キャラクター作成も完了。

では、リプレイ本編 〜ビームとマイトとテロリスト〜 お楽しみ下さい。



プロローグ



汽車の中の個室にて

アレックス:もうすぐだ、もうすぐだ、もうすぐだ、(ぶつぶつと囁き続ける)

車掌:お手紙が届いております。

見慣れた赤い封、妻からのものだ。

アレックス:なんだ、あいつか今日はどんな自慢話だ?

手紙:あなたの噂、最近聞かなくてよ。不甲斐無いあなたと違って、
    私のほうは順調よ。噂は聞いたかしら?

アレックス(心の中):一家血を抜かれて全滅、か。新聞に乗って顔をさらすとは、
            ずいぶんと醜い殺人方法だ。屍骸を残すなんて。
            ここは手本というものを見せてやらねば。ミラージュシティ…
            今度こそ私の手柄として、私の名前はばれずに、結果のみが残る。

車掌:奥様からですか?

アレックス:ええ、子供と楽しくやってるようで。

車掌:それはそれは、良いお旅を。(そう言って立ち去る)

アレックス:ええ。(にこやかに会釈)

アレックス(心の中):計画を練る必要があるか。まぁ多少大味でも構わない。
             初めての舞台だ、登場はセンセーショナルに!



数十年ぶりの故郷

ナハト:洒落たセダンに乗って街を訪れます。

GM:子供達が車を見かけると、反応して帽子を振ったりしてますが。

ナハト:とりあえず無視

GM:相手にされなかった子供は石でも投げてきます。

ナハト:やっぱり無視。争いごとは極力避けるので。
    それよりGM、街はかつてと比べて変わってるかな?

GM:ぱっと見た感じですが、だいぶ発展してますね。そして平和そうなイメージが。
    ゴースト云々のきな臭さは表面上ありません。

ナハト:成る程、まぁ表面化していたら来た意味が無い。事前に防ぐ為にきたのだから。



病院の地下室

ゴルト:じゃあGMダイスふります(ころころ)奇数。
※ ゴルトはダイスを振って偶数なら善良な医者の人格、
   奇数ならマッドサイエンティストの人格が出てくる。

ゴルト:HAHAHA、いつもの地下室、檻の向こうにはゾンビ達。

ゾンビ(他プレイヤー):あ〜〜う〜〜

ゴルト:両手両足を落としても動くか、素晴らしい。

ゾンビ:のたうちながら、うきゃきゃきゃ〜〜

ゴルト:さあ実験だ、まずは君からだよ。と言ってゾンビを診察台に乗せる。
     今日こそ生命の神秘を! ザシュッグサッ。

ゾンビ:GYA−−−−−

ゴルト:また失敗か、動かなくなったな……、今日の実験は終わりだ、主人格に戻ろう。

GM:あれ、任意に変われるのか?

ゴルト:第二人格の方はね。

GM(看護婦):伝声管から声が、先生〜、急患ですよ〜。

ゴルト:じゃあ、階段を上って地下を出たところで、はっ、私は何を?
     いや患者が待っている、急がなくては。

GM(患者):先生、早く来てください。

ゴルト:申し訳ありません。ちょっと外にいまして、具合の悪いところは何処ですか?



シェリフの休息(かなり長め)

ディック:派出所のような所で、ロッキングチェアに揺られながら、顔に新聞紙はりつけて寝てる。

GM(保安官助手):ディックさん、ディックさん。起きて仕事して下さいよ。

ディック:ああん?お前は何のために、ここにいるんだ?

GM(助手):ディックさんを起こしにです。

ディック:馬鹿野郎。お前は働く為に来たんだ。市民が待っている、働いて来い。

GM(助手):なに言ってるんですか、ディックさん。とりあえず
        サインの必要な書類もって来ましたから。頼みますよ?

ディック:サイン〜、そうだ俺はパトロールに行って来るよ。街の平和のためにな。

GM(助手):予定通り、ディックさんをパトロール出せれたな、
        あの人普通に言っても仕事しないし……

ディック:やる事が無い、いや列車が着いたんだったな。面白いことがないか行ってみるか。



メインストーリー

シーン1 〜出会い、それは対決〜



アレックス(のプレイヤー?):タ〜ンタタ〜ンタ〜ンタ〜ン
                  (↑何故か突然もの悲しく歌いだす、ちょっと怖い)

ナハト:ホテルを確保した後にゴーストハンターギルドに顔を出そうと思うけど、場所は何処かな?

GM:場所は寂れた裏路地、ちなみに表向き酒場として営業している。

ナハト:じゃ、そこに向かうよ。

ディック:じゃあ第一接触を計るか。

ゴルト:こっちもギルドに行くけど、そこってどんな造り?

GM:表口には一般客が出入りしていて、裏口から入ると地下に行けてそこがギルド。

ディック:GM、歩いているナハトさんの肩にぶつかろうと思います。

GM:許可。ナハトのほうにシェリフが正面から近づいてくるけど、どうする?

ナハト:ちょっと質問、体格ってどんな感じ?

GM:とくに設定してないんなら、体力ステータスの高いほうがガタイがいい。
    この場合ディックの方。

ナハト:OK、どっちにしろ一般人との厄介事は勘弁願いたい。
     立ち止まるよ。何事かなシェリフ?

ディック:いや、なんでもねえよ。パトロール中でな。

ナハト:なら、すまないが道を空けてもらえないかな。
     君は少々存在感がありすぎるので、具体的に体積が。

ディック:ああ、そいつは、すまねえな。
      この街じゃ最近変な事が起こっているから気をつけろよ。

ナハト:忠告ありがとう。

ディック:まあ、何かあったら俺じゃねえ方のシェリフに頼みな。

ナハト:はははっ、この街のシェリフはなかなかジョークというものを理解している。
     せめて名を聞こうか。

ディック:ディックだ。あんたは?

ナハト:これは失礼。私はナハトというものだ。

GM:ちなみに出てない二人、登場はいつでも可。

アレックス:そんな、何故、政府の狗がいる場に登場しなければならない!?

ゴルト:(ころころ)

ナハト:(ダイスを見て)シェリフ、出番がくるよ。

GM:また、第二人格か。

ゴルト:今、場所は何処?

GM:ゴーストハンターギルドにもう少しといった所。

ゴルト:つまり場所は裏路地。ならその辺りの影にごそごそと動く人影が。

ディック:どうした、あんた。何かあったのか?

ゴルト:いや、何でもないですよ。(ぼそっと)シェリフか。

ディック:ん? どっかで会ったか?

ゴルト:会っていても不思議は無い。私はここで医者をやっている。

ナハト:医者の顔がそんなに広いとは。シェリフここでは病でも流行っているのか?

ディック:そんな事は無い。ドクター、以前会った時と印象が変わってないか?

ゴルト:そうかな?まぁ仕事がなくて気を抜いているだけだ。気にするな。

ディック:ならいいんだが、面倒事は御免だぜ。あんたが大人しくしてる内は俺も何も言わん。

ゴルト:ふっ、こちらも御免ですよ。

アレックス(のプレイヤー):何か怖い世界だな〜。



お前が言うな



ゴルト:まぁ、診察して欲しい時は何時でも言って下さい。

ディック:大丈夫だ、俺は病気と無縁でね。それが自慢なんだ。

ゴルト:いえいえ、あなたも年なんですから、体には細心の注意を。

ディック:お互い様って奴だろう。あんたも鉛の弾を喰らう事になるかも知れねえぜ。

ゴルト:滑稽な事を、その腹割っ捌かれたくないでしょう。逃げるなら今のうちですよ?

ディック:ここで殺りあってもお互いのためにならんだろう。
      おまえさんもまだやりたい事もあるだろうしな。

ゴルト:確かにそうです。そういえば、あなたも仕事中でしたね。

ディック:そうっだったな。すっかり忘れてたぜ。じゃパトロールに戻らせてもらうよ。

ナハト:立ち去る彼に話し掛ける。シェリフ、この街の住人は本当にジョークが巧いね。

ディック:ああ、ファンキーな奴等が多くてな。

ナハト:ところで、さっきのクレイジーな彼は何者だい?

ディック:この街で唯一の医者だ。

一同(GM含):嘘っ、唯一!? こいつ以外医者いないのか!? 駄目だろ、この街!!

GM(心の中):どうしよ。

ゴルト:たった一人の医者……(にやにやしてる)



ここは少し悩みました。冷静に考えるまでも無く医者が一人ってことは無いでしょう、普通なら。
でも思いました。楽しそう。それに、何かいまさらだよね(虚)、って考えました。
そして過去の自分への突っ込みを一つ。いまさらって、ストーリー始まって無いじゃん。



GM:OK、この街の医者はひとりだ。

ディック:この街の住人は健康なのが自慢なんだ。

ナハト:私もこの年だが大病を患ったことは無いが……

ディック:それなら問題ないが、病にかかったら、あいつの世話になれ。
      それがこの街で生きる唯一の方法だ。

ナハト:それは先程のの忠告よりも有り難く受け取っておくよ。
     では、と言ってギルドの方へ。…行きたくねー。

GM:ゴルトの方は先に行ってる?

ゴルト:先に行ってる。(ころころ)善良な方の人格で。

ナハト:ほんの少し遅れてギルドの入るのか………やっぱり行きたくねーよー。

ディック:さっき主人格なら、こんなことには、ならなかったのに。

ナハト:最悪の出会いだったからね。目の前で一触即発。



シーン2 〜相棒〜



GM:先に入ったゴルト、あなたは顔馴染みですから特には何もありません。
    ナハトを見るとマスターが話し掛けますね。

GM(マスター):ナハト様ですか?

