TRPGについて
高千穂:今回の授業の内容はTRPGについてだ。
生徒A:先生、それはすでに活動内容で触れられているのではないでしょうか?
高千穂:確かに触れられているな。
生徒A:では、なぜ今頃になってそのようなコラムを書くのです?
高千穂:それはな、リプレイが締め切りに間に合わなか・・・ゲフンゲフン。そんなことはどうでもよろしい。
生徒A:ところで、TRPGとは一体どのようなものなのでしょう?
高千穂:それは活動内容を見ろ。・・・といったところであれだけ簡略に書かれていてはわからないだろうから
補足しておく、TRPGとは『ルールのあるごっこ遊び』であり、幾人かのグループで『ドラマ』を作っていく
ゲームだ。人類に与えられた『妄想』・・・もとい『空想』の世界に入り遊ぶゲームだ。
生徒A:よくわかりません。
高千穂:そのうち分かるようになるだろう。
ここからが今回の本題だが、TRPGを遊ぶことによるメリットを考えてみようと思う。
生徒A:メリットですか?
高千穂:その通りだ。では、黒板に箇条書きにするからメモを取るがいい。
1、想像力が豊かになる(可能性がある)。
2、突発的に起こった事に対して臨機応変に対応できるようになる(とおもう)。
3、人とうまくコミュニケーションを取ることができるようになる(にちがいない)。
4、交渉がうまくなる(かもしれない)
5、協調性が出てくる(はずである)
6、雑学が増える
7、自分の知識をフル活用できるようになる(と思われる)
高千穂:こんなところか。
生徒A:あの・・・7番以外についているカッコの中はなんですか?
高千穂:それは、人によって違うからな。全員にこれすべてが当てはまるというわけではない。
生徒A:な・・・なるほど。明言を避けて何かあったときの言い・・・。
生徒Aはセリフをすべて言わず、無言で床に倒れ付した。
高千穂:まったく、そういう裏事情はいわなくていい。生徒Bよ、そう思わないか?
生徒B:(ガタガタ震えながら)は・・・はい。
高千穂:さて、まず1番だが、これは言わずもがな、TRPGをやってたら言葉から場面を想像することぐらいは
きっとできるようになるはずだ。
生徒B:そうですね、でないとゴー○トハ○ターみたいなホラーゲームは意味を成さないでしょうね。
高千穂:次に2番だが、これは主にGMをやっている側がつく能力だ。
生徒B:つまり言うと、プレイヤーキャラクターが予想外の行動を取った時の対応によって磨かれる能力なのですね。
高千穂:よくわかってるじゃないか。では、3番がどういう意味なのか説明できるかね?
生徒B:これは、TRPGが人との会話によって成り立つゲームだからコミュニケーションの
絶対的な経験値が上がるということですか?
高千穂:おおむねその通りだ。TRPGでは『自分が何をしたいのか』ということを正確に伝えなければならないし
他の人が『何をしたいのか』を正確に把握できるようにしないといけない。
コミュニケーションによって成り立つゲームだからいやでもこの能力は磨かれていくだろう。
床に倒れていた生徒Aが何事もなかったように起き上がる。
高千穂:生徒A、起きたならちょうどいい。4番の説明をしてみたまえ。
生徒A:交渉がうまくなるのはゲームをしていると必然的に人(GMの操るキャラクターやプレイヤー)と交渉することが
多いからです。
高千穂:その通りだ。それに関しては、ゲーム中にまったく交渉がない場合もあるので不確定要素ではある。
次に5番のことだが、どのゲームにおいても、協調性がなければゲーム崩壊の危機に直面することは
他のHPでも書かれていることだから省略するが、
これもゲームの数をこなせばそれなりに身についてくるのではないかと思う。
生徒A:身につかない人はどうします?
高千穂:多分ゲームに呼ばれなくなると思うぞ。
生徒B:ひどい・・・。
高千穂:そうならないように気をつけないといけないな。
生徒A:6番はTRPGと関係がないように思うのですが・・・。
高千穂:TRPGは確かにいろいろな知識がなくともルールさえ覚えれば(あれば)できる。
だが、いろいろな知識があればゲームはより多彩に、より面白くなる。知らないことは知っているものに
その場で聞けばよい。これも、ゲームをしていたらどんどん増えていくと思うぞ。
生徒B:特に世界各地の神話や伝承といったものに詳しくなりそうですね。
高千穂:雑学の内容はやるゲームによって変わってくる。
しかし、自分から吸収しようとしない限り雑学は増えない。
生徒B:最後の自分の知識をフル活用できるようになるというのはどういうことですか?
高千穂:それはだな、いくら知識があったとしてもそれをすぐに頭の中から引き出したり、
複数の知識を関連付けて考えられるようになる。
知識の応用やその場にあるものと自分の知識を最大限に使うようになるということだ。
生徒A:発想力がつくということですか?
高千穂:その通りだ。
生徒B:メリットはわかりましたが・・・。
高千穂:企業の新人研修などで役割を決めて売り込みなどの練習をさせたりするのも一種のTRPGである。
生徒A:え・・・。
高千穂:TRPGはゲームとしてではなく練習として様々なところで使われている。
それの基礎がゲームを通じて行える・・・。
キーンコーンカーンコーン。キーンコーンカーンコーン。
生徒達:がやがや。
高千穂:あ〜。最後に重要なことを忘れていた。TRPGの最も重要なメリットは気の合う仲間と遊ぶと
時間を忘れるほど楽しいということだ。
以上で今回の講義を終わるが、この楽しむ心を忘れないことが重要だ、よく覚えておくように。
あとがき
このコラムはリプレイの締め切り破りのペナルティーコラムです。
むう、取材になど言ってないことがバレバレだ(苦笑)。
実は、会長閣下に「ルールブックを売っている場所についてのコラムを書いたらどうか」
という助言をいただいたのです。
しかし、その時に私が言った、とある余計な一言によってそのコラムはなかったことになりました。
もちろんこのコラムはフィクションです。実際の個人や団体とは一切関係がありません。
・・・って個人はもちろん団体も出てきてない・・・。ま、書いておいて損はないだろう。
以上、高千穂でした。