メックウォリアーRPGリプレイ 第二話
前回のあらすじ
山賊退治の依頼を受け見事それを解決したロックたち、だがそこで彼らを待ちうけていたのは
山賊が使用していた施設が<星間連盟>時代の施設だという事と、まだシナリオの導入部分
だという恐ろしい事実だった。
Scene1 〜帰ってきたマリークベル小隊〜
GM:というわけで帰ってきたぞ。
ロック:ただいま戻りました〜。ビシィ(敬礼)
マクダレン:おおっ、ご苦労だったな。
エイジ:別室に行って倒れてます。
ロック:かくかくしかじかという事になりました。
マクダレン:なるほど、しかしもしそれが<星間連盟>時代の貴重な施設だった場合、この惑星の
価値は一気に上がることになる。
ロック:確かに、我々は異動を申請せねばなりません(笑)。
マクダレン:でもなあ、一応任務は任務だからなあ、任期が終わるまでここに居なきゃならんし。
ただ、本当に貴重な施設かどうか分からないと判断しかねるしな。というわけで、
その道の専門家を呼ぶことにした。
ロック:それは心強いですな、我々も報告を心待ちにしておりますよ。
マクダレン:ああ、護衛で行くのはお前らだからな。
アイリア:まあ、そりゃそうでしょうねえ。
ミハイル:ええ〜(笑)。
エイジ:まあ、多分あの辺りの地形に精通しているのは我々でしょうから。
ロック:いやでもほら、我々は<こんぴーた>とか苦手なんですよ。
マクダレン:だからそれが出来る人を連れてくるんじゃないか。
ロック:しまったぁ〜(笑)。…(ちょっとの間考えて)いや、喜んで(笑)。
マクダレン:よかったよかった。大丈夫、流石に極秘任務みたいになるけど報酬はきちんと出るから。
ただ…。
アイリア:ただ?
マクダレン:山賊がな「ドラコの人に援助してもらってたんですけどね、そのときに変な建物に
いるって言ったんですよ」って言ってたんだ。もしかするとドラコも気づいてるかも知れない
んだよ。だからもしかしたらドラコの連中も気づいてるかもしれない。
エイジ:ということは、その場所も守らなきゃならない?
GM:君らだけの仕事じゃないけどね。
アイリア:つまり私たちが専門家が来るまでは施設を守って専門家が来ればその人の護衛をすれば
いいんですね。
ロック:では、科学者が来るまで待機させていただきます。それでは。
マクダレン:うむ、報告ご苦労。
ミハイル:ちなみにどれくらいで来るんだ?
GM:最低でも2週間以上はかかるな。
エイジ:2週間?
GM:そんな高度な技術を持った科学者が早々都合よくこの星にいるわけもないし、本国に連絡して
呼び寄せることになるだろうからな。
ミハイル:確かこの世界ワープがあるんだよな、それでもそのくらいかかるのか?
GM:うん、ワープは確かに光より早く飛ぶ。ただ、ワープできる場所……ジャンプポイントに行く
までに
下手すると1週間くらいかかる、それに人を捜す時間を含めると最短でも2週間はかかるだろう。
エイジ:その間にドラコが攻めてきたらどうするのですか?
GM:問題はない、研究者を呼ぶにしても同じくらい時間がかかるだろうし、仮に奪われてもまた
奪い返せばいいだけの話だ。どーせドラコ軍も<星間連盟>時代の施設は壊せないからな。
アイリア:じゃあ、科学者が来るまでゆっくりしてますか。
GM:ま、せいぜい英気を養っておいてくれ。なんせ一日で2本分のセッションをするようなもの
なんだから(笑)。
Scene2 〜惑星に科学者がやってきた〜
ロック:じゃあ、俺は城の屋上でパラソルを開きながら夏のバカンスを満喫してる。
エイジ:たいちょー、哨戒任務はいいんですかー。
ロック:哨戒任務ぅ?俺は行ってるんだろ、そう行ってるんだよ俺は今(笑)。
エイジ:どこへですかー。
ロック:今哨戒任務に行ってるところだ、そうだろう、なあ?
エイジ:夢の中で行っても意味ないでしょうがー!
ロック:見える、見えるぞ〜、俺には遺跡の中がみえる〜(笑)。
エイジ:……ダメだ。
GM:気を抜いてるとこ悪いが、ドラコ側にばれてた場合はそんな事してる暇もなくなると思うんだが。
ロック:そうだよ!何叫んでるんだ!
アイリア:オー人事、オー人事(笑)。
GM:まあ、そんな感じで君たちが過ごしていると。
ミハイル:何か事件でもあったのか?
GM:うんにゃ、何事も無く一ヶ月が過ぎた。
アイリア:オー人事は失敗したんでしょうか?(笑)
GM:うん。
エイジ:科学者は来たんですか?
GM:今日の午後、ジョリーロジャーに到着予定だ。
ロック:じゃあ、我々は港でずらーっと並んで待ってる。
GM:そうすると降下船が上の方からごべ〜っと降りてくるのが見える。
エイジ:うわ〜。
GM:近くにはおらん方が良いぞ、ちなみにユニオン級降下船って船だ。
エイジ:光が〜。
GM:その船がずさーっと着地する。
エイジ:耳が、耳が〜。
GM:(こいつ、どこにいるんだ?)…えっと、科学者の名前は…。
アイリア:決めてなかったんですか?
GM:気にすんな、いつものことだから。
エイジ:ハッカーセ博士とか?
GM:いや、ディー…ディー博士だ。
ロック:とりあえず、大尉と一緒に出迎えだ。ようこそいらっしゃいましたDr.ディー。
あなたの論文には全て目を通させていただきました、すばらしい研究ですな。
アイリア:確かに一ヶ月あったけど。
ロック:俺は目を通しただけだ。
GM:日本語って便利だな。
ロック:ぜひ一度お会いしたいと思っていましたよ。
GM:なんだ、ディーさんは…、会釈だけしてロックを無視して大尉の方に。なんていうか、
悪い気はしないが嘘としか思えん。
ミハイル:山吹色のお菓子を用意していなかったのがいけなかったか。
ロック:(小声で)アルデスキー少尉、今からでも間に合うかもしれん。用意できるか?
ミハイル:いつだってありますよ、この前みたいなこともありますから(笑)。
GM:(それは用意してるって言うと思うぞ)
ディー(GM):ところで、私が調べる場所というのは?
ロック:それは、はいって資料を渡そう。
エイジ:なんであなたが対応してるんですか?
ロック:さあ?(笑)
ディー:なるほど。じゃあ、一旦城に行って休んでから明朝出発ということで。
GM:で、そこに大尉が近づいてきて。
マクダレン:もう場所も分かってるし、メックで行ってくれ。
エイジ:分かりました。
GM:博士の方はジープで行く。
ロック:ドラコの連中に勘付かれるとまずいな、よし俺は先に行こう。
アイリア:博士が襲われても巻き込まれないようにですか?
GM:(おっと、それはちょっと困るな)今日は博士が来たことを記念して街の迎賓館みたいな場所で歓迎のパーティが開かれるんだが。
ロック:なるほど、じゃあ上流階級のお得意の会話を遂に俺が発揮する時が来たということだな。
GM:ああ。(流石にパーティには居てくれないと困るんだよな〜)
ミハイル:性に合わねえんだよな。
ロック:魅力度10(平均は7)を馬鹿にしてもらっては困るな。
エイジ:ほんとにメック戦士ですか?メック戦士っていうのは大抵不細工だと相場が決まってる
ものですが。
このゲームのキャラクターは一定ポイントの作成点を割り振って作られます、そして戦闘に一番
関係ないのが魅力度、だからメック戦士が不細工というのはあながち間違いではないのですが。
ロック:もちろん、メック戦士だとも。
GM:めっちゃナイスミドルだよな。
ミハイル:買収技能なら高いんだがな。
ロック:じゃあ、そのパーティーに向かうぞ。
Scene3 〜運命の歓迎パーティ〜
GM:じゃあ、その日の夜になるんやが。ロックはともかく他のメンバーはどうする?