ナハト:その通りだ。今日到着するという情報は伝わっていたようだね。

GM(マスター):これはちょうど良いところに。旅の直後にての失礼を承知で
          依頼したいことが。奥に来て貰えませんか?

ナハト:構わんよ、とりあえず話を聞こう。

GM(マスター):あとゴルト様、あなたにも同様の依頼をしたいのですが。

ゴルト:そう言われたら、こっちも奥についていくよ。

ナハト:ここでさっきの白衣を見るわけか。

ゴルト:ちなみに、さっきまでは優雅に紅茶を飲んでいた。

GM:酒場で紅茶…まっいいか。ああナハトは気付くけど、マスターがゴルトを見て、ほっとしている。

ゴルト:今日は真っ当な方だと気付いたのか。

GM:そう。

ナハト:ところで奥の部屋ってどんな所だい? 個室か何か?

GM:いや、そこそこ大きい。ゴーストハンターの待機場所で人も少しいる。
    裏にもう一つ酒場があると思って下さい。

ナハト:じゃあ我々は酒場のカウンター辺りで話を聞くのかな?

GM:そうだね。

GM(マスター):単刀直入に申しましょう。このギルドに入ってきた依頼を解決して頂きたいのです。
          ナハト様はまだ街に来たばかりで地理に疎いでしょうから、ゴルト様とコンビを組むと言う形で。
          ゴルト様もそれでよろしいでしょうか?

ゴルト:ええ、引き受けさせてもらいます。(ナハトに向かって握手を求めながら)どうも初めまして。

ナハト:…初めまして。(握手に対して)とりあえずアクションはしない。
     ゴルトさん、そういう習慣はないので。

GM(マスター):(ナハトに微妙な視線を送りつつ)もしや、ゴルト様と会ったことが?

ナハト:…いや……会ったの初めてだ………

ゴルト:ええ、彼とは初対面ですよ。

ナハト:彼には実にユニークな所があるね。

GM:マスターは納得した視線を送りつつ、頷きます。

ナハト:ただ噂だけは聞いているよ。ゴルト氏はこの街唯一のドクターだとか。
     そんな人間に会えて光栄だね。

ゴルト:いえいえ、そんなに大した人間じゃありませんよ。

ナハト:そんなことは無い。あなたに会った事は決して忘れないだろう。

ゴルト:私は未熟ですよ。私の腕が足りないばかりに死ぬ患者さんもいます。
     せめてもの償いとして、墓地を管理して祈るぐらいしか……

ナハト:これは誠実な人だ。しかし忠告させてもらうなら、
     この業界あまり愛想がよ過ぎるのは、厄介事を招きかねないぞ。

ゴルト:そうですねぇ、でも愛想がいいとは言えないんですよ。人の顔を覚えるのが苦手で、
     というのも会ってない筈の人に既知のように言われたりするんですよ。

ナハト:何、人間には裏表の一つぐらいあるさ。

GM(マスター):さて、そろそろ詳しい話に。

ナハト:ああ頼むよ。

GM(マスター):今回の件の依頼者はエレイン=シャーネット…………



ナハトとゴルトへの依頼は、エレインの周囲で最近起こっている怪奇現象を解決して欲しいというものです。
エレインは、この街にある大きな劇場の歌姫で、ある意味では街の顔とも言える程有名な人気歌手です。
そして、もうすぐこの街で彼女を主役にしたイベントの日が迫っています。
それは劇場サイドが、街の住民に対して行う感謝祭で劇場とその前にある広場を使ってのパーティーです。



ナハト:確認するけど、その歌姫さんはこの街出身? それとも旅の劇団員みたいなの?

GM:この街出身で、ここの劇場と専属契約してます。

ナハト:了解、(チラッと横を見て)しかしヤバイよ、
     さっきから喋ってない変質者が嬉しそうだよ。



シーンの外…

アレックス:くっくっくっ、確かに男受けしそうな面をしている。



ゴルト:私も時間が空いた時は、彼女の歌を聞きにいきますね。

ナハト:そうか、あいにく私はそういった高尚なものに縁がなくてね。

GM(マスター):彼女のような有名人の周りで、そんな事件が起こると
          世間に知られる可能性が高くなってしまいます。
          ですから、我々は最優先でこの仕事を解決したいのですが、現在人手不足でして。
          急な依頼ですがお二人に受けて頂きたいのです。

ナハト:何、こちらは構わんさ。片手間といっては失礼だが、もう余生を楽しむだけの身。

ゴルト:この街の方々は健康なのでね。医者としての仕事は楽ですよ。問題はありませんね。

GM(マスター):ありがとうございます。劇場の方には、
          話が通っていますので、これ以上の話はそちらの方で。

ナハト:ではミスターゴルト、さっそくで悪いが劇場までの案内を頼めるかな?

ゴルト:ええ、当然構いませんよ。



シーン3 〜邂逅する犯罪者ども〜

アレックス:GMさっき話に出た、エレインのパーティーだが、もう少し詳しく。

GM:一言でいえば、歌手とファンとの交流会だと思えばいい。

アレックス:彼女、人気歌手なんだな?

GM:ああ、別の街から来る人間もいるね。

アレックス:素晴らしい!

GM:この時点で街の最大イベントは間違いなくこれ。
   形式は彼女がホステスとして、ファンを招くというもの。

ナハト:本当にファン感謝祭だね。

GM:そう。

アレックス:本当にこの情報は素晴らしい。目暗ましに最適だ。

GM:人もいっぱい集まるしね。

アレックス:多くの人間が御亡くなりにれば、私も存分に楽しめる。

GM:懸念事項としては、警備は厳重だよ。

アレックス:さてさてさて、まずは保安官の場所は調べておくか。ということで大通りを歩いてるよ。

GM(適当な少女):ママ、笑いながら歩いてる変なおじちゃんがいるよ。

ママ(他プレイヤー):しっ、見ちゃいけません。

アレックス:待て、私は考えを顔に出したりはしない。端から見る分には極めて普通だ。

GM:さて、いま大通りにいるPCは? ちなみに、ギルドから劇場までは基本的に通る。

ディック:じゃあ、劇場に行くか。

ナハト:我々も当然そこを通るだろうね。

ゴルト:(ころころ)HAHAHA

ナハト:ほら来た! 第二人格。

アレックス:OK、GM、俺は通りの遠くからそいつ(ゴルト悪)を見る。

GM:遠くから見た。で?

アレックス:そして判断する。あれはいいカモフラージュだ。

ナハト:ミスターゴルト、何か気に障るような事がありましたかな?

ゴルト:いやいや、まさか、あんたと、組む事に、なるとは、くっくっく、はぁっはっはっ。

ナハト:私はとても光栄だ。これほどの冥土への土産話もあるまい。

アレックス:GM、俺は彼らが劇場に向かっていると判断していいのか?

GM:とりあえずは、この先に劇場以外のものも沢山あるが、一番可能性がありそうなのは劇場だ。

アレックス:ふっふっふっ、巧い旨い美味い、好都合だ。

ゴルト:あの女の周りで事件か、くっくっくっ、実に興味深い。

アレックス:はっはっはっ、おっとGM、我に返って、辺りを見回して、頭を下げます。

適当な少女:ママ〜、あの人やっぱり。

ママ:目を合わせちゃダメです!

アレックス:まいりましたね〜、これほどまでに使いやすい駒が在ろうとは思いませんでした。

ナハト:ミスターゴルト、初対面で失礼ながら、これだけは忠告させて頂く。
     あなたの、その裏の貌は人前にさらすべきではない。

ゴルト:そうだね〜、くっくっく。

アレックス:GM、この2人とギリギリの所ですれ違います。

ナハト:気付くかな? 我々は。

アレックス:普通にスーツを着て、普通にトランクを持ってます。印象として、荷物がちょっと多めの人間。

GM:まっ、旅人かな。

ゴルト:はい、匂いを嗅ぎ取れませんか?

GM:どうしよ〜、お前ならできそうだが………運で判定。

ゴルト:(ころころ)失敗。

アレックス:ファンブルだね、むしろ。

GM:ということで、あなたは何も気付かない。普通の旅行人とすれ違う、それだけだ。

アレックス:GM、(ゴルトを)見てわかるよね?

GM:(白衣の変態……)見てわかるよ。

ナハト:だって、白衣ですよ。

ゴルト:じゃあ、その時に人格変化。ナハトさんもうすぐですよ。

ナハト:あ、ああ。と面食らいながら。先程の大所帯の者に目をとられている隙に。

アレックス:すれ違い様に見えるわけか、人格変化が。

GM:突然、真っ当になった。

アレックス:もしや、二重人格………

ナハト:まあいい、我々の仕事を優先しよう。

アレックス:敵情視察といきますか。いざ劇場へ。



シーン4 〜劇場に集うキャスト達〜

ディック:彼らよりも一足先に俺は劇場にいるぜ。

GM(警備員):おや、ディックさん。

ディック:おう、何か変わった事はねぇか?

GM(警備員):いえ、何も問題ありません。市民達も明日のパーティーを楽しみにしていますし。

ディック:ああ、そうだな。明日のパーティーは俺も楽しみだ。

GM:で、本当にどうしたんですか? 挨拶にでも来たんですか?

ディック:いやいや、どうなってるのか、ちょっと身に来ただけさ。

GM(警備員):問題はありませんよ、ちょっと嫌な噂は聞きましたが、他愛無い物ですし。

ディック:噂?

GM(警備員):ええ、ちょっと有名な話ですよ。エレインさんの周りで幽霊がでるとか。

ディック:ほうほう、この街はそうゆうのが多いなぁ。

GM(警備員):確かに、でもまぁこの街の怪談話なんて、いくらでもありますからねぇ。

ディック:だがな、嫌な予感がするんだ。今回はただの噂とは違うんじゃねぇのかってな。

GM(警備員):ですが、聞いた噂は嘘臭いものでしたよ。家具が飛び回っただとか。

ディック:その辺の話か。まぁちょっと中に入らせてもらうぜ。

ゴルト:そろそろ登場していいかな?

