無限のファンタジア・セッションレポート
・キャラ作成
まずPL達からブーイングを受けながらも『全部d20を振れ』と宣言。
非常に素晴らしいシステムです(笑)
・キャラ完成
完全ランダムだったにも関わらず全員恋愛の感情が高く、旅団はPLの満場一致で
旅芸人に決定。『掟:全ては愛のために』を忠実に実行する旅団に。
ちなみに、編成は、男フェンサー、男デストロイヤー、女シャドウだった。
全員が前衛か……バランス悪っ(完全ランダムをちょっと後悔)
・シナリオを考える
実はこの瞬間までシナリオは出来ていなかった(マテ)
よって、このシナリオ作成はキャラクター作成と同時進行で行われている。
旅団をみて、
「PC達の男女比は2対1、なら重要なNPCの男女比は
カップルが成立しやすいように1対2にするか」
「そんなにキャラクターの設定を考えるのは面倒だ……全員姉弟でいいや」
「で、シナリオ展開は………」
結果、出来上がったものは、
魔物とある契約を結んだ村がある。
その契約とは、魔物に生贄を捧げる代わりに、村に富をもたらすというもの。
当然、生贄ポジションは姉弟、ちなみに彼ら村長の子供にした。
完全な敵役として魔物、それから説得できる敵役としては村長かな……
姉弟は自分のことを必要な犠牲、として割り切っているけれど他の姉弟は助けたい、と。
最後に、各キャラクターが簡単に恋愛イベントに行けるようにして、シナリオ完成。
・そしてセッションスタート
この時、現実の時間の都合上、長いセッションは無理そうだったため、
「君たち一座にプレゼントだ。馬車のようなものと、それを引っ張るノソリン」
と言った後に、急な雨を降らせて街道を使えなくし、近くの村に寄らざるを得なくする。
何故かPLから、ただでプレゼントをあげたのに文句を言われた。
・村に到着
男デストロイヤーと、男フェンサーは「村の女の人にいち早く会いたい」ということで、
ノソリンをノソリン車(勝手に命名)から切り離して先行する。
台詞は「ハイヨー! ノソリン!!」
でもルールブックを読むと時速8キロとあり、一同大爆笑。
ちなみに女シャドウはノソリン車とともに置いてかれた。
・村長宅でおもてなし
PC達はその後、村長の娘(長女)に会って、村長宅に泊めてもらいます。
女シャドウも迎えが来て、合流しました。
ここでPC達は自分の気になる人間に目をつけて動き出します。
あと、男フェンサーは女シャドウも狙っていたため、
二股に見られないように頑張っていました。
・背景に気付くPC達
そこで一夜を過ごしたPC達ですが、姉弟や父である村長の言動から事件の匂いを感じます。
また、この村で芸をする事になり、宣伝をかねて村を歩いたのですが、
村人が働く様子もなく、それでいて普通に生活している光景に違和感を覚えます。
・でも、その一方で
PC達はその後、ヒロインポジションの人間から不安を語られます。
この場面は『二人きり』というシチュエーションであり、全員が当然のように口説きに入る。
「任せてください、あなたの悩みを解決して見せます」
「ああ、俺は強い、任せておけ」
一番、笑えたのが女シャドウ、彼女は性格が純真だったんですが……
PL台詞「ここで純真なキャラが純真な行動を取れば、結果として相手は……」
といった感じで、PCは純真な言動を取り続けたのに、あまりそうは見えなかった(笑)
・旅の一座です。
彼らは村に対しての違和感や、姉弟達の不安を感じつつも、村で芸を披露します。
ここでは、彼らのやりたい芸に応じて判定をして貰ったのですが、
男フェンサーは、空中に放った紙を切り裂く芸をしたのですが、
「成功度に応じて分割できることにしようか」と判定したりしました。
・いよいよ山場です。
PC達はこの村の秘密を知り、長女からから「妹と弟を村から逃がして」と頼まれます。
ですが、彼らは村長を説得して魔物を討つ道を選びます。
この時、男フェンサーが印象的でカッコイイことを言います。
「ならず者の旅の一座が村の守り神を討って逃亡した。それでいいでしょう」
この後PC達は村長一家に見送られて魔物を祀る祭壇へと向かいます。
・もうボス戦です。
そして魔物とご対面、戦闘に移行しますが、このゲームで戦闘を行うのは初めてで、
「強さがわかんないな? ま、こいつら(PC達の旅団)バランス悪いし」
とルールブックの雑魚データを適当に強化してその場で作成……結果は……
ほとんど瞬殺された……トホホ………
・で、エンディング。
PC達は逃げるように村を後にすることになります。
PL達には匂わせていましたが、姉弟には簡単な好感度が設定してあり、
それに応じて、PC達への対応を取ります。
結果を言うと全員トゥルーエンド(表現が微妙ではあるが)になります。
姉弟達は基本的に旅芸人一座に、着いて行く形で外の世界に旅立ちます。
もっとも、長女だけは「全員が出るわけには行きません。私はここで待っています。」
と、村に残ることとなります。
彼女にアタックをかけていた、男フェンサーは悲しそうでした。
・じゃ、感想を。
最初、サークル宛にルールブックが送られて来たと聞いた時は冗談だと思ったんですが、
実は真実だと分かり、「ま、セッションしてみるか」とプレイしたものが上記のものです。
ルールをうろ覚えのままセッションを開始したのですが、
ルールブックが非常に親切で読みやすかったです。
順序だって書いてあるということ、便利なリファレンスシート、
索引の使い勝手もよく非常に好印象でした。
もちろんオールカラーの見やすさも。
さらに大勢のイラストレーターのおかげで視覚的にも楽しめました。
その甲斐あって既存では用いられていないルールを多用しているにもかかわらず、
違和感無く楽しめました。
「わかりやすく、でも妥協はしない」というコンセプトが表されているいいゲームだと思います。
初めてゲーム(それもGM)をするのに、これほど楽だったことは初めてです。