エイジ:私は外でメックに乗って警備してます。
ミハイル:パーティに出るかなあ。
ロック:俺は(身振りをしながら)こんな感じの階段があるホールの下辺りで政治と経済の話をしながら
「ほほほ、ははは」とか笑いながらワイン飲んでる(笑)。
GM:俺が抱いてるパーティのイメージがまさにそんな感じだ(笑)。
ミハイル:顔だけ出したらさっさと帰るか。とりあえず、そのパーティに呼ばれてて明らかに肌に合ってなさそうな奴を集めて
パーティを開く。
GM:まあ、正直城の兵士なんてほとんど招待されてないからそういう奴は少ないっちゃ少ないんだが。
ロック:ええ!(城の兵士が招待されないということがショックだったらしい)
GM:(苦笑)大丈夫、メック戦士は別だ。この時代メック戦士といえば特権階級だし、こういう場にはもちろん全員招待される。
アイリア:じゃあ、顔だけは出すかなぁ。
GM:ちなみにパーティ会場はさっきロックが言ったのとおんなじだ。シャンデリアが吊られてる大きなホールがあって
両側に階段があって、そこにディー博士や中隊長、街の有力者たちも来てる。
アイリア:ベランダの辺りに出てよう。
ロック:じゃあ、ベランダに出て。どうしたセンティエット少尉、こういう場所は楽しまないと損だぞ。
アイリア:こういう場所が苦手なんですよ、なんて言うか肌に合わないっていうか。
ロック:しかし、君もいつかこういう日が来るかもしれないからな、慣れておくに越したことは無い。
ミハイル:来るのか?
GM:一応、メック戦士って領地持ってるみたいだし、戦死しなければ可能性はあると思う。
アイリア:戦死しなければか。
GM:ま、気長に頑張れ。この隊長の下は危険も多そうだが(笑)。
ロック:じゃ気を取り直して。見たまえ今夜は月が綺麗じゃないか、なあセンティエット少尉(笑)。
アイリア:そうですねえ、今日の月はまるでワインのように赤いですね(笑)。
ロック:それはまずいな。
アイリア:月衣から武器を……ゴホンゴホン。
GM:こらこら、あんまり別のゲームの話をするんじゃない。
ちなみにこれらについて詳しく知りたい人は『ナイトウィザード』公式サイトでも覗いて見てください。(微妙な宣伝)
ロック:あまり夜風にあたり続けるのも身体に悪い。そろそろ中に戻って貴族的な会話でもしていよう(笑)。
エイジ:周囲の警戒をしています。メックで。
ミハイル:メックかよ!
エイジ:だってメック戦士が全員招待されたとしたら周囲を警戒する人が居なくなるじゃないか。
GM:(攻めるにしても街にメックじゃ攻めないけどね)
エイジ:こういう時こそ一番危ないんだ。
GM:(これで現在会場に居るのは3人か)
アイリア:今来るならメックより人かな?
ミハイル:まあ、それも普通の警備兵が何とかしてくれるだろ。
アイリア:それができなかったら、ド〜ン!わ〜、きゃ〜っていう展開になる。
GM:うん、そしてパーティが始まってしばらくすると。(抑揚の無い声で)どーん、わ〜、きゃ〜って。
エイジ:なにがあったんだ、がっしょんがっしょんがっしょんって移動します。
ミハイル:役立たねえなあメック戦士。
GM:(流石に人の進入を阻めないのは仕方ないだろ)とりあえず正確に描写しよう。ははは、ほほほってハイソな笑いを
振りまいて
いるときに、窓ガラスを突き破ってくる黒い物体が沢山!バリーン!バリーン!バリーン!!っと。
エイジ:ならばそれにサーチライトを…。
GM:(一応、迎賓館は街外れにあるってことにしておくか)いや、エイジは気づいてないぞ。
エイジ:えっ?
GM:だって…、外を警戒してたんだろ?迎賓館の外壁とかじっと見てたわけじゃないだろうし、とりあえず緊急警報は出るだろうから
気づくのに問題はないけど、エイジの行動はもう少し後だな。
アイリア:ちなみにもちろん外にメックの反応は無い?
GM:ああ、メックの反応は感じられない。で、中なんだが。黒服の連中が入ってきて、ミーミーミー(ビームの発射音)。
ロック:俺はその場で一番身分の高いお嬢さんを抱えて逃げる(笑)。
GM:黒服の射撃を受けた連中はパタパタパタと倒れていく(笑)。
エイジ:黒服って、ドラコですか?
GM:ああ、恐らくドラコエリートストライクチーム(DEST)、通称ドラコ忍者部隊だ、ドラコ工作兵のエリート集団だと思えばいい。
アイリア:装備はただのレーザー?
GM:うん、当たれば4D+2点くらいのダメージを与えるレーザー。
アイリア:死ぬわー!!
ちなみにこのゲーム、メックと同じように命中したことが決まってから命中箇所表を振って実際に身体のどこに命中したのかを
決め、その部分のHPが0以下になればその部位が使えなくなるし、下手すると死ぬ可能性もある。
ちなみにHPが高いキャラクターでも腕のHPは10を越えるくらいなので、このレーザーを喰らえば普通は一撃で戦闘不能に
なってしまう。
メックウォリアーRPGに於いて個人戦闘はとても危険なのだ、良い子のみんなは真似しちゃいけないぞ
エイジ:みんなピストルぐらいは持ってる?
GM:まあ、<ピストル>技能を持ってるんなら持っててもいいぞ。
ロック:助けたらいい感じになれそうなお嬢さんは居ますか?
GM:えーっと、見るも可憐なお嬢さんと…見るも哀れな中年オヤジが(笑)
実はこれは結構重要な選択肢だったりしたのですが…。
ロック:(即答)じゃあ、とりあえずお嬢さんを(笑)。
エイジ:待ったあ!その中年オヤジってもしかしてDr.ディー?
GM:うん、ピンポーン(爆笑)。
エイジ:ダメだー!見捨てるなー!(笑)
ロック:う〜ん、……(ちょっとの間考えて)よしっ、とりあえずここに俺のシーンをくれ!
GM:オッケー、やろう!
Scene4 〜一目出会ったその日から〜
レーザーの発射音と人々の悲鳴が響く中、ロックは一人の少女を抱きかかえ出口を目指し走っていた。
その顔はいつもとは違い真剣そのもので、どこかで傷ついたのか肩からは血を流していた。
「あなたは…」
意識を取り戻した少女が何事かを言おうとする、だがロックはそれを制すると少女を安心させるように言った。
「大丈夫、貴女は何も心配しなくていいのですよ」
ロック:じゃあ、お嬢さんを抱えて走りながら途中で何か切れそうな物をゲット、で肩口をぶしゃ〜ってやる。
GM:……誰の?
ロック:俺の。
GM:……(行動の意味が分かっていない)、ああ!(何となく分かった)うん、どうぞ。
ロック:というわけで、建物から出た後に。大丈夫ですかお嬢さん(一同爆笑)。
少女(GM):はい、私は…ああっ、あなた怪我を!
ロック:(優しい口調で)いえ、これは大したことありません(笑)
少女:そんなっ!だってこんなに沢山血が出て……、もしや私を庇って?
ロック:こんな傷一つで貴女を助けることが出来るのなら安いものですよ(爆笑)。
少女:私のために…。
GM:そう言って少女はハンカチを取り出すと傷口にきゅっと(笑)。
ロック:私は軍人です、そしてあなた方を守ることこそ私の使命なのです。
少女:あの……、貴方のお名前は?
ロック:マリークベル、駐屯軍メック部隊のマリークベルです。
少女:私は……アルテイシアと申します。あの、ここは危険です。早く逃げましょう。
ロック:いえ、まだ中には多くの人が居ます。彼らを残して私が逃げるわけにはいかない、貴方は先に逃げてください。
アルテイシア:……はい、お気をつけて。
GM:そういって少女は去っていった……で、どーすんの?
ロック:とりあえず、中の様子は?
GM:じゃあ、とりあえず中のシーンに戻すか。
Scene5 〜戦場のサイエンティスト〜
アイリア:ベランダに出てて良かったのか悪かったのか。
ロック:本当だな。
GM:ちなみに中はピーピーピーピー(敵の射撃)、パラパラパラパラ(味方の射撃)言ってますが。
ミハイル:俺の周りには戦闘部隊がいるぜ!…ただし酔っ払ってるけどな(笑)
GM:役に立たんな。
アイリア:覗いてはみるけど。
ロック:俺はさっきのイベントの後、壁に張り付いて中の様子をうかがってる。
GM:じゃあ、黒服の男たちが科学者風の男に近づいて、なんか変なスプレーをプシュってすると科学者風の男……ていうかディーが
パタって倒れて、それを黒服が死体袋に入れてえっほえっほと運んでいく。
ミハイル:宴会場所に来ねえかなあ。
GM:来ないよ。ていうか来て欲しいか?
ミハイル:いや、絶対イヤだ。
ロック:しょうがねえなあ、またやるか?いや、落ち着け俺。
GM:ちなみに、今度こそ4D+2まともに判定するからな(脅し)。
繰り返し言うが喰らえば割と高確率で死ねる。
アイリア:人数は?