ナハト:GM、ちょっと質問、我々はゴーストハンターギルドの人間と言えば話は通じる?

GM:うん、その話は通ってる。紹介の手紙ももらってる。

ゴルト:じゃあ、ディックと警備員と会話してるところに登場します。あ、人格はさっきから変化なしで。

GM(警備員):ディックさん、一般人が来たみたいですし、
         気になる事があるなら自分で見た方が良いと思いますよ。

ディック:そうさせてもらうぜ。

ナハト:こちらも警備員のほうに話しかける。失礼。

ディック:そのタイミングで二人にぎりぎり聞こえるように呟く。あの医者、元に戻っているのか。

ナハト:やれやれ、ここの保安官も大変だ。

ゴルト:警備員さん、私達はこういう者です。といって手紙をみせる。

GM(警備員):上から話は伺っております。私はこの場所を離れるわけにはいかないので、
         お手数ですが案内版を見ながら、オーナーの部屋まで行って下さい。

ゴルト:ありがとうございます。ではナハトさん行きましょうか。

アレックス:(突然)GM、この街に車はどれくらいある?

GM:結構多い。珍しくない日常の風景と考えればいい。

ゴルト:うん、こっちも移動にはなるべく車を使ってる。…中にマイトがあるし。

GM:ま…いいけど。

ゴルト:そして本人はそのことに気付いてないから。

ナハト:こっちも、実は車の中に入れてるんだ。

アレックス:ま、話を戻そう。こっちも劇場近くに登場。

GM:了解。

アレックス:で警備員に話しかける、ただその前に周りの警備の確認をする。

GM:日常と比べればずっと多い。ただ、隙が無いことも無い。

アレックス:穴を探すことは可能?

GM:熟練のテロリストならな。

アレックス:OK。ちなみに正門付近は?

GM:いくらなんでも、そこは厳重。警備員の数も多い。

アレックス:じゃあ、そこの人に話しかける。申し訳ない、尋ねたいことが。

GM(警備員):どうしました?

アレックス:風の噂で聞いたんですが、明日…だったかな、
       ここでエレインさんのイベントがあるとか?

GM(警備員):ああ、その通りだよ。旅人さんかい? この時期に来たのは運がいいよ、
         あの人は街の自慢だからな。

アレックス:ええ、列車から降りた時に噂を聞きまして。どんな方なのか知りたくて。
       チケットか何かが必要なのかと思いまして。

GM(警備員):残念だけど、チケットは今からでは入手できないね。
         ただチケットが必要なのは、クライマックスにある
         劇場内でのコンサートだけで、その前のお祭り騒ぎには関係ないよ。
         劇場前の広場を使って、エレインさんとの交流会があるんだ。
         そっちの方に参加してみるといいよ。

アレックス:ありがとうございます。クライマックスに参加できないのは残念ですねぇ。
       と言った後、会釈して立ち去る。

GM(警備員):では、明日はお楽しみ下さい。と言って見送ってる。

アレックス:さて、警備員の目が、あまり届いてなさそうな場所にある車を探す。

GM:了解、何台か見つかるけど?

アレックス:OK、じゃ、何事もないかの様にその車に近づく。

ディック:じゃあ、そこで俺が登場だ。あんた何してる? チャキ(銃を突きつける仕草)

アレックス:いきなり、銃口を突きつけられたんで、手を挙げて、
       ちょ、ちょっと待って下さいよ。突然、何です?

ディック:別に、演技はいらねぇんだ。

アレックス:本当に、突然何ですか?

ディック:いやぁ、あんたは黙って、俺の話を聞けばいいんだ。

アレックス:は、話とはなんです?

ディック:ここは、俺の管轄だ。それは判るな?

アレックス:はい、あなたは見た限りシェリフの様だ。

ディック:じゃぁ、問題は起こすな。

アレックス:はぁ? 私は旅の途中ここに寄っただけの者ですが。ええと…。

ディック:そろそろ演技はいらねぇんだよ。

アレックス:何ですか!? あんたは!

GM:(ディックには名声があったな。)アレックス、ちょっと知覚で判定。

アレックス:いや、運で判定する。(ころころ)成功!

GM:この街の名物シェリフの噂を思い出した、どんな噂かと言えば、目の前を見れば良く判る。

アレックス(心の中):成る程、彼が有名な、あのシェリフか………

ディック:というわけでGM、さっき奴が警備の穴を調べてたのをチェックしたいです。

GM:判定はしてもいいけど、ついさっきまで劇場内にいたからな。知覚に20%ペナルティ。

ディック:きついな、(ころころ)ファンブル。

GM:見当違いだと気付けたね。この男はそんなに怪しくない。

ディック:まあ、いい。今この辺の奴等は気が立ってるんだ。あんまり刺激するなよ。
     じゃあな、素直な協力を感謝する。

アレックス:は、はい。それでは。彼が離れきるまで手を挙げてます。

ディック:ああ、もう行ってくれて構わねぇ。

アレックス:はい、それじゃあ。と言って離れる。

アレックス(心の中):ちっ、失敗に終わりましたか……どうやらあのシェリフ、そうとう鼻が利くようです。
            だが、あの口ぶりからすると、山を張ってたんじゃないですかねぇ。

ディック:銃を突きつけて反撃してきたら犯罪者だ。

ナハト:過剰防衛って単語が似合いすぎるね。



反撃したら犯罪者…………いやぁ、すげぇなぁ………
俺が上司なら、とりあえず首にするね、自分の首が飛ぶ前に。



アレックス:じゃあGM、彼がいない場所にて、周囲をきょろきょろと見てます。

ナハト:おのぼりさんだねぇ。見た感じだけは。さて、我々劇場組はどうなったかな?



シーン5 〜ついに動く怪奇事件(遅っ)〜

ゴルト:(ころころ)(善良な方になった)

ナハト:そんなに、残念そうにしなくても。

GM:オーナーの部屋、そこにはオーナーと今回の被害者であるエレインがいます。

ナハト:では、二人に我々の立場を説明。ではお二人から詳しい話をお聞きしたい。

GM(オーナー):今回は依頼を受けて頂きありがとうございます。

ナハト:それが仕事ですので、その事に関してはお気遣い無く。



オーナーの口から語られる怪奇現象、それはエレインの部屋で家具が飛び回る。
ファンからのプレゼントとして、紅いブローチが送られてきて、
それに触れたメイドが正気を失って暴れる。という事だった。
現段階でエレインに怪我はないが、周りの人間には被害も出ており、
エレインと周りの人間は精神的に疲れ果てていた。
そのため、エレインの護衛と事件の解決を懇願される。



ナハト:その紅いブローチは気になるな。正気を失うとは?

GM(オーナー):ファンからのプレゼントをエレインに見せるため、
          そのメイドが整理していたのですが、そのブローチに触れた途端、
          二重人格といいますか、取り憑かれたといいますか、
          別人の様になって暴れ出したのです。
          と言っても元はただのメイド、簡単に取り押さえることはできましたが。
          ちなみに、これらの件は、できる限りの口止めを行っております。
          まだ、警察にも言っておりません。

ゴルト:そのブローチについて、何か思い当たる事は?

GM(オーナー):それについて、実は非常に気になる事がありまして
           ………本人から説明した方がいいでしょう。

GM(エレイン):ええ、そのブローチには見覚えがあるんです。というのも、
          私の家に伝わる家宝とそっくりだったんです。

ゴルト:家宝?

GM(エレイン):はい、聞いた話では、代々母方の家系で受け継がれているらしいのです。

GM:と言って、胸につけてた蒼いブローチを外して、見せてくれる。

ゴルト:これが、例のものなんでしょうか?

GM(エレイン):ええ、これが家宝のブローチです。

ディック:GM登場してていい?

GM:どいうこと?

ディック:俺は部屋のドアの外にいて会話を聞いてる。

GM:(神出鬼没だな、まっ厳密に時間軸を管理する気はないし)いいよ。

ナハト:ふむ、そして、これと全く同じ形の物が送られてきたと。

GM(エレイン):装飾が似ていて、さらに、ブローチの裏に変わった紋様があるのですが、
         送られてきた物にも同様の紋様が。

ゴルト:GM、そのブローチを鑑定していいかい?

GM:いいよ、使う技能は、神秘学。ないんなら、分析力に30%のペナルティ。

ナハト:しかし、これを鑑定するよりも、もう一つの紅いブローチを調べる方が……

GM(オーナー):それでしたら、あちらの部屋に、といって案内しようとする。

ゴルト:やっぱり、このブローチはきちんと調べる。(ころころ)成功。

GM:じゃあ気付く、このブローチには特殊な力が働いている。

ナハト:おや、ミスターゴルトが、あのブローチを眺めて、ニヤニヤしている。いや、そんな事はいい。
     ちょっと、尋ねます。それほど値打ちのある物なんですか?

GM(エレイン):いえ、私の聞いた話では、金銭的な価値は大した事ないと。

ゴルト:では、もう一つのブローチの方も調べましょうか。改めて案内お願いします。

GM(オーナー):わかりました。と言って、案内しようとドアを開けるけど…

ディック:そこで、向かい側の壁にもたれている俺と目が合う。

GM(オーナー):こ、これは、ディック殿……

ディック:明日の警備のために間取りを調べてたんだが、中々面白い話が聞けたな。

GM(オーナー):先程の話を聞かれましたか……できれば、騒ぎにせず胸の中に閉まって欲しいのですが。

ディック:ああ、俺は別にどうこうする気は、ねぇんだ。

GM(オーナー):こちらとしては、風聞が立つのは避けたいのですが。

ナハト:何、ここのシェリフは優秀な様だ。その辺りは心得ているさ。

ディック:ああ、そこの二人が解決してくれるんだろう?

