところですね(笑)

GM:『えー、国王様がおまえ達全員と会われるようだ。』

コーデル:国王様?

GM:『とにかく何が起こってるかわからんからな。魔法使いがおまえ達の嘘を調べるそうだ。』

コーデル:別にかまいませんが

アキュート:具体的には全員とは何人なんだ? 本当に全員?

GM:本当に全員。乗客合わせて30人です。それくらいは入りますから。 王様の名前はヴィクター・カリストーと言って、30歳くらいの美形。

コーデル:じゃあ うやうやしくこう、頭を下げようかなと思ったんですが止めましょう。 残念ながらエルフにそんな習慣はないのさ。 横の宮廷作法を真似ます。場合によっては頭を下げますね。

セブン:それを理解してこっちも頭を下げよう。

GM:えーと、ヴィクターさんが話しますね。 『話は一応聞いたが、おまえらが別の大陸から来た人間か?』

コーデル:そのとおりでございます。人間ではありませんが。

GM:『ふむ、別の大陸にもエルフがいるとは聞いていたが。』

コーデル:この大陸にもいるんですか?

GM:『もちろんいる。我々の先祖もその大陸から来たといわれているしな。』

セブン:確かに言葉が通じるというのは興味深い事だ。

GM:あ、ちなみにここで使われてるのは共通語であって、西方語・東方語は使われてませんから。

セブン:それはわかる。そこまで行ったら本気でビビる。

GM:『話を戻すが、おまえ達が別大陸から来たというのは本当なのか?』と言って魔法使いが魔法を使います。

コーデル:少々不愉快ではあるが、いたしかたあるまい。

セブン:保護してくれたのは事実だから。

コーデル:本当ですよ〜

GM:『実を言うとその保護が問題でな、これからの話だが、おまえ達はどうするつもりだ。』

メルティー:帰りたいですね。

コーデル:船の修理に協力していただきたい。ま、その場合は船長さんの話を聞いて、アレクラスト大陸に戻れればと

セブン:最終的には魔法を使うというのもあるが。それにまったく興味をひかれないと言うのも嘘になるが。

コーデル:その修理期間、できればそちらの王都に見まわる許可をください、王様。

セブン:最終的には帰りたいです。

GM:『まあ、帰るかここに帰化するかはおまえ達の勝手だが、ひとつだけ言わせてもらおう。帰るのはかなり難しいと思うぞ。』

アキュート:なぜですか?

GM:『おまえ達が通ってきた海域は海王の巣と言われていて、シーサーペンとやジャイアントオクトパス、はてはドラゴンまで住んでいると言われている。帰る確率は極めて低い。 プラス、この大陸では船を造る技術はあまり発達していない。』

コーデル:なに、大丈夫です。ある程度は船長さんが知っていますから。

セブン:先ほど聞くのを忘れてましたが、帰化をそう簡単に許してもらえるのですか?

GM:『別にかまわんぞ。』

コーデル:もしかしたら我々の以前にも流れてきた人物が?

GM:ええ、います。 『まあその事はあとで話すが、おまえらが帰化してくれるんなら、大陸の珍しい知識も手に入るから。』

セブン:なるほど、確かに興味深い話ではありますな。

GM:さてと、今セッションはここで終わりですね。経験点は・・・オクトパスも入れるかな。全員1025点づつです。

 振り返ってみると、PCの行動を制限したり、最後が長くてだれてきたり、反省点が多いなぁ。まあ、PCたちをファーランドに連れてくるという目的は果たしたし、次回はもう少し自由度を高く考えようかな。

あと、GMメモ・その3。『終わりのシーンはキチッと決めてこく事。』

 

フォルティノの呟き

 

どーも、リプレイ担当のdealです。

いきなりですが今回のゴースト氏のリプレイの解説を少し。

最初に聞いたのはファーランドでの冒険を考えているということ
そして第一回は導入としてのシナリオを用意しているということでした。

そして第一回目のセッションとなったわけですが。
単純にまとめると乗ってた船が沈没して助けてくれたマーマンに恩返しというもの。
全体の感想としてはまあ無難にまとまったなという感じです。
最後に彼が書いていましたが逆に自由度が少なかった為でしょう、
うちの会のメンバーはノリではっちゃけるのが好きですからあまり自由度が高いと
手に負えなくなる可能性もありますし。

船のことなど細かい所はいくつか突っ込みどころもありますが、まあそこは
置いておくとして。
作中弱いNPCを出して使うのを諦めさせようとしたシーンが出てきましたが
PC達が3レベルなのに例えセージだろうが5レベルのキャラクターが出てくれば
十分使えるキャラクターだと思います。
あの場合はサラミスをびびらせておいてお付きの人が離れられないという状況にするとか
セージ技能と全く同じ能力を持った別の名前の一般技能を持たせて冒険者レベルを
下げるなどの別の方法を取った方が良かったでしょう。

今後PL達は大陸に帰る方法を探すことになるのですが、GMの当初の予定通りに
進むことは無いと思います、さてどうなることやら。