GM:3人だ。ほかの連中はライラ側の警備兵にやられて倒れてる。
ミハイル:なかなかやるなあ。
ロック:どっちに逃げようとしてる?
GM:普通に入り口(ロックが居る方)から。
ロック:こっち?
GM:ああ、走って近づいてこようとしてるが。どうする?
ロック:じゃあ、アリタ少尉のメックに回線が繋がるようにスイッチを入れて。そこまでだ!
GM:(エイジに向かって)なんか、音声が入ってくる。
エイジ:なんだ、この声は。
ロック:その死体袋に入っているのはDr.ディーだろう。このテロリストどもめ、パーティ会場に侵入しようとしてもそうはいかんぞ。
エイジ:ということを俺は聞いていいんですか?
GM:もちろん。で、忍者部隊は無言で、カチャカチャカチャ(銃口を向けた)って。
ロック:そうやって俺を脅して中央入り口から逃げるつもりか?
エイジ:急いで向かいます。
GM:(そうしてくれ、でないと俺は今度こそこいつを殺すかもしれない)。忍者部隊はライフルの銃口を一回だけ横に動かす、
どけっていう意思表示やが。
ロック:横にどきます。
GM:じゃあ3人は一気に駆け抜けていく。
ロック:ダキューンダキューンダキューン。
GM:撃つんか?
ロック:いや、どうしよう(笑)。
何度も何度も繰り返すが当たると死ぬ、そして私は判定すると言っている。それでもしロックが撃ってきたら?
勿論、PCの行動に対してGMは適切なレスポンスを返すだけである。
GM:迷ってんなら黒服はどんどん遠くへ。
ロック:許せ、Dr.ディー。
エイジ:きっと近くに乗り物があるはずだ、探します。
今更判定について説明するのもどうかと思うが、一応説明しておくと。
このゲームの判定は普通の6面体ダイスを2個振り合計値が目標値以上なら判定が成功するというシステムになっている。
あと、ここまで殆ど行為判定が出てこなかったのは決して判定していた部分を抜かしていたわけではなく本当に判定して
いなかったのだ、リプレイという形でセッションを見直して改めて気づく驚愕の真実という奴である。
……いや、ここまでノリだけのセッションをする気はなかったんですよ。本当は(汗)。
GM:知性度で判定して。
エイジ:私の知性度が10なので、目標値は4ですね。ところで、ここで失敗するとやっぱり見失う?
GM:そりゃもちろん。
エイジ:まあ、2d6で4以上ぐらい普通に出るか。
GM:どうしても失敗したくなかったら経験点使う?
エイジ:経験点?……ああ、ありましたねそんなルール。
そして行為判定の補足。PCたちは冒険をすることで経験点を得て、それでレベルアップしていくわけだがその経験点を
成長のために使わずに行為判定に対する修正として使うことも出来る。
経験点50点ごとに判定の目標値を±1することができ、最大で目標値を±5まですることが出来るのだ。
こうすることで判定の成功率は劇的に上昇し任務の達成率も上がることになるが、その分成長も遅くなる。
ちなみに、第一話と第二話は正確には一つのセッションなのだが、ロック達はあらかじめある程度成長したキャラクター
として作成したためいくらかの経験点を余らせている。
エイジ:いや、貴重な経験点ですし、こんなところでは使いません(ころころ)←サイコロを振った擬音
出目は8だから+4成功。見つかりましたか?
GM:ああ、黒塗りのワゴンみたいな車に乗り込んだ忍者部隊を君は捉えた。
エイジ:スピーカーで呼びかけます。止まれ〜、おとなしく博士を返せば命までは取らないぞ〜。
GM:まあ、向こうも結構速度落としてるから追いかけれることは追いかけれる。
エイジ:待て〜。
ミハイル:メックと車のカーチェイスか、……ちなみに壁に激突したりしたらどうなるんだ?
GM:一応『シティテック』という本にそのルールが書いてあるんだが、まあスリップして壁に
激突したら中の人間は全滅すると思ってもらって間違いない。
ミハイル:大丈夫か?Dr.ディーが死んだら元も子もないぞ?
エイジ:安心しろ、Dr.ディーがいるのは分かっている、GM回り込んで停止を呼びかけられますか?
GM:ああ、できる。ハンチバック(エイジのメック)は車の前にガションガションと回りこんだ。
エイジ:投降しろ。
GM:流石に止まるな、中から黒服が一人出てくる。
エイジ:ん?貴様はもしや。
ミハイル:頼むから変な武器撃つなよ、隣にディー博士がいるんだから。
GM:黒服が一人出てくる。
アイリア:…………博士は?
ミハイル:ていうか、三人じゃなかったのか?
エイジ:博士を何処にやった?
GM:答えないね。流石に撃ち殺されても文句が言えん状況や、覚悟は出来とる。
エイジ:う〜ん、一応情報を言えば正当な扱いぐらいは保障してやるぞ?所属は何処だ?
GM:なら、少し黙ってから話し始める。…ドラコ。
エイジ:ドラコだとぉ(怒)
GM:(いや、ていうか他に誰がいるんだ)
エイジ:Dr.ディー殺されたりしてませんか?
GM:殺す気ならDr.ディーはとっくに死んでる、本当に居ないんだ。
エイジ:とりあえず相手が投降したことを城の方に連絡します。
GM:ああ、ならちょっと城の方に話を戻そうか。
Scene6 〜ちょこっと失敗した、でも次の任務が待っていた〜
ロック:というわけでセンティエット少尉が入り口に走ってきました、そこで私が肩を抑えてごほごほと(笑)。
ミハイル:敵が全部逃げたら酔っ払った兵隊を連れて包囲します。てめえら!俺たちが来たからにはもう逃げ場はないぜ(笑)。
ロック:あ、アルデスキー少尉じゃないか。
ミハイル:ああ、ダンナじゃないですか。紛らわしい、そんなとこに倒れてるから敵と勘違いしましたよ。
アイリア:……隊長。
ロック:すまなかった……、Dr.ディーは……(本当にすまなさそうに)さらわれてしまった。
ミハイル:俺たちがもう少し早くついていれば何とかなったんですけどねぇ(陽)。
アイリア:いや、ならなかったと思う。
ロック:私がもう少し抵抗できていれば(ギリギリ)。
GM:一切抵抗してなかったからな(笑)。
アイリア:(小声で)入り口が見えた…、いや言わないでおこう。
GM:まあ、ロックの判断は間違ってなかったと思うぞ。
アイリア:実際チャンスをうかがってたけど何も出来なかったし。
GM:三人居るから最悪ディーは殺せたな。
ミハイル:そうか。
ロック:こうなったら、我々がやる行動はただ一つ。
アイリア:なんですか?
ロック:ドラコに乗り込むしかない。
アイリア:いや……、その……。
ミハイル:エイジに連絡しませんか?
ロック:おお、そうだな。ピッ、アリタ少尉そちらはどうなった?
エイジ:ドラコ兵を一人確保したのですが……。
GM:ディーや他の2人の姿は見えない、話を聞いたところによると別ルートで逃げたらしい。
ロック:別ルート?
GM:ああ、地上の車に注意をひきつけておいて街の下水道をジェットスキーを使って逃げたんだ。
ミハイル:なるほど、まんまとはめられたのか。
GM:そこまで突飛な考えではなかったと思うけどな。某週刊誌の乗り物漫画でもおんなじ様なことやってたし。
ロック:とりあえずマクダレン大尉のところに連絡に行こう。
GM:じゃあ、マクダレン大尉の所に行った。
マクダレン:大変なことになってしまったな。
ロック:すみません。
マクダレン:いや、何が問題かって言うとな。施設が奪われそうなことではなくて、本国から来た科学者がみすみすさらわれてしまったと
あっては我々の面目が立たない、このままでは次は激戦区行きだ(笑)。
ロック:それは大問題ですな。
マクダレン:というわけで、Dr.ディーを取り返すぞ!
一同:…………(何故か黙り込む)
ロック:しーん(笑)。
マクダレン:来年激戦区で死ぬか、今ここで死ぬかだ!
エイジ:でもねえ……。
マクダレン:まあ、そんなに深刻に考えるな。
ロック:小隊単位で動いていいのですか?
マクダレン:ああ。
ロック:分かりました。会議室に戻ります。というわけだ、諸君。
ミハイル:とりあえず宴会の片づけしてます。
エイジ:警備兵が宴会など何を馬鹿なことをしているんだ。
GM:警備兵じゃないぞ、ミハイルはパーティであぶれた奴を誘うって言ったし。
ミハイル:しちゃいけねえってこともないだろう?