ゴルト:ええ、そうですね。

ディック:なら、こっちは何もしねぇよ。

ナハト:それは、寂しい事を言うな、ディック殿。

ディック:残念だが、俺はゴーストだとかいうことには、興味がねぇんだ。

ゴルト:シェリフのあなたがそんなことを言うとは。彼女に危害を加える存在ですよ。

ディック:今は何とも言えねぇな。

ナハト:そうですか。

ゴルト:そうですか、では私達はお先に。

ディック:まっ、安心しな。あんた達のことは上手いこと話といてやるよ。

ゴルト:ふふっ。頼みます。

GM(オ−ナー):ありがとうがざいます。では、お二方、こちらの部屋です。

ナハト:じゃ、ちょっとディックに、ぼそぼそ言っときます。あなたも、ゴーストに関わりがあるのでは?
     先程我々は、ゴーストと言う単語を一度も、使っていない。

ディック:しまったな。

ナハト:縁があればまた。

ディック:多分ご一緒する事になるだろうな。



会長閣下(ディック)、演出がかっこいいぞ。でもリプレイのテープから、あと二十分で帰るって台詞が聞こえたよ……
ま、それはさておいて、ナハトとゴルトの両名は、紅いブローチのある部屋に案内されます。
その部屋は固く鍵が架けられていますが、ブローチ自体は、机の上に置いてありました。
触れるのを怖れるかのように。



ナハト:で、その紅いブローチに直接、触れる事はできるのかな?

GM:うん、可能。

ゴルト:部屋を観察してるよ。

GM:普通の部屋だよ。あと、オーナーが教えるけど、暴れたメイドは別室で休ませてある。

ゴルト:どうやって、取り押さえたのかな?

GM(オーナー):警備の者が、ブローチを手から、叩き落とすと静かになりました。

ナハト:では、この紅いブローチを調べてみますか。あっ、触れはせずに。

ゴルト:触れずに調査………ならば、ここの、ピンセットと工具一式が。

ナハト:これは、用意が良いことだ。

GM:さて、実際の判定はさっきと同じです。

ゴルト:GM,こっちは、蒼いブローチも調べてる。

GM:あ、ごめんボーナスが少しある。ゴルトは20%のペナルティでいい。

ゴルト:(ころころ)ぴったし成功。

GM:じゃ、気付く。紅いブローチに特殊な力はもう無い。
   ただ、以前の力の残り香みたいなのは、感じ取れた。
   あと、蒼いブローチの方が、強い力を持っている様に感じた。

ゴルト:触る。バシッ。

ナハト達:おおっ!?

ゴルト:どうやら、もぬけの空ですね。…ところでGM、
     紅いのと蒼いの、印象として受ける事何かないの?

GM:蒼い方だけど、お守りとしての神聖なイメージがある。
    対して、紅い方は禍々しい気配を感じた様な気がする。
    ただし、実際の力がもう無いので、あくまで気がするだけ。

ゴルト:エレイン殿、あなたはこのブローチを身につけなくて良かった。

ナハト:もう、このブローチに力は無いのか……
     だが、ゴルト殿、あなたは蛮勇という言葉の意味を知るべきだ。
     いかにハンターとはいえ、いささか軽率であろう。

ゴルト:忠告ありがとうございます。ですが、私は知識には自身を持っています。

ナハト:とりあえず何も言わない、私としては危ない橋は渡りたくないが……
     では、ゴルト殿、実際の警護の打ち合わせをしようか。



ここで、彼らはエレインから、怪奇現象が起こるのは、常に夜中であるという話を聞き、夜中の間は
エレインの部屋の前で待機することにします。ちなみに、紅いブローチはナハトが預かっています。
そして、この間にゴルトは人格変化、マッドサイエンティストが出てきました。



ゴルト:さて、少し時間が空いたな、ならば、件のメイドとやら、私が診てみよう。
     何、これでも医者の端くれ、心配はするな。

GM(エレイン):お願いします。

ナハト:微妙な心境ではあるが……そこには立ち会わんよ、医者と患者の問題だろうからな。

ゴルト:では、案内してもらいますか。

GM:了解、そのメイドが休んでいる部屋には、オーナーとエレインも行くよ。

ナハト:その間、少し別行動をします。



ここで、ゴルトはメイドの診察をします。……が、通常の診察で終わろうはずもなく。

ゴルト:一度、魔力の影響を受けた人間、実験体として非常に興味深い。

結果は、心労こそあるが、基本的に異常なし。オーナーとエレインは安心して、ゴルトは残念そうでした。
一方、別行動中のナハトは…



ナハト:といっても、特に何かをする訳ではない。劇場の間取りを覚える意味で、ぶらぶらしてるよ。

ディック:そこに声をかける。あのブローチが怪しいようだな?

ナハト:ああ、ブローチを取り出して、これが証拠物件だ。
     君の方からこれを調べてもらえないだろうか。

ディック:少し思うことがあるんだ。このブローチに何か封印されてたとしよう。
      それは、あのメイドに一度乗り移った。じゃあ、今は何処へ行ったんだ?

ナハト:ふむ、確かに。先程ゴーストという単語を持ち出したことからも、
     君はこういう事件に慣れているのだろう。

ディック:それに関しちゃあ、ノーコメントだ。

ナハト:まあ、いい。

ディック:これは、素人の話と思って、聞き流してくれ。近くに、似たような物があるんじゃねぇのか?

ナハト:なるほど、これが彼女の家宝のブローチにそっくりだというのは、知っているかな?

ディック:ああ、そこら辺の話は全て聞かせてもらった。

ナハト:ふっ、正直者は嫌いではない。

ディック:じゃ、そのブローチは俺の方で調べさせてもらうぜ。

ゴルト:では、そこに診察を終えた私が現れましょう。…舞台の上から。

ナハト:じゃあ我々は客席で話をしていた、ということで。

ゴルト:ひゃはははっ、



だんだん笑いが壊れていく………



ゴルト:お二方、私なりの仮説というものを聞かせましょう。
     そのブローチには、何らかの呪い的なものがかかっていたのでしょう。
     と、いってもシェリフは信用しないかもしれませんが。

ディック:ふん、ブローチが何であったとしても、どっかに引き金があるんじゃねぇか?
       その引き金が引かれるのは、夜なんじゃねぇかって、思うんだが。

ナハト:君はシェリフにしておくには勿体無いな。

ディック:やめてくれ。

ゴルト:まだ、蒼いブローチは何の反応も見せていない………
     ナハトさん、あなたは蒼いブローチについて、何か気付きませんでしたか
     いや、何かを調べようとしましたか?

ナハト:いや、私はただのオカルト研究家、君ほどの能力はないよ。

ゴルト:ゴーストハンターともあろう者が何を。

ナハト:ゴーストハンターという、単語自体には反応して、表情を動かすよ。

ディック:その単語を聞いたら、苦虫を噛み潰したような貌になる。
      とにかく、俺はこのブローチが過去の犯罪に使われてないか調べとくぜ。

ゴルト:へまをして、爪を剥がされたりしないように。

ディック:ふん、地下がお似合いのお前に、物件を紹介してやろうか?
      うちに、いい牢屋があるんだ。



そんな、協力してはいるものの信頼には遠そうな三人。
とりあえず、ディックはブローチを調べるため、警察の方へ帰ろうとします。
一方そのころ………………



シーン6 〜For Ever〜

アレックス:今度こそ、コイツ(ディック)のいない場所で車を探す。

GM:見つかった。時間かけてるしね。

アレックス:見つかったか、できる限り多く探すんだが、何台見つかる?

GM:(ダイスを振る)(ころころ)…5台。

アレックス:5台か…さようなら、マイトさん5本。マフラーの中に仕込んどくぜ!



シーンの外

ゴルト:ははははっ。

ナハト:シェリフ、生きて帰れないよ。

ディック:だから、俺は登場するんだ。



アレックス:奥に突っ込んどくよ、これで、エンジンを噴かした瞬間にドカン。
       ああ、言うまでも無いが手袋と工具一式は完璧だ。

ディック:シーンに登場する。

アレックス:こっちは、もう仕込みを終えてるから、何食わぬ顔で宿を探してるよ。

ディック:そして、帰途に着こうとする。

ナハト:我々もシェリフに別れ際の挨拶をしに、表には出てるかな。

ディック:じゃあな。彼女の護衛がんばれよ。俺は、俺の車で返るんでな。

ナハト:では、シェリフ、あなたとは話たいこともある。これが終わったら一杯やろう。

ディック:いい店紹介するぜ。

ナハト:頼むよ。

ディック:車へ、歩いていき…ぶるるるるるるっ ドッガーーーーーーン!!!

GM:あなた方がシェリフを見送った後、表から爆発音が。

ナハト:なっ!

ゴルト:何事です? タッタッタッ(現場に向かう)

GM:炎上する一台の車……

ディック:その場に倒れ伏す俺。

ナハトディーーック!!!

GM:ディックは奇跡的に生きている。さぁ、最後の台詞を。

ディック:す、すまねぇ、ここで俺はリタイヤだ………

ナハト:ディック……

アレックス:よし、邪魔者はいなくなった。

一同:犯罪者……

ナハト:ええと、救急車!……は無いから、
     とりあえず医者!、医者? 医者ーーーーっ!!(自分の横を見る)

ゴルト:ええい、落ち着きなさい。まずは、簡単な応急手当を。
    (ころころ)判定は成功。

アレックス:間に合うのかい。

GM:(適当に)きっと間に合うさ、彼はこの街最高の医者なんだから。
                          (↑嘘ではない、だって一人……)

ナハト:ええい、こっちも霊能力を使う、彼を回復させる。

ディック:そうこうしてるなら、ブローチを取り出して言う。……コイツだけは守った…ぜ。

ナハト:とりあえず彼の命は助かるんだな?

