音楽を使ったシナリオの作り方〜その1
TRPGをするにあたって絶対に必要な物がシナリオです。
プレイヤー達がどんな状況にいて、どんな場所にいて、どんな人物が出てくるのか。
プレイヤー達にとって必要不可欠なものであり、
これ無しにはプレイヤー達も、何をしていいのやら戸惑うことでしょう。
ひとえにシナリオを作ると言っても、作り方には様々な方法があるでしょう。
映画や漫画からアイデアをもらうとか、他人のシナリオのアレンジとか
私が経験したシナリオの中で面白かったのは、曲を元に作られたシナリオでした。
ストーリー性の高い音楽というものは探せば結構あるもので、
曲を元にしてシナリオを作ったことがある方も結構おられるのではないかと思います。
今日はそんな感じで、音楽を元にしてシナリオができていくさまを書いてみたいと思います。
1 選曲なるもの
まずは曲を選ばねば話は始まりません。
自分の好きな曲や聴いて驚いた曲など色々あるとおもいます。
今日は今かかりまくっている大塚愛の「Happy days」で作ってみたいと思います。
2 シナリオ作りその1
さて、歌詞に目を通すと結構使えそうなフレーズが出てまいりました。
最初のサビの
Happy days あなたと二人で
Happy days 手をつないでいる
Happy days 想いが届くような
Happy days 夢をみたよ…夢かい!!
というのが目につきました。ここまで見れば、ある少女が想い人と一緒にいたいゆえに
自分の夢の世界を作り上げて
そこに想い人(PC@)を閉じ込めるビジョンが走馬灯のように浮かんで来ます。
よってこれが出きるシステムを選定しましょう。
この場合はホラー系か現代物、
夢の世界というところから見てナイトウィザード(現代で魔法使い達が世界を守るTRPG)
あたりがいいでしょうか。
そこでこの少女は夢使い(夢を操ることができるクラス)。
想いの強さがフォートレスを生んだということになりました。
名前は…大塚 渚にしましょう。
次に最後のサビの
Happy days 星が一杯の夜
Happy days 待ち合わせの場所で
Happy days あたしはドキドキの味
Happy days あなたは後ろにいた
という部分から最終決戦場は星が一杯の夜空が見える公園、そこにPC達がやってくる
ということになりました。しかしこれだけでは少し短いのでもう2、3個イベントが欲しいところ
さらに歌詞カードとにらめっこを続けることになります。
しばらくにらめっこしている内にBメロの部分
例えば 気づけば 心を許せる仲間がいたりして
なんとなく余裕を持てるような 優しくなれるとか
例えば がんばったら みんな見守ってくれたりとか
つらさも涙も 変わってゆく シュンカン
が目に止まります。そうか、この渚には協力者がいたのか。
しかもかなり心を許している存在らしい。これはエミュレイター
(ナイトウィザードにおけるモンスターのような存在。
人の姿を取っていることもある)だなぁ、ということになり。
渚の友人ができました。名前は…上条 愛ということで。
エミュレイターである愛はなんらかの目的で夢使い渚に近づき、
彼女が片思いで悩んでいるところに目をつける。
目的については…エミュレイターの目的は人間のプラーナ(精神力)を奪うのが基本なので。
渚をうまく誘導して、多くの人をフォートレス(ダンジョン)に連れこんでプラーナを奪う。
愛には他人の夢に入りこむ能力があり、渚は他人を自分の夢に連れこむことが出きる能力がある。
一度に大量のプラーナを手に入れるために愛は渚を利用することを考えた。みたいな。
プラーナは、生命を維持するのに必要なものであり。
これがなくなると徐々にその存在が無くなってしまいます。
よって夢に連れこまれてプラーナを奪われた人は意識不明の状態で。
そうなるとPC2には渚の友人になっていただきましょう。
事件の真相に触れやすいのでいい感じに動いていただけるでしょう。
ここで愛が強力なエミュレイターであると物語が作りやすくなるので、
エミュレイター名『ナイトメア』にして、それを探して日本にやってくるPC3ができます。
日本での情報提供者にPC2を指定。
後は過去に『ナイトメア』によって大切な人を殺されたPC4なんかがいて、
『ナイトメア』を探すためにPC3に協力を求める、とか。
これでおおまかな部分はできたので後は細かい部分を詰めていくこととしましょう。
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