GM:問題はない、だって一応全員招待されてたしな。まあ、どっちが褒められるかと言えばもちろんお前だがミハイルが責められる
っていう場面じゃないと思う。ほんとに一応現場には行ったわけだし。
アイリア:さて、とりあえずどうしますか?
ロック:ちょっと待ってくれないか、といって部屋を出て行く。
――五分後
ロック:サングラスにアロハで部屋に入る(笑)。私はドラコに行く!
一同:……
ミハイル:ダンナその格好は無いでしょう。
ロック:なんだと、普通の服装じゃないか。私は今まで三十年間この格好で諜報活動を続けてきたんだ。
よく捕まらなかったもんだ。
ミハイル:ダンナ今回は少し慎重に行きましょう。
GM:ちなみにさっきまで戦っていた奴らは凄まじく頭悪かったからな、背中に爆弾貼り付けられても気づかんような連中だった(笑)。
ミハイル:ほんとに頭悪いな。
ロック:なんにせよ私はドラコに向かうぞ。
ミハイル:ところでドラコの町ってどんな感じ?
エイジ:軍事都市のような?
GM:この世界軍事都市なんて無いよ、軍関係と市民は切り離されてるから。
ロック:じゃあ我々のように城を持ってる?
GM:いや、アレは普通は駐留軍が持ってるものでドラコ側はそんなもの持ってない、勝手に惑星上に降りてきて基地作ってるだけ。
ロック:そうなんだ、あっちも持ってると思ってた。
アイリア:ただ、完全に敵地ですからねえ。
GM:一応ドラコ側にもぐりこんでるスパイも居る。山賊の基地から北の方にある……クランって名前の街に潜伏してるらしい。
ロック:ならまずはその街に行くか。
エイジ:歩兵部隊は?
GM:30人からなる部隊で潜入任務をしたかったらどうぞ。
ロック:大丈夫、ここには強力な歩兵が4人も居る(笑)。一騎当千の兵士たちだ。
エイジ:それは前置詞にメックに乗ったらって付きますよ?
ミハイル:じゃあ、ドラコ側に行くにしても問題は運転手か。
一同:………トナリーノ?
ロック:トナリーノ君に言おう。我々の部隊は一蓮托生だ(笑)。
アイリア:かわいそうに(笑)。
GM:じゃあ、一応準備は整った。というわけで、出発だ。
Scene7 〜地雷原を行こう〜
GM:じゃあトナリーノ君も私服に着替えてくるよ。
ロック:よし、では行こうか。あっ、メックは境界線付近まで運んでもらえる?
GM:ああ、それぐらいはできる。
ロック:なら、そういうことで。
GM:ところで、普通にライト付けていく?
アイリア:うん。
GM:あと助手席に座ってる人教えて。
ロック:俺だ。ちなみに車はバリバリのオープンカー。
ミハイル:逆に軍人だってばれなくていいかもな。
GM:(だろうね、ただちょっとだけ甘い)全員、知性度でロールして。
エイジ:(ころころ)2成功。
ミハイル:(ころころ)1失敗。
ロック:(ころころ)1失敗だ。
アイリア:(ころころ)えっと、出目12だから…5成功。
GM:(ころころ)トナリーノは3失敗か、ならアイリアとエイジが気づいた。…よかった。
アイリア:よかった?
GM:いや、ここで成功してなったらセッションが終わってたから。
エイジ:なんだって〜。
GM:前方に地雷が埋まってる。
エイジ&アイリア:スト〜ップ!!
GM:きき〜。どーしました〜ってトナリーノが呑気に言うが。
アイリア:む、向こうに地雷が。
GM:ちなみにそろそろドラコとライラの境界線だが。
ロック:ハハハ、地雷なんてあるわけないじゃないか、ポーン(石を投げたらしい)(笑)。
GM:どかーん(笑)。
ロック:うぎゃ〜!!(笑)
GM:大丈夫、遠くで爆発しただけやから。まあ、敵と味方の境界線だし、流石に何の妨害もないわけじゃないだろう。
ロック:あそこまで巧妙に隠された地雷に気づくとは、流石だなセンティエット少尉。
アイリア:ていうか、よく考えたらここは普通に危険じゃないですか。何オープンカーなんかで爆走してるんです。
GM:ちなみに、地雷は踏むと2〜4点ぐらいのダメージね。
ミハイル:そんなもん?
GM:ああ、ただしメック基準の話や、ジープなら耐えれる可能性もあるけどオープンカーということも考慮して万が一
踏んだら
全滅ね(笑)。
ロック:どうやって抜けるか。
エイジ:金属探知機もないですしね。
ロック:(閃いたような口調で)10フィート棒だ(笑)。
アイリア:破壊して進むんですか?
ロック:どかーんどかーんどかーん。
アイリア:10フィートじゃ絶対間に合わないと思う(笑)。
GM:で、実際どーすんの?
アイリア:進みたくないなあ。
エイジ:周りをきょろきょろ見ますけど、赤く塗られた石とか緑に塗られた石はありませんか?
GM:いや、残念ながらそういうのはない。(安全地帯を示すマークか何かかな?俺はよく知らんのだけど)
エイジ:ここの周囲は全部地雷原なのか。
GM:(そりゃ、人の行き来なんてないし。ましてドラコの連中が街道を使う理由も無いしな)
ミハイル:ここから先は地雷原か…。
GM:いや、良く見ると後ろの方にも爆発したみたいな跡がある。
一同:……。
エイジ:もしかして、もうとっくに地雷原の中?
GM:自分らが今まで通った道に地雷がないことだけは確信できるぞ。
ロック:じゃあ、すっと車から降りて。ふふふ、こんなこともあろうかと、ガチャリとトランクからドラム缶を取り出す(笑)。
てやあああ!!
GM:ゴロゴロゴロゴロ…………ちゅどん。
ロック:うん、あそこまでは大丈夫だ(笑)。
エイジ:ちょっと待ってください、ドラム缶はもう使えないのでは?
ロック:大丈夫だ、一体何個持ってきたと思ってる。
GM:2個だな。
ロック:え?(笑)
アイリア:(挙手)あの〜、僭越ながら提案よろしいですか?
ロック:なんだね、言ってみたまえ。
アイリア:地雷を何発も爆発させながら進むと流石に気付かれるような気がするのですが。
ロック:ん?あ〜、あ〜(笑)。私は今それを言おうと思ったところなんだ(笑)。
エイジ:だから2個しか持って来なかったんですね、さすが隊長。
ロック:ふふふん♪
エイジ:そんな訳は無いと思いつつ(笑)。
ロック:なに、よく考えれば奴らもこの道を通ったんだ、我々に出来ないはずがない。
アイリア:いや、死ぬっしょ。
ミハイル:我々は安全なルートを知りませんぜ。
エイジ:ところで、この先はそんなに地雷満載なんでしょうか?
GM:見たところそうじゃないな、それに地雷は知性度ロールに成功すれば見つけれるし。
ロック:では皆頼むぞ(笑)。
ミハイル:頼んだぞ(笑)。
エイジ:6以上で成功だし、何とかなるか。
ロック:なら進もう。
GM:じゃあ道中でもう一回知性度ロールお願い。
ロック:(ころころ)3成功だな。
GM:助手席の奴が3成功もすれば充分、あそこに地雷があるから迂回しようくらいは言える。
ロック:ピン、ドカ〜ン。
アイリア:だから、爆発させると敵に見つかるかも…。
ロック:ちがうんだ〜。
ミハイル:ダンナ…。
Scene8 〜クランシティのアンジェさん〜
GM:とりあえず無事にクランの街に着いたぞ。
ロック:ここがクランの街か。
エイジ:ところで我々はドラコの制服とかもらってませんよね?
GM:ああ、この街にいるスパイから受け取ってくれって。
エイジ:では、早速彼のところに行きましょう。
アイリア:なんて名前の人ですか?
GM:アンジェさん。
エイジ:女性ですか?
GM:うん。アンジェさんはこの街の…………缶詰工場で働いている。
缶詰工場、富士見書房が発売しているメックウォリアーRPGリプレイにもドラコに潜入していたスパイと接触するシーンが
あったのだが、そのときスパイが働いていた場所も缶詰工場だった。
ちなみに、ルールを知らなくても読めるいいリプレイだったので興味がある人は本屋に注文してみてもいいかもしれない、
……たぶん、注文すれば手に入るはずだから。
ロック:じゃあ、そこに行こう。
エイジ:全員で行く必要もない気がしますが?