GM:うん、応急処置と霊能力治癒がよっかたね。ただ、行動不能の重態。
    そうしていると、爆発を聞きつけて、ディックの部下達がやってくる。

GM(部下):ディックさーん!

アレックス:俺のとこに爆発音は届くか!?

GM:ああ。

アレックス:動くぞ。この一瞬の隙にマイトをばら撒く!

ナハト:このまま、街は恐怖に苛まれるのか!?

GM:ゴースト、かわいーじゃねーか!? 被害!

アレックス:GM何台見つかった?

GM:(ころころ)……3台。

ゴルト:とにかく、病院に運ぶんだ。車をっ!!

GM:(か、確信犯だ………)

アレックス:現在7台に増えている。

ゴルト:確立は、五分五分くらいに増えたかな?

GM:いや、流石にそれは無い!

アレックス:うん、それは行き過ぎ。

ナハト:というか、ここにいるディックの部下は車で来たんじゃないの?

GM:いや、彼らは、近くの警備が音を聞いて集まったの。

ナハト:そうか…それでも、使うなら一番近くだろうから、まず大丈夫だろう。

GM:7%だ。その確率でディックを乗せようとした車が…(ころころ)

一同:セーフ。ディックは助かった。



そして、帰っていく会長閣下。……あの日電車に間に合ったんだろうか?



ナハト:今回の犯罪…偶然とは、思えない。
     ゴースト事件が起こり、この街のシェリフが真っ先に………
     これは………事件ではない!

ゴルト:そこへ病院から、帰ってくる私。

ナハト:この街は、本当にどうなっている!? シェリフが爆殺されかけたぞ!

ゴルト:対抗するため、こんなものを用意した。と言って、トランクを開ける、
     中にはマイトが二十本、罠が十一個。

ナハト:君の事はよくわかった………(ためいき)



夕方の時間を使って、ゴルトとナハトは劇場を中心に複数のブービートラップを仕掛ける。
………明日パーティーあるんだけど……えっ、朝までにしとめる…さいですか。
一方、アレックスは既にターゲットを切り替え、マイトを列車の機関部に仕掛ける。
他の街からきた客が帰る時に一網打尽にする作戦。
あと………

アレックス:街でたった一つの病院…マイトを仕掛けるべきか?
ゴルト:ん? 病院いくの? なら地下室なんかお勧め。
GM:そこいったら、ゾンビ戦闘な。

結局、彼は行きませんでした。きっとテロリストの感でしょう(謎)



シーン7 〜祝恐怖判定〜
そして夜が来た。ナハトもゴルトも本来の依頼を忘れてはおらず、
予定通りエレインの護衛をすることに。



GM:二人には、エレインの部屋の前で待機してもらいます。あと、この場には警備員も何人かいます。
   彼らは以前メイドが暴れた時に居合わせた人達で簡単な事情は知っています。

ナハト:ならば確認したいことが、以前からの怪奇現象でも、エレインには被害が無かったのだな?

GM:ええ、ただし、怪我をしてもおかしくない状況でした。

ナハト:そのことは少々気になる。仮説は、二つ立つ。一つは、彼女を故意に避けている何らかの罠。
     もう一つは、彼女が危険を回避する何らかの手段を身に付けている。

ゴルト:前者なら、我々にできる事は無い……盾として以外はね。

ナハト:そして後者だったなら、そのシステムを知る必要がある。少し、エレイン嬢と話してみるか。



ナハトとゴルトは寝る前のエレインに犯人の心当たりが無いか、
さらに、怪奇現象以外に気になる事はないか、と聞きますが。



GM(エレイン):いえ、特には。あの紅いブローチも気になるのですが……

ゴルト:そういえばもう夜だが、紅いブローチから、何かしらの力は感じれないのか?

GM:特に無し。……そうやっていると、ダキューーン! 銃声が響く。

ナハト:なっ、銃声?

GM:撃ったのは近くにいた警備員。

ナハト:撃たれたのは?

GM:何にも命中せず、壁を穿っただけ。

GM(正気の警備員):なっ何事だ!?

ナハト:とりあえず、エレインを部屋に押し込む。

GM:エレインだけ?

ナハト:いや、自分も。

ゴルト:こっちも部屋の中。

ナハト:警備員は、一人じゃないんだろ?

GM:うん、正気な人間も何人かいる。

ナハト:ならば、中の方が安全だろう。鍵をロックする。

ゴルト:くっくっくっくっ(しばし笑い続ける)

ナハト:彼の行動に心当たりは?

GM(エレイン):た…確か、あの人は以前暴れたメイドを取り押さえた人。

ナハト:もう銃声は聞こえない? 静かになった?

GM:ああ。 外は……

ゴルト:ひっひっひっ、はっはっはっは、

ナハト:ゴルトッ、このタイミングでその笑いはまずい。

ゴルト:すまない、くっくっ、すまないなぁ。はっはっ。

ナハト:エレインさんを抱き寄せてから、落ち着け、ゴルト。

GM(エレイン):ゴ…ゴルトさんは、どうなってしまったんですか?

ナハト:ああ、あれは彼特有のジョークでな。気にすることは無い。

GM(エレイン):な、なるほ…ど。

ナハト:和ませようとしているのだよ。無論、笑えんが。

ゴルト:さて、外が静かになったのなら、手袋をした上で、出て行きましょうか。

GM:鍵が開かない。

ゴルト:開かない?

GM:そう、そして、カタカタカタ…………。鍵が音を立て始める。

ナハト:アストラルセンス、霊体感知の霊能力をつかう。(ころころ)失敗。

GM:あなた方の周りで、家具などもカタカタと音をたて、そして浮き上がった。

ゴルト:これがポルターガイストですが。

ナハト:来たか。

GM:そして、ゴルト、以前に紅いブローチから感じたものと、
     同種の禍々しい気配が部屋に満ちていくのを感じる。
     さて、そろそろ恐怖判定をしてもらおうか?

ナハト&ゴルト:(ころころ)失敗。二人ともカードを引く。

ゴルト:くっくっくっ、中々面白い。



…………ゴルトは狂っていく過程がわかりにくいな。あ、奇数人格の時善良なこと言って、
偶数人格の時おかしなことを言い出したら、お終いかな。
……いや、既に終わってるか、この男は。



ゴルト:この程度の怪奇現象で、我々をどうこうできるとでも?

ナハト:同感ですねぇ。しかし、紅いブローチ………伝染する呪いですか。

ゴルト:GM、彼女を部屋の隅にやってかばう。エレイン、目を閉じておきなさい。

GM(エレイン):は、はい。

ナハト:ゴルト、と言って目配せ。

ゴルト:わかっていますよ。ナハトの隣、エレインをかばう位置に移動。

GM(エレイン):今までのポルターガイストは、時間が過ぎると治まりました。
          なんと言うか、この深夜の時間だけ動き回っているという風に。
          あと、物理的に破壊しても止まるようです。



乱舞する、机、椅子、壷、さらにはベッドまでもが浮き上がる。ゴルトが家具達に対して
怪光線をみまい、ナハトも攻撃系霊能力を使用しようとする。もっともナハトは何度試みても
霊能力判定を成功させなかったが……。そして、家具はほぼ全て、ナハトを襲う。
いや、ダイスの奇数、偶数で決めてたはずなのに。そして、しばらくするとポルターガイストは治まる。



GM(エレイン):(外に呼びかける)誰か来てください! ナハトさんが!

ゴルト:応急処置はしてあげましょう。まだ死にたくないでしょうし。

ナハト:(気絶中):くっ、気絶してるから、ゴルトに言い返せない。

ゴルト:(ころころ)応急手当判定は成功。(ころころ)5点回復。

ナハト:だったら目が覚めるか。状況を理解、自分でも治癒系霊能力を使うか。
     (ころころ)失敗。何でだ、一回も成功しないぞ。成功率50%なのに。

GM:もっと使えばどうです。くすくす。
    (このゲーム霊能力判定に失敗するとMPを一点消費する)

ナハト:…………使おう(ころころ)成功、回復量は(ころころ)8点。

ゴルト:自分の治療を行うか、(ころころ)クリティカル。
     全快した、やっぱり自分の身は可愛いね。

ナハト:外の確認がしたい。もう鍵は開いてるだろ。

GM:ええ。そっちが外を確認しようとするのと同じタイミングで
    外から、人が入ってくる。錯乱した警備員は取り押さえたみたい。

ゴルト:ふむ、一応外から来た人間が彼女に触らないように注意します。
     当然、自分も触れません。そして、先程の警備員を取り押さえたのはだれですか?

GM(警備員):俺達ですが……誰が、と言うよりは、三人がかりで。

ゴルト:ふむ、ナハト、あなたはミスティックだったな。

ナハト:確かに私は霊能力を使うが?

ゴルト:では、少々頼みたい。彼らは一般人かな?