ロック:そうだな、じゃあみんな行ってきてくれたまえ。
ミハイル:ちっ。←サボりたかったらしい
アイリア:とりあえず、ミハイルを引っ張ってアンジェさんのところに行きます。
GM:所定の場所で合言葉を言えばアンジェさんには会えるよ。
ロック:ティアンム連隊バンザイ(笑)。
GM:少なくともそんな合言葉でないことは確かや(笑)。
ミハイル:裏をかいてそんなこと言う奴はいねえぜっていうことで。
GM:ま、いいか。「ティアンム連隊バンザイ」っていうと向こうも「イエイ!」って返してくる(笑)。
アイリア:こんなんでいいの?
GM:まあ、実際は脳内変換よろしくってところだな。部屋に通してくれるよ、ちなみにアンジェさんは三十台後半の美人。
ロック:行っておけばよかった(笑)。
GM:言うと思った。
エイジ:でも三十台後半か。
GM:ロックなら充分守備範囲だろ(笑)。
アイリア:アンジェさんに調達して欲しいものがあるんですけど。
GM:いきなり話を戻しやがったな(笑)
アンジェ(GM):ああ、話は聞いてる。ドラコの軍服が欲しいんだろ?
ミハイル:そうなんだよ。
アンジェ:一応補充兵の服なら人数分揃えてあるよ。
エイジ:もう少し上の階級のものは?
アンジェ:用意できないことはないけど……。
ミハイル:補充兵の方がいいんじゃないのか?
アイリア:中でちょろちょろしても、まだ入ったばっかりで基地に慣れてないって言い訳できるかもしれませんし。
ミハイル:なんかダンナは上の連中の服をよこせって言いそうだけどな。
ロック:(トイレから帰ってきた)いまどうなってる?
GM:ドラコの軍服の話、補充兵のものを一応用意してるけど。
ロック:将校だ(笑)。
アイリア:真面目な話、補充兵を4着。
GM:オーケー、フリーサイズを4着くれた。
ミハイル:あと、この周辺でディー博士が運び込まれてそうな基地に心当たりはない?
GM:流石に博士が運び込まれたっていう情報は手に入れてないって。
ミハイル:そうか。
GM:ただ、だからこそ分かることもある。
アイリア:情報が入ってこない場所?
GM:そういうこと、国境というか境界線…これからは便宜上国境って言うけど、それの近くにある基地のガードが2週間ぐらい
前から堅くなってるって。
ミハイル:そこか。
GM:ついでにサービスって行って銃を渡してくれるぞ。
エイジ:武器ならもってますよ?
GM:ドラコの歩哨の持ってる銃や。
アイリア:なるほど。
ミハイル:そいつはありがたい。とりあえず隊長の所に戻ろうか。
アイリア:たいちょ〜、かくかくしかじかです。
ロック:よし、行くぞ。
エイジ:じゃあ、携帯食料でもかじりながら行きますか。
ミハイル:とりあえず、近くまでは車だな。トナリーノ軍曹に頼むか。
GM:じゃあ、君たちは粘土に良く似たもっさりした携帯食料をかじりながら基地へと向かった。
Scene9 〜スニーキングミッション〜
ロック:さて、基地の近くに来たら着替えるぞ。
ミハイル:まだ着替えてなかったのか(笑)。
GM:俺、もうみんな着替えてると思ってた。
アイリア:いや、それで問題ないと思う。
ロック:着替えたらサングラスをしてガムをくっちゃくっちゃ。
GM:偉そうな補充兵やな(笑)。
エイジ:ちょっとまった、ここはドラコ勢力内ですよ。それはちょっと合わないのでは?
GM:いや、ちょっと勘違いしてないか?確かにドラコは日本風の国だけど単一民族国家ってわけじゃないし、陽気でラテン系な
クリタ軍人だっているんだぞ。
エイジ:え?
ミハイル:アリタ少尉、あんただってウチの軍人だろ?そんな名前なのに。
GM:決して『キル・ビル』をそのまま引っ張ってきたよな国では無い。
ミハイル:軍隊に、というか補充兵として間違ってるのは賛成するけど。別にどこに行ったって同じだろ?
GM:大体、こいつ(ロック)が軍人なぐらいだ。ドラコにもおんなじ様な人ぐらいいるって。
ロック:ぐえっへっへ。
アイリア:イヤだ〜!こんなのが沢山いる軍隊はイヤだ〜!!(笑)
ロック:では、堂々と行くか。合う人にはとりあえず敬礼。
エイジ:我々って相手の階級分かるんですか?
GM:分かると思う。メックとかの撃墜マークが各国共通らしいから階級章も似てるかも知れないし。
ミハイル:この服着てなきゃ俺たちより偉いんだ、それさえ分かれば充分だろ?
ロック:なに!みんな偉いのか。
ミハイル:ダンナ、冗談きついですぜ。
GM:まあ、早い話がこの基地にいる全員に対して敬語使っても問題ないってことや。
ロック:じゃあ、おどおどしながら歩いて、前から誰か来たらささっと道をあける。
GM:そいつがガムとグラサンってのは全然似合わんな。
ミハイル:揉み手してりゃいいんですよ。
ロック:なるほど。
GM:あやしっ!!(笑)
アイリア:普通にしましょうよ。
エイジ:とりあえず、コンピュータのある部屋に入れますか?
GM:いける、(ころころ)奇跡的に怪しまれることもなく。
アイリア:本当に奇跡だ(笑)。
エイジ:じゃあ、<コンピュータ>で調べます。……ここは利用可能経験点を使って目標値を修正しましょう、100点使います。
GM:おっけー、これで目標値は−2された。
エイジ:(ころころ)修正いれて2成功、……いれてよかった。
GM:そんだけあれば充分や、何を調べたい?
エイジ:とりあえず、基地の詳細なマップとあと出撃記録を。
GM:出撃記録の方やが、ちょっと前から出撃して未帰還になってる歩兵たちがいる、マップの方は兵舎に用途不明の部屋が
あることが
わかるね。
ロック:誰か、潜入得意な人いる?
ミハイル:一応<盗賊技術>は持ってるけど。
GM:みたところお前が一番得意みたいやな。
ミハイル:あちゃ〜、まあいいか。へっへっへ、そういうのは得意ですぜ。
ロック:じゃあ頼むついでに何か盗ってきても俺は何も言わない(笑)。
アイリア:どーなんだろう。
GM:まあ、侵入してる時点で犯罪やし、気にせんでええんとちゃう?
ミハイル:しかし、欲しいものが何にもないんだよなあ。
GM:基地の隊長の命(タマ)とってきました(笑)。
アイリア:ああ、それ最高。
ミハイル:まあいい、兵舎に堂々と行く。用途不明の部屋はどこ?
GM:二階の奥の方の部屋。
ミハイル:じゃあ、そこまで行こう。そんで遠くから覗いてみるけどあからさまな警備兵とかっている?
GM:なんか、その部屋の前でだべってる兵士が2人。
ミハイル:だべってる奴に近づくけど、何を話してる?
GM:とりとめのない世間話をしてるように聞こえる。
ミハイル:やり過ごすのは不可能?
GM:うん。
ミハイル:じゃあ、道に迷ったフリをして近づく。
兵士:どうした?
ミハイル:いや、実は迷っちまったんですよ。兵舎の○○号室……さっき見取り図を見て無かった部屋を口に出す。
兵士:ん?言い間違えたか、聞き間違えたか?
ミハイル:えっと、名前は誰だったっけ?あの人なんですよ、あの人。
GM:相手をだますのは……<変装>で振って、上手くドラコ兵になりきってるかどうか。
ミハイル:(ころころ)0成功。……やばいかな?
GM:(ころころ)いや、こっちが馬鹿だった(笑)。
兵士:よくわかんねえけど、もっぺん聞きに行ったほうがいいと思うぞ。
ミハイル:そうですね、でも一回の部屋は殆ど回ったし。もうしらみつぶしに探したほうが早いと思うんですよ。
適当に自分が行った部屋をでっちあげます、あと行ってないところ何処ですかね?
兵士:ん〜、新人があとで怒鳴られても可哀想だし、兵士が良く集まる場所に案内してやろうか?
ミハイル:いや、教えてもらうだけで大丈夫です、それから行っちゃいけない所も教えてもらえませんか?そんなところには
呼ばれないと思うし。
兵士:そうだな、補充兵だしメックの倉庫には行かない方がいいぞ、スパイと間違えられたら大変だ。あと、あっちの方にある
士官用の宿舎も。
ミハイル:わかりました、ところでこの部屋(用途不明の部屋)って誰の部屋ですか?
兵士:友達の部屋、帰ってくるの待ってるんだ。
GM:まあ、話した感じではだべってるフリして警備員ってとこか。
アイリア:でしょうね。
ミハイル:やばいな。とりあえず立ち去る。とりあえず帰るか。
アイリア:おつかれ〜。
ミハイル:かくかくしかじか。
エイジ:なんとか見張りに見つからないように入れませんかね。
ミハイル:見張りが居眠りしてるか、酔っ払ってない限り無理だと思うぜ。
アイリア:シフト交代のときを狙うとか、もう一度さっきの端末で調べてみます?っていうか、さっきの端末って何処にあったんですか?
GM:兵舎ではあると思うが、サイコロ振って適当に決めよう(ころころ)×2。えっと、一階の……階段から一番遠い部屋。
用途不明の部屋のほぼ真下という言い方も出来るな(笑)。
ミハイル:天井をぶち抜いて助けに行く。
エイジ:どれぐらい時間がかかるんですか、それ?
GM:わりとすぐに、道具さえあればね。
アイリア:道具?
GM:高速振動剣さえ手に入れば何とかなると思う。
エイジ:レーザーは?
GM:レーザーだと切断箇所から煙が出るとスプリンクラーが作動するかもよ、高速振動剣なら無音でフェロクリート(この時代の建材)
ぐらいならスパッと切れる。
ロック:そんな便利なものがあったのか。
アイリア:高速振動剣すげー。
GM:偏見かも知れんが、ドラコの軍人はわりと持ってる。
アイリア:すげー。
ミハイル:この基地内で手に入るかな?
GM:まあ、一応ドラコの基地やしね。(ルールブックを参照中)100CB(コムスタービル、この世界の通貨単位)で普通に
手に入ると書いてあるから、わりと簡単に手に入るな。
ミハイル:簡単だな(笑)アンジェさんに払ったけど支度金がまだ200CB残ってるから二本買えるな。
GM:ここの売店で売ってくれるかもね。
ミハイル:ください。
売店のおばちゃん:はいはい、いいですよ。
アイリア:いいんだろうか、こんなに簡単に手に入って……。
このセッション中は気にしなかったのですが、よく考えればアイリアの言うとおり。身分が不確かな奴らにいくらなんでも売りそうに
はないのですが……。
まあ、売っちゃったものは仕方がないと割り切ってここは先に進めてます。
ロック:我々のすることは簡単だ、人を切る、扉を切る、ディーを切る(笑)。
ミハイル:ディーを切っちゃいけません。
エイジ:ところで隊長、中に対象だけが居ればいいんですけど、護衛が居た場合は?
ロック:高速振動剣だ(笑)。
アイリア:無茶な。
ミハイル:大体中に居なくても外には2人いるし、そいつらは流石に離れんだろう。
ロック:その2人は高速振動剣だ。
アイリア:その謎の自信はなんですか?ちなみに構造的にはやっぱりコンピュータ室の上?
GM:うん。
エイジ:ちなみに、上をぶち抜くとして落ちてきた破片はどうするんですか?
ロック:高速振動剣だあ!!(笑)
ミハイル:それよりも切ったときにそこにディーが居るのかどうかのほうが問題だな。
GM:もし居たら…。
ミハイル:ブスっ!
ロック:ぎや〜〜。
アイリア:ところでここの上って本当にディーの部屋?
GM:(ころころ)いや、一個隣の部屋みたい。その部屋は普通に兵士が使用してる部屋や。まあ、このまま行ってもし昼間に
兵士が部屋の中に居たら…。
アイリア:居たら?
GM:高速振動剣だ(笑)
アイリア:マスターがのってどうするんだあ!
GM:何を言う、マスターは一番無責任なことが言えるんだぞ(笑)。
ロック:とりあえず、夜を待とう。
GM:夜になって兵士が帰ってきたら?
ロック:帰ってきたら?高速振動剣だ(笑)。
アイリア:その無駄な高速振動剣頼みやめません?
ロック:とりあえず俺は夜になるまでこの部屋に隠れてるぞ、高速振動剣はポケットマネーで買う。
ミハイル:じゃあ俺たちは兵舎の外のその部屋の窓の近くに、事を起こすまでは隠れるけど騒ぎ出したら高速振動剣でスパッと。
GM:三人外で待機、ロックだけ中でいいんやね。なら時間を夜まで進めよう。
Scene10 〜救出作戦(作戦といえるかどうかは別として)〜
ロック:じゃあ上の部屋に行く。
GM:一応静かに出来たかどうか判定して……敏捷度で。
ロック:経験点を使って(ころころ)たくさん成功。
GM:その成功度なら、君は音も立てずに上の部屋に行った。
ロック:兵士は?
GM:寝てるよ、気持ち良さそうに。
ロック:じゃあ、『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきたあの黒い騎士の様に。ふあ〜、ぷしゅ〜(笑)。ずしゃずしゃずしゃ。
GM:死にました。
ロック:さて……。
アイリア:私たちは気付けるんですか?
GM:一応この部屋も窓があるし、そこからロックが合図をすれば。
ロック:独力で作業を進めよう(笑)。
GM:流石にずんっという音がする。
ロック:ディー博士は?
GM:いるよ、寝てたけど、さっきの音に気付いたのか今目を覚ました。
ロック:お助けに参りました。
ディー:き、君はあのパーティーのとき私を見捨てて隣の少女を助けた人(笑)。
ロック:申し訳ありません、しかしあの時はああするしかなかったのです。
ディー:なら仕方ないか。
アイリア:仕方ないの?(笑)
ロック:窓の外を見よう。
GM:ミハイル達の姿が見える。
ロック:よし、ひゅう(ディーを投げた)
ミハイル:受け止めるのは敏捷度でいいよね(ころころ)がし。
GM:ついでに体力度でもロールして。
ミハイル:(ころころ)失敗。
GM:じゃあ尻餅ついた(笑)。
アイリア:隊長は?
ロック:大丈夫だ。
アイリア:大丈夫じゃない、逃げなさい。
ロック:仕方ない、降りよう。ひょう。
GM:じゃあ、飛び降りる直前に。「何かさっき変な音がしたなあ、大丈夫か?なんだこりゃあ!」
ミハイル:できる限り早く逃げよう。
GM:じりりりりりり。
ミハイル:無線でトナリーノを呼ぼう、
GM:なら、すぐに来てくれる。
トナリーノ:どうしますか?
ロック:逃げろ。
GM:どうやってって意味だ。
ミハイル:夜に地雷原を突破するのは危険じゃないかな。
GM:ライト付ければ大丈夫だよ。
ミハイル:だめだろ、それ。
GM:何言ってる、俺は間違ったことなんて言ってないぞ。地雷原を突破するだけなら有効だ。
エイジ:メックに来てもらう?
アイリア:メックがドカン。
GM:流石に人間やただの車にはこっぴどいダメージやけど、メックなら大したことないよ。
ロック:コンパスはあるか?
GM:あるけど?
ロック:街に行くぞ、我々は下水から行く(笑)。
トナリーノ:下水の地図とかないですよ?
ロック:だからコンパスがあるかと聞いたんだ(笑)。
GM:街に行くのは問題ない、ただそろそろ街もドラコの軍人があわただしく動き始めてる。
ロック:行くぞ。
ミハイル:入れ入れ。
ロック:車はここで放棄だ、下水を南下するぞ。
アイリア:戻れるのだろうか?
ミハイル:さあ?
GM:多分大丈夫だろうね、そのまままっすぐ南に行ってる限りは、まあ途中壁があったりするんだが。
ロック:そんなもの高速振動剣だ。
GM:うんオッケー(笑)。
ミハイル:下水の壁もぶち抜ける?
GM:おんなじ様なことをやってた奴らがいるから大丈夫だろう。
アイリア:高速振動剣、高速振動剣、高速振動剣。
ロック:意外に役に立つじゃないか(笑)。
ミハイル:それを分かって言ったんでしょう?俺はそうだと思ってたんですが?(笑)
ロック:大丈夫、私は全て計算済みだ(笑)。
エイジ:絶対嘘だ。
GM:多分、ダメもとで高速振動剣って言って本当に出来たからびっくりしたに違いない。
アイリア:高速振動剣ってすごなあ、これから困ったことがあったら高速振動剣って言おうか?
ミハイル:メックがこけた、高速振動剣(笑)。
GM:じゃあ、そんな感じで街からは脱出できる。
ロック:この街から国境までどれくらい?
GM:えっと、さっきの地図を見るとだ…………すっごい近所だ(笑)
アイリア:すぐ近くにメックあるじゃん。
ロック:じゃあ国境に行こう。
GM:どうする、選択肢は三つほどあると思うが。
エイジ:三つ?