GM:基本は近く判定、霊能力で判定しても可、というかその方が望ましい。

ゴルト:(ころころ)失敗。わからないな。

ナハト:そうか、なら、(警備員達に向かって)君達は今日は別の場所で眠ってもらおう。

GM(警備員達):はっ そ、それは、やはり………

GM:彼らも何となく気付いてたみたい。できれば気付きたく無かったろうけど。

ゴルト:くぁぁはっはっはっ、君達の想像通りだよ。

ナハト:はいはい、落ち着いて。



ここで、ゴルトは警備員達を拘束、彼らも自分が加害者になりたくないので従います。
そして二人は、明日の日程を確認します。エレインが出るのはまず、開会の挨拶をするので
朝10時になります、ただ、実際にお客が入る開場は9時から、
しばし悩みますが、今まで怪奇現象が一晩に一回だったこともあり、
ナハトは、明日に備えて寝る事にしました。
ゴルトは、一度地下室に帰って、ゾンビ造りで気分転換をしてから寝ました。
ついでにシーンの外では、

アレックス:劇の準備は順調だ、何も心配する事は無い。あ、GM明日7時には起きてます。
       そして、客に紛れて劇場に入る。この喜劇、見届けなければ

だそうです。



シーン8 〜鳴り響く開幕の鐘〜
早朝になり、ゴルトは警察とコンタクトをとります。まだナハトは寝ています。



ゴルト:どうです、ディック殺人未遂犯は捕まりましたか?

GM(警察の人):いえ、まだです。ですが、マイトの仕掛けられた車は
           これだけ発見しました。(ころころ)…………。

アレックス:(ダイス目を見て)採れる、この勝負。

ゴルト:(ダイス目を見て)一台ですか。しかし、他にも見つかったという事は
     ディックだけがターゲットという訳ではない、可能性が高くなりましたね。
     では、また後ほど、少々やる事があるので、といって別れたあと、
     自分で仕掛けた罠を解除します。……鼠はかかってないか。
     その後は、劇場内をふらふら歩いてる。
     久しぶりに人格判定を(ころころ)おはようございます。(さわやかに挨拶)

GM:(ああ、別人にしか見えない)じゃ、君を見つけてエレインさんが話し掛ける。

GM(エレイン):あ、おはようございます。

ゴルト:ゆっくり眠れましたか?

GM(エレイン):ええ、でもナハトさんは昨日大怪我をしてしまって……。

ゴルト:えっ、ナハトさんが大怪我を!?

GM(エレイン):あれっ、ゴルトさんもその場に………。

ゴルト:昨日? 何の事です? 

GM(エレイン):え?

ゴルト:………いや、気にしないで下さい、昔から時々こうなるんです。
     そういえば朝食は取りましたか? 何でしたらご一緒に。

GM(エレイン):それなら、少しつき合わせてもらっていいでしょうか?
           少し、気分転換がしたいですし、実は挨拶時のスピーチ考えてないんです。

ゴルト:構いませんよ。朝食は大切ですし。
     さてGM、その後、彼女と別れて人格チェンジ。



ゴルト善、早くも退場………いや、短すぎねぇ?



ゴルト:そして適当な警官をつかまえて聞く。そこの君、少し聞きたいことがある。

GM(警官):何でしょうか? 爆弾魔の件でしたら、まだ調査中ですが。

ゴルト:幾つかアドバイスをしよう。世の中には、愉快犯という人種もいる。
     もし犯人がそうなら、宿は高みの見物ができる場所にとるはずだ。
     そして君達はディック氏の信念を持って調査に当たればいいんだ。
     つまり、疑わしきは罰しろ。銃口を向けて反撃してきたら犯罪者だ。
     躊躇するな、あのシェリフなら絶対にこう言う。
     「怪しい奴が悪いんだよ」とな。



シーンの外

アレックス:くっ、やはり最大の敵はPCか。

ナハト:当然だろう、君は五体満足でこの街を出られるとでも?

GM:ゴーストハンターにあるまじき事に、PCがHP的に滅びそうだ。



ナハト:さて、そろそろ起きるか、昨日の疲れが残っているが仕事をしなければな。
     で、GM、ここの警備の責任者に会いたいんだが? 警察側の。

GM:そういう人ならいますよ、………ディック代理が。
    あなた方とディックが何らかの協力関係にあった事や、あなた方がディックの命を
    救っている事は、複数の証言でわかりますから、会ってくれます。

ナハト:少し話したい事が。ディック爆殺事件(死んでません、念のため)
     そして車の中から発見されたダイナマイト。それと、昨日の騒ぎはご存知かな。

GM(ディック代理):何か、軽い騒ぎがあった、と聞いていますが。

ナハト:ああ、昨夜劇場内で騒ぎがあった。私が思うに前者と後者は無関係だと思われる。
     昨夜の騒ぎは、私ともう一人で対処したのだが、それらと爆殺事件は質が違いすぎる。

GM(代理):なるほど。

ナハト:ディック氏を狙ったのか、無差別かは、わからんが、少なくとも
     エレイン嬢の周りで起こった事件とは無関係だろう。
     そして、我々の仕事はエレイン嬢を守る事だ。
     ディックには非常に申し訳ないが、そちらの方には関与できん。

ゴルト:そこに登場。失礼、少し話を聞かせてもらいました。
     ナハトさん、それは少々早計ではないでしょうか?
     いや、もし仮にそうだとしても、マイトは劇場の近くでしか
     発見されてません。無関係とは言い難いのでは?

GM:(一回ぐらいは)(唐突に)6%………(ころころ)

一同:(ダイス目に注目)…………

GM:………(アレックスに手を振って合図)

アレックス:ドッカーーーン。

ゴルト:そして、またこの劇場の近くで爆発が。

ナハト:そんなこと言ってる場合かーーっ。外へ飛び出す。



外へ行って状況確認。そこには予想通り、炎上する車が。ディックの時との違いは
乗っている人間が彼ほどの、幸運を持っていなかった事だった……本日、最初の死亡者。



シーン9 〜幕は上がり、狂々と回る〜
もう、それなりの数の客が集まっているのを確認しながら、
ナハト、ゴルト、そしてディック代理とオーナーで話し合っている。



GM(代理):もしこれ以上被害が出るようなら、我々の権限でこのパーティーを停止させるか。

ゴルト:簡単に言いますが、もう人が集まってしまっています。

GM(代理):くっ、やはりこれ以上人間が入るのは望ましくない。彼らを帰すべきか。

ナハト:それは違うのでは? むしろ今いる人間は返すべきではない。

GM(代理):封鎖、という手段をとりますか。

ナハト:いや、入れる分にはいい。だが事件の背後がとれるまで返すべきではない。
     あと、劇場周辺の車全てを、徹底的に調べるべきだ。。

GM(オーナー):パーティーは決行しましょう。ただし、規模を縮小して、具体的には、
           いま劇場近くにいる人間だけを対象にしましょう。その際は、チケットの有無は問わない方針で
           それなら、調査に協力できますし何より、我々としても
           実際に来てくれたお客様に最低限の申し訳が立ちます。

ナハト:それならば、一度に大量の人間が動いくという事態は避けられるか。

ゴルト:何より、劇場内の観客席なら人間を配置しやすく、監視も容易でしょう。

ナハト:ふむ、劇を続けてもらうか。

ゴルト:(突然ぼそぼそと)クロロホルムを人のたくさんいる劇場で気化させれば……



ここでちょっと注意、話がクロロホルムの方向に少し脱線します。
まぁ、このリプレイセッション、そんなのはしょっちゅうで今までカット
していただけ、なんですが。それはともかく、ここでの話し合いにより
このときのセッションメンバーの中では、クロロホルムを気化させると
周りの人間はパタパタ倒れるということになりました。
本当は全然違うんですけどね。



ゴルト:劇場内で、クロロホルムを………はぁっ、はぁっ、はぁっ。

アレックス:なぁ、聞いてて思うんだが、コイツも十分テロリストだろ?

ナハト:ぴったりな表現としては、ゴルトは街に根付く吸血鬼。アレックスは、超巨大台風。



もっともな話だ。では、その超巨大台風さんの場面へ



GM:さて客に紛れて、劇場に入ると言ってたが、どんな格好?

アレックス:武装はしてないよ。あ、ナイフは持ってるか。
       でも護身用としてこれくらいは、珍しくないだろ?

GM:OK、じゃあ普通に劇場内にはいれるね。で、そこで軽く動揺がひろがってるね。

群衆(他プレイヤー):車が爆発したらしいぞ。

アレックス(心の中):爆発した、上々じゃないか、天は我に味方している。はっはっはっ。

アレックス:車が爆発? いったいどういうことですか!?

GM(その場にいた老人):いったい何があったのか。そこの人、何か知りませんか?

アレックス:い、いえ私も詳しくは。私はただエレインさんのパーティーを
        楽しみにしていただけなんですが。た、確か昨日も同じような事があったとか。
        警官が被害にあったという話も聞きますが………

GM(老人):一体どうなるのか、エレイン嬢の歌は是非、聴きたいんですが………



再び場面は戻り、爆弾魔対策本部と化した、劇場の一室。そこにいるのは、ナハトとディック代理。



ナハト:それで、現段階でどれほどのマイトが見つかっている?

GM(代理):(ころころ)3本発見しました。

アレックス:あと2本か。

ナハト:間違いない、この劇場は狙われている! 一体犯人の目的は何なんだ!?
     それで、確認だが車の搭乗者等に共通点は?