GM:1歩いて地雷原を抜ける。2走って地雷原を抜ける。3メックで地雷原を抜ける。
アイリア:3かなあ。
GM:ただしメックを動かすと流石に向こうのメックのセンサーに引っかかるかも。
エイジ:探知方法は?
GM:熱源だ、ただし遠距離で人を探知できるほど高性能じゃないが。
エイジ:ただ、気をつけて歩いて行くのもありかなあとは思ったり。
アイリア:でも、せっかくのメックウォリアーRPGで前後編に分けると行っている以上ここはメックに乗ってメック戦闘を
するべきでは?
GM:ああ、安心しろ。その時は施設に行ったときに襲撃をかけるだけだから。
アイリア:というわけでメックで逃げません?
ミハイル:そうだなあ。
ロック:猛烈に第三の選択肢を探している。
GM:ちなみに土遁の術とかは却下な。高速振動剣を使っても地雷は切れん、というか切れるけど爆発する。
ロック:くそ、10フィート棒。
GM:ない。
ロック:というわけでメックに乗ろう(笑)。
GM:ちなみに、後で迎えに来てくださいね〜って言ってトナリーノ軍曹とここまでメックを運んできた整備兵はここに残る。
ミハイル:可哀想に。
GM:ところで、ディー博士はどのメックに乗る?
ミハイル:メックって何人乗り?
GM:基本的に一人フェニックスホークって言う中量級メックでスレンダーな女性が乗っても窮屈っていう描写があった。
ただし、物によっては副操縦席がついてる場合がある。この場合はグリフィンにはあってもいいや。
ミハイル:じゃあ、俺のところに乗せるか。
GM:ただし、ミハイルがダメージを受けるような状況になったらディー博士も同じだけのダメージを無条件で食らう。
ミハイル:そりゃまずいな。
GM:転倒したときも、そっちは<操縦>ロールに成功すればダメージはないけどディーは怪我する。
ミハイル:気にすることないな。
ロック:よし、メックに乗るぞ。
Scene10 〜戦慄のラストバトル〜
GM:メックに乗ると熱源が4つレーダーに映る、おそらく敵のメックだろう。
ロック:なるべく城の方に移動しよう。
GM:というわけで…。
ロック:選択肢がいくつかある。一つ逃げる。二つ逃げながら高速振動剣マックスパワー(笑)。
ミハイル:メック用高速振動剣か。
GM:一応データとしては存在するし憶えてもいるんだけど、まあこの場合君らは誰一人として持ってないしな。
というわけで、ここからはメック戦闘です。今回はディー博士を傷つけないように戦う、もしくは逃げなくてはなりません。
もっとも、敵が長射程の攻撃を持っていれば後ろから射撃される可能性もあるのですが。
PC側戦力
コマンドウ(ロック)
エンフォーサー(アイリア)
ハンチバック(エイジ)
グリフィン(ミハイルandディー)
GM側戦力
ドラゴン(60トン)
フェニックスホーク(45トン)
オストカウト(30トン)
ワスプ(20トン)
長距離攻撃力を備えた重量級メックドラゴンとPC達の移動速度より明らかに早い他の3機、少々PCが逃げるにはきついのですが。
エイジ:なんか、戦って勝てそうな気がする。
ええ、勝てます。軽量級2機は言わずもがな、重量級とはいえドラゴンは正直火力は大したことがないし、割と高火力の
フェニホ(フェニックスホークの略)は追加の放熱器がないため火力を維持しにくいという欠点があります。
そして、PCたちがとった選択は。
ロック:戦うぞ。
というわけで、戦闘開始です。
第一ターン
主導権フェイズではGMが負けたのでGM側から動かしていくことになります。
移動フェイズ
PC側はグリフィンが距離をとり、残り3機は距離を詰めました。
GM側はドラゴンが戦場の中央に移動しワスプは適当にジャンプ、フェニックスホークがハンチバックを狙いやすい位置に移動し
オストカウトがジャンプ移動で背面を取ります。
射撃フェイズ
各々、狙いやすい位置にいる敵に狙いを定めます。とりあえず今回のGM側の目標としてはハンチバックの背中(背面は装甲が薄い)
にMLが命中すれば御の字なのですが。その代償としてかPC達はオストカウトに攻撃を集中させます。
GM側の射撃
ワスプのMLが命中、というか射撃を集中したにも関わらずハンチバックへの命中はこれ一発。なんと2話を通じてこれが最初の命中
だったりします。
エイジ:よかった。
GM:5点ダメージとはいえ背中に当たったら装甲を貫いてたからな。
PC側の射撃
対するPC側の射撃も目立った戦果はありませんでした、一応グリフィンのミサイルがオストカウトの背面装甲を貫きましたが
致命的命中も起こらず決定打にはなりません。
第二ターン
主導権を珍しくGMがとったのでPCたちが先に一機動かします。
このターンの移動でPC達はドラゴンを包囲し、GM側は水辺に移動したエンフォーサーを包囲します。
少々当たりづらいとはいえドラゴンのキックが届く範囲にいるので頭にキックを受ければ一撃で撃墜されてしまいます。
逆にドラゴンはハンチバックのAC20を含んだPCの集中攻撃を受けますがいくらなんでも重量級メックよほど一箇所に
集中しない限り怖くはありません。
射撃フェイズ
GM側のオストカウトのMLの射撃が再びハンチバックの背面に命中し、なんと命中箇所判定で1ゾロ(胴中央致命的命中)
メックは装甲と中枢という二つのHPがあり、装甲はいくら傷ついても平気ですが中枢は一点でもダメージが通ると致命的命中が
起こったかどうかを判定し、起こった場合にはかなりのペナルティを受けてしまいます。
ただ、結局致命的命中も発生しなかったのでなんかGMとしては損した気分です。
他には特にダメージなしでしたが、そもそもこのターンの山場は格闘フェイズのドラゴンのキックですからあまり気にはしていません
でした。
そしてPC側の射撃。
ドラゴンに射撃が次々と命中しますが流石は重量級メック何とか耐えていたのですが。
エイジ:俺の射撃か、AC20が6で当たる。
ロック:俺が50点出そう。
アイリア:私も。
ミハイル:俺も出すぜ。
エイジ:なら最後に私も経験点を使って目標値2です。
GM:オーケー命中した。
エイジ:他は全部はずれ。
GM:出目最悪だな、まあいいやACの命中箇所振って(気楽)。
なんせこの時点でいくら集中攻撃を喰らっているからと言ってもまだ何処もAC20の直撃でレッドゾーンに突入したりは
しません。GMとしては気楽に構えていたのですが。
エイジ:(ころころ)
アイリア:…えっと、2。…AC20が、2。
GM:………は?2ぃ!!それって胴中央致命的命中って事か!!これって正面だよな、えっと。
録音した声を聞き返すと、自分がいかにここで止まっていたのかがよくわかります(苦笑)。
ちなみに1ゾロが出た場合はそのまま中枢にダメージが適応されるのですが、ドラゴンの中枢は……。
GM:20点、胴中央の中枢が20点。ハハハちょうど死んだや(虚ろ)。
あれ、なぜドラゴン君は倒れているのでしょう?ドラゴン君はこのあとエンフォーサーに蹴りをかます予定だったのに。
このターンであえなくドラゴンが昇天しGM側は一気に敗色濃厚になりました。
第三ターン
実はそろそろ降伏しようかな〜とか考えているGM側、とりあえずこのターンだけやったら白旗でも振ろうと決心していました。
……それが、まさかあんなことが起こるとは。
主導権フェイズ
今回も一応GM側が主導権を握りました。
移動フェイズ
PC側はグリフィンと、なんとコマンドウが静止。GM側はせめて軽量級だけでも道連れにしようと動きます。
ロック:かかって来いよ、俺には1750点もあるんだぜ。
GM:……え?なんでそんなに余らしてるんだ!?
ロック:そりゃあもう将来爵位を買うための貯金さ。このゲーム経験点で爵位が買えるからな。
GM:……畜生、それでもやれるだけやってやる。
射撃フェイズ
GM側はなりふり構わずコマンドウに全開射撃、正直フェニックスホークの熱量がかなりやばいのですが、一応毎ターン10点
発熱することを考えるとこのターンで戦闘を終わる限り問題はありません。
逆にPC側の射撃はフェニホに向きます、中量級のフェニホを落とせば後は降伏すると踏んだからです。
ただ、GM側の射撃はロックの圧倒的な壁(経験点)に阻まれ結局命中は一発。
そしてやっぱり経験点で目標値を下げた射撃がバシバシ命中します、それでもAC20に耐えコマンドウのミサイルの雨にも耐え
最後に残ったグリフィンのLRM10一発に耐えればフェニホは生きてます。
ミハイル:LRMは命中、命中本数は6発だから、5点と1点のダメージがばらばらに適用される。
GM:ああ、2回命中箇所を決めてくれ、左胴と言われるとデンジャーだが。
ミハイル:(ころころ)胴中央中枢と(ころころ)…………1ゾロ。
GM:………は?と、とりあえず2回致命的命中判定をおこなえ!