GM(代理):まったくありませんな。

ナハト:本当に愉快犯による犯行か。まぁいい。今いる、人間を予定通り劇場内に入れれば、
     外の車をチェックするのは楽になるはずだ。客を帰すのはその後だな。さらに言えば、
     劇場内部は爆弾魔からに対しては、まだ安全だろう。あなた方には劇場そのものの安全確保に
     務めてもらいたい。逆に、昨夜のような事件が起きた時は、我々で対処しよう。

GM:怪奇現象については、少し聞いてるようで、軽く頷いてる。

ナハト:さて、私はオーナーの所へ行ってこの後の段取りの最終確認をしょう。



ナハトは途中でゴルトと合流し、オーナーとエレインのいる部屋に来ます。



ナハト:現段階でとれるのこれくらいか………私もゴーストハンターである前に一人の人間だ。
     これ以上、被害が出るのを許すわけにもいかなない。

ゴルト:例の爆破ですか。

ナハト:うむ、新たに三つ見つかった様だ。

ゴルト:これで生き残る人間が三人増えましたね。

ナハト:さて、我々も劇場内の配置につくべきでろう。そちらは客席近くをお願いする。
     こっちは控え室でエレインやスタッフの近くにいよう。

GM(オーナー):予定とは、大幅に異なりますが、もうすぐ開場です。予定としては、お詫びの意味も含めた
           スピーチを行い、その後は、本来最後の持って来るつもりだった、エレインの歌ですね。



シーン10 〜カウンターテロ〜
そして、物々しい雰囲気ながらも予定の開演時間にスピーチが始まった。場面は、舞台裏。



ナハト:そいえば、確認だがエレインは蒼いブローチを身につけているんだな?

GM:ええ。で、舞台の方ですが、とりあえずスピーチの段階では問題ありません。
    ただし、ナハトさん、あなたのいる場所では大きな問題が起こります。

ナハト:む、なんだ?

GM:控え室にいたあなたのところへ顔を青くしたオーナーと警備代理がやってきます。

ナハト:すぐ立ち上がり、何かありましたか?

GM(オーナー):た、大変です! また、紅いブローチが、正確には紅いブローチの男が、
           目は虚ろで正気には見えないのですが、言葉をしゃべり責任者に会わせろ、といっています。

ナハト:確認するが、以前の紅いブローチはここにあるんだよな。

GM:ええ。

ナハト:じゃ、オーナーさんに、その男はどこに?

GM(オーナー):このすぐ近くに。

ナハト:すぐそこか。

GM:と言っていると、扉が開き、そこから紅いブローチをつけた男が。

GM(紅いブローチの男):そちらが責任者ですか。

ナハト:彼から霊力は感じますか?

GM:感じる、以前ポルターガイストが起こった時と同種のもの。
    そして、霊に敏感なゴーストハンターゆえに感じてしまう、感覚。さあ恐怖判定。

ナハト:(ころころ)失敗。(カードを引く)ミスター、ストップ!

GM(紅い…):よかろう。

ナハト:さてさて、この劇場になんのようかな? いささか相応しくないのではないか。

GM(紅い…):君になら、このまま話が通じそうだ。私には欲しいものがある。それを手にするために
          いろいろ仕掛けをさせてもらったよ。
          君達はこのブローチについて調べているかね? と言って、自分の胸を指す。

ナハト:また悪趣味な物を。

GM(紅い…):最初に忠告するが、このブローチを持っている者が死んでも私に影響は無い。
          では、要求を告げよう。ここの歌姫エレインが所有する蒼いブローチ、あのオリジナルを
          頂戴したい。受け渡しの方法は非常にシンプルだ。

ナハト:ストップ、この段階でアクションをおこす。霊能力テレパス(遠距離通信能力)(ころころ)失敗。

GM:(ころころ)(こっちも気付くかどうか判定……失敗)

ナハト:この判定はリスクを冒してでも成功させよう。再び判定、失敗。

GM(紅い…):(台詞の続き)……エレインの持っているブローチ、
          それを歌の途中で観客席に放ればいい。それだけだ。

ナハト:はっはっはっ、この街には本当に、ジョークの巧い人間が多い。

GM(紅い…):何、そちらとしても、これ以上の被害は望んでいないだろう。
         ダイナマイトの爆発………単純だが、いい手段だ。

ナハト:目の前の男を、取り押さえても無意味か……ミスター、最後の質問だ、蒼いブローチを手に入れて、
     その代わりに何を渡す? ただで物を手に入れるのは道理に反すると思うが?

GM(紅い…):ああ、私は君達に大きなものを提供できるよ。今、この会場には、何人の命があるのかな?

ナハト:テレパス! ラストチャンス! (ころころ)失敗………ぐあーー。いや、落ち着こう。
     質問だがエレインのスピーチはどんな感じ?

GM:ちょうど、終わったくらい、舞台袖の控え室、つまりここへ帰ってこようとしている。

ナハト:それは、ジェスチャーで、こっちに来るな、と伝える。

GM:了解、彼女は何かに勘付いたらしく、止まってる。

GM(紅い…):では、彼女の歌を楽しみにしている。

ナハト:わからない………お前が何故そこまであのブローチを欲するのか。

GM(紅い…):実は私の命に関わる問題でね。自分の身が可愛いだけさ。

ナハト:何かね、君は私に、君を救うために他の人間を見殺しにせよ、と言うのかね?

GM(紅い…):そんな事はない、私は私の目的を達成できればそれでいい。
          君達の安全は保障するよ。逆に言えば、要求を退けた時はどうなるか………

GM:そこまで言った後、男はバタンと倒れ、コンコンと転がる紅いブローチ…………



倒れた男は何も知らないと判断したナハトは、男を警備に突き出すだけで特に何もしません。
時間的にはスピーチと歌の間の小休憩中、場所は舞台袖、そこでPC二人は作戦会議を行います。
現状の確認をした上で提案された作戦は………



ゴルト:二つ提案しましょう。まずはダミー制作、ここにある紅いブローチと、あなたの霊能力、
     具体的には、イリュージョンを使って、相手を騙せれませんかね。
     そして、もう一つ、クロロホルム。相手は恐らく観客席、全員眠らせてしまえば。

ナハト:その二つを併せて使うか、ダミーを投げて、それに反応した瞬間クロロホルム投下。
     いや、もう一つ手があるか、危険な賭けだが本物を投げる。そして、我々が回収。

ゴルト:あなた、わかって言っているんですか?

ナハト:リスクは承知だ。しかし、そのクロロホルムは頂けない。それではあのテロリストと
     同じになってしまう。無差別ということだ。

ゴルト:あえて言いましょう、百の中に一があるんです。



結局、かれらの採用した作戦は、蒼いブローチを投げる、この時は同時に紅いブローチも
ダミーとして同時に投擲そして、犯人の反応があれば、そこにクロロホルム投擲する。
PC達の配置は舞台袖にナハト、観客席最前列にゴルト、
あと、PCには全然見えないが、アレックスは観客席の後列側面にいる。
さらに、警官隊も劇場に配置して、いつでも観客席に入れるようにした。
そして、出口は完全に封鎖。だれも出入りが出来ないようにした。



フィナーレ 〜幕引きもまた劇なり〜
そして、エレインの歌が始まる。その歌に観客達は状況を忘れて聞き惚れる。
最後の歌が終わった後、観客達はアンコールを求めた。
それに対して、彼女は大きく頭を下げて心の中で詫びた後、複数のブローチを投擲する。
紅いブローチは物理法則に従った。だが、蒼いブローチは、翼を持っているかの様に
宙を舞い、一人の人間を目指した。



GM:そしてブローチは、後列側面、アレックスの隣にいた老人のところに!

アレックス:What happen?

ゴルト:バリーン!(クロロホルムの瓶を投げた)

GM(老人):無粋な。私の望みが達せられるのを、観ておけばよかろうに。

GM:手の中に舞い降りたブローチを見つめ、笑みを浮かべる老人。その周りでは、
    自然にはありえぬ不可解な風が吹いている。そのせいでクロロホルムは老人と
    その至近には効果を及ぼしていない。だが、そのもう一つ周りの人間は何人か、
    クロロホルムによって倒れてしまったようだ。

アレックス:あ、あんたは、何者なんだ!?

ナハト:彼女を舞台袖に押し込んで逃がす。

ゴルト:ビーム!



ゴルトの心霊機械から放たれた一条の光が、老人に突き刺さる。
その段階になって、一般客は我先にと逃げ出す。
一方老人は、今にも死にかけているにも関わらず、笑みを深めるのみだった。
そして、この現象に驚きつつも、逃げようとしたアレックスだったが。



GM(老人):ああ、そこの君。しばしの間、盾の役目お願いします。

GM:アレックス、君は全身に悪寒が走ったかと思うと、フワリと体が空中に浮き、老人の前に移動した。

アレックス:体の自由は?

GM:自分の意思で体は動かせる。だが、まずお前がやるべきは。

アレックス:恐怖判定だろ(ころころ)失敗。はぁっ、はぁっ、真っ青になりながら、ナイフを取り出して
        握り締める。な、な、な、なんなんだよう!?

ゴルト:(ぼそっと)邪魔だな。いっしょに撃ちぬくか。

ナハト:パイナップルを投げ込めば。

アレックス:一般市民を助けろ〜。

GM:アレックスを除いた一般市民が劇場から出て行き、代わりに警官隊が入ってくる舞台の空白時間。

ナハト:哀れな一般市民が、万が一犠牲になるかもしれないが……
     ふっ今の私にはターゲットしか見えていない。

ゴルト:すまんな、罪もなき人よ。運が良ければ生き返らせてやろう。ゾンビとして

アレックス:やめて〜〜〜。

GM(老人):さて、先程の一撃はかなり痛かった。

ゴルト:もう一度決めてあげますよ。

アレックス:助けて、助けて。

GM(老人):だが、この生命のブローチさえあれば、こんな傷はどうということも無い。
        この朽ちかけた体とも今日でお別れ、さぁ、恐怖に見舞われるのはお前達だ。

ゴルト:だったらその石ごと砕いてやるよ、ひゃっはっはっ。安心しろ、
     お前の事は私の研究に役立ててやるから、はっはっはっ。

アレックス:GM、質問だ、俺ってどんな感じで浮いている?

GM:見えない手で首筋を持たれた猫、でわかる?

アレックス:了解。

ナハト:おや、と言う事は、わたしが彼にパイナップルをパスする事も可能か。

アレックス:そんなの持ちたくね〜



ここで老人はPCたちを前に邪悪な笑みを浮かべた後、ブローチを口元に運び飲み込みます。
そうすると老人の肉体は刻々と変化し、腕が大蛇となって威嚇音をあげた。
その間にPCがとった行動は………



アレックス:このまま死んでなるものか………喰らえ、俺のナイフ(投擲)(ころころ)失敗。

ゴルト:ふっ、私のビームもう一度!

アレックス:やめろーーー!

GM:クリティカルなら脇をすり抜ける。普通の成功ならアレックスに命中、OK?

ゴルト:OK! (ころころ)ちっ、失敗か。

ナハト:さっき舞台袖にエレインを押し込んだが、彼女に質問。
     あの二人を知っているか?(アレックスと老人?)を指して。

GM(エレイン):い、いえ。

ナハト:そうか……あの二人はこの劇場と無関係の人間………

アレックス:その嫌な笑いはなんだ!



ここから戦闘ターンが始まります。今回の敵は戦闘中少しづつ変身していき、
その度に恐怖判定を求めたのですが…………
ゴルトとアレックスは失敗しつづけ、ひどいことになってます。



ゴルト:はぁっはっはっはっ、素晴らしい、あの肉体、実に素晴らしい。
     あれこそが私の求める存在なのか!? ぜひとも研究させて欲しい!

アレックス:ひいぃぃぃっ、お父さん、お母さん、誰か助けてえぇぇっ。
        前門に狼、後門に虎がいるよおぉぉぉっ。

ナハト(のプレイヤー):どうしたテロリスト、そんなことでそうする。

アレックス(のプレイヤー):だって、ダイナマイトがないよ、あれが無かったら。



とまぁ、実に素晴らしくPC達は狂気の世界に踏み込んでいきます。
一人恐怖判定の被害が少ないナハトは霊能力を失敗しすぎて、
MPが足りなくなるという次第ですし。
そうしていると、化け物は巨大化し、盾としては小さなアレックスを
放り出します。ちなみに警官隊は恐怖判定に失敗、壊滅しました。



アレックス:(投げ出された後)ひいぃぃぃ、逃げようとする。

ゴルト:待ちたまえ、君も戦えるだろう?(有無を言わせぬ口調)
     これを腹に巻いて突っ込めばいいんだよ!(と言ってマイトを取り出す)

アレックス:一本渡されたんだな!? 

ゴルト:ああ渡した。人間は戦わなくては生きていけないんですよ。

アレックス:こんな無差別兵器で戦えって何だよ!?

ゴルト:大丈夫、人間窮地に陥れば他の人間などゴミだ。

アレックス:そのゴミの中に俺を含んでんじゃねぇぇよっ!

アレックス(心の声):投げちゃえよ、投げれば楽になるぜ。

アレックス(心の声2):ここでマイトを投げたら………ばれてしまうかもしれない
               じっとしてたら、生き残れるかも………



戦闘状況は、一人怪光線を放ち続けるキリングドクター、ゴルト。
霊能力が何も成功しない、ミスティック、ナハト。
戦闘に巻き込まれ、(精神的にも)追い詰められるテロリスト、アレックス。
と言う状況になります。



ゴルト:なるほど、あれが狂気に犯された人間か、くっくっくっ。
     (ビームを撃ちながら観察……というかカルテを書いてる)

アレックス:俺が生き残るためには………簡単だ、ここにマイトがある、ふっふっふっ。

ナハト:はぁ、もう後一回強力な霊能力を放ったらMPが切れる………



ターンは進む。相手はついに翼が生え、空中へと飛び上がった。



ゴルト:カイコウセン、ビーッ、ダメージ、アイテ、ビームニ、ヨワシ。

ナハト:いかん、ゴルトが本当に壊れてきた。くそ、相手が完全に飛び上がる前に
     何とかしなくては………もう霊能力は役に立たん。やはりパイナップルで……



ゴルト:怪光線じゃ埒があきませんね。マイトを投げる。
     運で判定、(ころころ)ファンブル。

GM:投げそこなったな、その場所で喰らって。

ナハト:藪医者ーーーー!



その光景を見ていたアレックス、何かが切れたらしい。



アレックス:もういいよね? もういいよね? ぼくは、がまんしたよ。



アレックスが空中に投じたマイト、それはねらい通りに化け物に命中する。
そして、空中で吹き飛び、灰と化す化け物。後に残ったのは蒼いブローチだけだった。
劇場を襲った恐怖はこの瞬間に滅んだ。街を襲った恐怖(現在進行形)によって。



その後、彼らは蒼いブローチにほとんど力が残ってないこともあり、それをエレインに
返します。ちなみに、自滅したゴルトを治療しようとナハトが霊能力を使いつづけますが
MPがなくなるまで試みたにも関わらず、一回も成功しませんでした。
結局、彼は応急処置の後に、自分で自分の体を治す事になります。
あと、アレックスが列車にしかけたダイナマイトは発見されました。



エピローグ

ナハト=レイドリアン、軍の旧友と再会

ナハト:今は軍の知り合いと語り合っているよ。相手の名前はジャック=ダニエル。

ジャック:噂は聞いた。もっとも法螺話にしか聞こえんがな。

ナハト:まぁ、話半分で聞いけばいいさ。しかし今回は疲れたよ。

ジャック:ほう。

ナハト:いや俺も軍にいた頃は散々やばいものを見てきたが、
     大したことは無かったな世界は広い。

アレックス:頭をよぎる化け物と爆発する車。

ゴルト:次に浮ぶのは、高笑いする医者。

ナハト:ジャックには正直引退を勧めるよ。この街はどうにも肌によろしくない。

ジャック:俺はこの街の空気がすきなんだよ。まっ忠告はありがたく貰っとこう。
      そう言うお前さんは、この街に住む気は無いのか?

ナハト:いやー、今回のことでよくわかった。どうも私は、良くないものを引き寄せるようだ。
     あまり長居はしたくないな。もっともコイツの補充をしたいんで、その間はいるさ。

ジャック:それなら、まかしとけ。

ナハト:じゃ、もう少し世話になろうか。彼女の歌もきちんと聴きたいしな。

ジャック:ああ、この街に来て彼女の歌を聴かないなんざ無作法ってもんだぜ。

ナハト:いや、聴くには聴いたんだが、状況が悪くてな………

ジャック:ま、住む場所くらいなら俺が手配してやる。

ナハト:ああ、頼むよ。



ゴルト=レイドリック、あの大怪我から三日……

GM(患者):先生、ありがとうございました。

ゴルト:はい、お大事に。 ふう今の患者さんで最後ですか。
     しかし三日前何があったんですかねぇ?
     全然思い出せません。

GM(看護婦A):またですか? 先生って不思議な人ですねぇ。患者さんにも、
           先生に対して殺人鬼を相手にするかのように接する人がいますし。

ゴルト:そうなんですよねぇ、私も自分の事を聖人君子とは思っていませんが、
     いったいどうしてなんでしょうねぇ。

GM(看護婦A):さぁ、どうしてですかねぇ?

ゴルト:まっ、考えても仕方ありません。それに劇場で事件があったと言っても、
     エレインさんは無事ですし、あの歌が聴けると思うと楽しみですよ。

GM(看護婦B):あっ先生ここにいましたか。劇場から手紙が届いてますよ。
           しかも差出人はあのエレインさん! いったいどうしたんですか?

ゴルト:手紙………

GM:中には日程的にはだいぶ先だけど、特等席の招待状とお礼の手紙が入っているよ。

ゴルト:手紙を読んで、自分の行動に驚愕します。いったい私は何をしたんだ!?

GM:手紙の中では、あなたは英雄扱い。

ゴルト:その辺で人格変化。看護婦さんに、ちょっと失礼、と言って部屋を出る。
     また、彼女の歌が聴けるとは、と言いながら地下の方に。
     今回はいい実験データが入手できましたねぇ。



アレックス=バートランド、目の前のは鉄橋が

アレックス:やれやれ、今回は大失敗に終わりました。たったの二人、
       それも殺れたのは一人。かのアレックス=バートランドともあろう者が、
       よもやダイナマイトを使って人助けをしようとは。
       しかも列車のダイナマイトは見つかるし、これでは妻に会わせる顔がありませんし、
       お日様の下も堂々と歩けませんね。
       さて幕引きといきますか、と言って、マイトを下に落とす。
       その爆発と同時に、今出ようとしていた列車が爆発する。

ナレーション(アレックス):その後彼を見た者はいない。しかし事件は起こる………




あとがき 〜人から物を借りてばかり〜
リプレイ執筆完了、皆様がこのリプレイを読んで楽しんでいただけたなら幸いです。
さて、書くともないので、04年度紫明祭の舞台裏をほんのちょっとあかしましょう。
六月中旬ごろ、私のところに二つ仕事がありました。
一つは、何でもいいからリプレイを書け、というもの。出したのはHPのリプレイ担当deal。
もう一つが、紫明祭でやるライブTRPGの舞台となる街の原案を考えろ、というもの。
こっちも、責任者はゲーム班チーフdeal。
こうなれば、やることは簡単です。dealを抹殺すれば万事解決!
…………するわけもないですから別の方法を考えました。
紫明祭でやるゴーストハンター02でゲームをして、そこで作った設定をdealに提出すればいい。
ほら、こうすれば、私が作らなくても、プレイヤーがきっと作ってくれる。
結論………こんな街、使えるか。というわけで私の野望は泡になりました。
最後にスペシャルサンクスを。

deal氏  今回設定を考える時に貸りた、ク○ノクルセイドはとても参考になりました。
菊池氏 あなたに借りたテープレコーダーは、とっても働き者でした。
      何より素敵なタイトルをありがとうございます。

ではこの辺で。                                   by万華鏡