ミハイル:(ころころ)、11と9
GM:合計三箇所。
この時点でGMは諦めモード、なにせメックはエンジンに3回命中されると爆発し、姿勢を保つためのジャイロに2回当たると
立てなくなり、弾薬に当たると粉みじんになります。
つまり、このフェニックスホークが生き残る為にはエンジンに2回、ジャイロに1回という神業的な当たり方をしなければなりません。
もう、当たり屋もびっくりなほど綺麗な当たり方です、ドクターじゃなくても「こんな傷は始めてみた、突いたというより通した
というような…」とか言っちゃいますよ。
ミハイル:あたった場所は、エンジンとエンジンと…ジャイロ。
通したよっ!!(驚)生きてるよ!!(驚)
ただ、ここでGMは重大なことに気付きました。
GM:しまった、熱がやばい。
ミハイル:?
フェニックスホークは毎ターン10点の放熱が出来ます、それは全てのメックが持っている最低保障分でメックのエンジンは
どのメックであっても10点放熱できるということを表しています。
そして、その放熱量はエンジンに一回命中するごとに5点づづ減っていき、2回命中したフェニックスホークは放熱が出来なく
なってしまうのです。
GM:えっと、6点熱が溜まってたフェニホが、歩いて1点、LLで8点、ML×二で6点。21点か。
アイリア:弾薬爆発が回避値4、エンジン停止の回避値が6ですね。
GM:よし、じゃあまずは弾薬爆発の方。(ころころ)
一同:…………。
卓上で静止したダイスは1と…………………………………………1。
真っ赤な日の丸が二つワタクシのことを睨みつけておりました。
一同:ばーん!!
GM:……こんなときに1ゾロだと!!(爆笑)
アイリア:ありえない、確率的に絶対おかしいって!!(爆笑)
GM:なんて精密な射撃なんだ!
ミハイル:ばら撒いただけのミサイルで狙撃するとは、さすが俺だな。ぐび(笑)。
ディー:まさか…(わなわな)、ただのアル中だと思ってたのに(笑)。
ロック:ディーさん、貴方は幸せだ。我がティアンム連隊でも最高の腕を持った戦士に守って貰えたのだから。
いや、ほんとにすごいね。
わたしゃ初めて弾薬爆発回避をやりましたよ、普通20点なんて溜まらんしねえ。
ていうか、1ゾロがこれだけ出る確率だけでも36の3乗で46656分の1、致命的命中に生き残ったこととかまで
考慮に入れると下手すりゃ10万分の1とか行くんじゃなかろうか。
一応明記しておきますがワタクシ人生オープンダイス主義のGMでこのリプレイでも一切の出目のごまかし行為は行っておりません、
と言っておきます。GM的には信じてくれることを切に願います、ただ私が一読者なら絶対に信じませんが。
なにはともあれ。
GM:戦闘、終わったよ(泣)。
Scene11 〜そして、扉の開くとき〜
GM:じゃあ、助けた報告をすると城でさっさと補給をしてさっさと施設に行くようにと。
ロック:じゃあ、さっさと行くか。
GM:で、行くとしばらく苦労してから、ぱぴょーんと扉を開けるぞ。
エイジ:そして中には、メックが。
GM:ないよ。
ミハイル:じゃあ何があるんだ?
GM:<星間連盟>時代の質のいいパーツとか、メックの予備部品とか。ぶっちゃけそこまで価値はない。
ミハイル:よっしゃあ!!
ロック:素晴らしいな。
ミハイル:理想じゃねえか、これで変な連中がここに攻めてくることもない。
ロック:じゃあ、帰るか。
Ending1 〜宴の後に〜
GM:そしてあれから一ヶ月、ディーさんもしばらくここに留まったあと次のジャンプシップで帰ったよ。
ミハイル:きっと沢山宴会したんだろう。
GM:それと、そのときに君たちに新たな辞令が届く。
ロック:ん?
GM:どうもディーさんが上司に色々話したみたいでな。
ミハイル:すんなあ!(笑)
GM:この任務が終わった後。
一同:ふんふん。
GM:しばらく休暇やと、ディーさんを取り戻した功績が認められたみたい。
ミハイル:ひゃっほう!!
GM:ただ、今の任務が終わってからやからしばらく後になるけどね。
アイリア:まあ、それは仕方ないですね。
GM:君らの小隊もかなりマークされるだろうし。あのグリフィンは要注意だ、あいつはスナイパーグリフィンって言うんだぜ、とか。
ミハイル:PPCじゃねえところがミソだよな(笑)。
マクダレン:良かったじゃないか。
アイリア:ところでオー人事の結果どうなりました?
GM:ああ、それなら。
上司:何を言ってるんだ、圧倒的な戦力差を前に…どうも大分脚色されてるようだ(笑)、戦った歴戦の勇者たちがいる部隊だぞ
きっとそこでの経験は君にとっての財産になるに違いない、これからもその部隊で頑張ってくれたまえHAHAHAHA。
GM:です。すごいじゃないですか、歴戦の勇者と一緒にいられて。
アイリア:人間性が問題なんだ〜!!
ミハイル:とりあえず、ディーさんを送るって名目で飲みます。あのとき貴方の横にあった酒ですっていいながら次から次へと。
GM:よく割れてないな。
ミハイル:金属製に移し変えてましたよ、それにどーせ風味もくそもねえ安酒だからさっさと飲んじゃいましょう。
GM:いいのか?それで。
ミハイル:アルコールが入ってりゃみんな同じですって。
GM:こいつダメだ(笑)。
Ending2 〜真夏のバカンス〜
ロック:俺のエンディングは1年後だ。
GM:ああ。
ロック:南国の島で太陽の光を浴びながらパラソルの下でフルーツジュースを飲んでる俺がいる。
GM:君は今待ちに待った有給をエンジョイしてる。
ロック:そこに新たな任務を告げる電話がかかってくる。
GM:じりり、じりり。
ロック:はいもしもし。
上司:(緊迫した声で)マリークベル中尉か、休暇中悪いが急な任務だ。
ロック:ほほう?
上司:我々が今駐屯している惑星シェルジェで敵メック部隊の増援が行われた、それに対抗するためにはどうしても
兵力が必要なんだ。
ロック:なるほど、だが済まないな、私には先約があるんだ。がちゃり。
GM:なっ!!(笑)
ロック:そうしてみると遠くの方であの時俺が肩を傷つけて助けた少女が待ってるから俺はそっちの方向に泳いでいくんだ〜(笑)
そして少女…アルテイシアが待っている方向に行く途中でフェイドアウトする。
メックウォリアーRPGリプレイ第二話『合言葉は高速振動剣』 おしまい
なーはぼると
Nacawort、まあ早い話があとがきって意味です。
今回HPに掲載するリプレイを収録した時の感想でも書いてみようかと。
まず、第一にやはりロックのプレイヤー(戯言でもクイズ出してたし、名前は伏せときますね閣下)のことかなあ、
彼は結構なれたプレイヤーで、私がGMとして抱いた感想としては『場面を演出するのが上手い』というところでしょうか。
様々な場面でこんな場面がやりたいという要求を次々と出してくれる、非常に楽なプレイヤーでした。
(えっ?ちょっとノリに走りすぎてないかって?それは私としては楽しめたからオッケーでした)
あと、第一話の前半では積極的にばらばらでの行動を提唱し、各キャラクターにキャラを立てるように言うという気配りも
見せてくれました。
ただ
今回、私が執筆者として懸念しているのは何と言っても最後の戦闘です。
あれ、ほんとなんですよ。
確かに確率的にはありえない確率です。
ただ、所詮確率論ですから4万分の1だろーが起こるときは起こるんですが。
信じてもらえるかな〜、というか信じてほしいです(頼)。
というわけで、このリプレイを読んでくださった方はどしどしBBSにでも感想を書いてください。
褒めてもらうと舞い上がりますが、けなされると驚くほどへこみます。
そして、感想を書いてくださった方にはミハイルのプレイヤー直筆『見たら呪われる変な四角形をプレゼント』!!
いないとは思いますが本気で欲しかったらBBSにでも四角形希望って書いてください、どーにかして渡します。
それじゃあ、また次のリプレイでお会いしましょう。でわでわ〜。